2024/11/24
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テーマ: 社交ダンス(9057)
カテゴリ: アートのはなし
<ゴシック様式>

次はゴシック、ルネッサンス、バロック様式のエリアです。

時代的にも場所的にもかなり幅があるこの3つを詰め込んだセクションを一度にご紹介するのは大変なのでまずはゴシック様式から。





ゴシック様式は12世紀半ばから15世紀頃西ヨーロッパに広がった、ロマネスク様式の次に栄えた中世美術最後の様式でした。


セオ・デ・ウルヘルの巨匠『聖オットーと聖エルメンゴル』(1495-1498)



ロマネスクのマンガのような2次元表現から、奥行きが出て3Dになりましたよね。


ジャウメ・シレラ『聖ミカエルと聖ペテロの祭壇画』(1432-1433)



ゴシックは特に建築で大変革をもたらしました。

大天才が現れて、ロマネスクの厚ぼったい低層建築を一気に天高くそびえ立つ大聖堂へと作り変えたんです。








リュイス・ダルマウ『コンセラーズの聖母』(1443-1445)



サン・ジョルディの伝説をご存知でしょうか。

4月23日をサン・ジョルディの日(世界本の日)と言うのは知っていたんです。自分の 戸籍上の結婚記念日 なので。

でもサン・ジョルディがどんな英雄かは知りませんでした。


作者不明『ドラゴンを殺すサン・ジョルディ』(1420-1450)



昔々、カタルーニャには恐ろしいドラゴンがいて、怒りを鎮める為に生け贄を捧げていました。

ついに王女様が生贄になる順番が来て、人々が悲しみに暮れていた時、騎士サン・ジョルディが現れてドラゴンと戦い知恵と力で王女様を救ったんです。





ドラゴンの血は美しい薔薇となりました。

それ以来カタルーニャの人々は、毎年4月23日をサン・ジョルディの日として、愛と知性のシンボルとして好きな人に薔薇と本を贈る習慣が始まりました。

4月23日が『世界本の日』として、ユネスコに指定されたのは1996年のことです。





こちらから どうぞ。

(つづく)






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Last updated  2024/11/24 09:23:28 AM
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