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題名とハイビジョンとR指定にて録るには録った一作。引き出してみたらお話は人里離れた森林に迷い込んでしまった若者達を襲う殺人者の恐怖という今時珍しい正統派スプラッタだった。それも薄気味悪いキャラやシチュエーション、そして名の知れぬ若い役者達が顔を並べ、女優陣は揃ってタンクトップで逃げまどうというのはどう見ても「悪魔のいけにえ」の色だが、それでも怖さの見せ方がツボ抑えていれば許せてしまうのがホラー映画のよいところ。けどスタン・ウィンストンが手がけたメイクは低予算では栄えがないのか貧相な出来。そして一見イイ女に見えた女優陣も次第にアラが目立ってくるのは演出が悪いのか女優が悪いのか。いや、やっぱオッパイなのかな……。まぁともかく続編が作られることはなかろう。画質は結構丁寧な撮影を見せているのだがいくらか甘め。音場感は結構あった気がするが記憶に残らず。
2006.01.29
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月曜日、雪の中出勤しようとしたらあまりに道路条件が悪かったので挫折。どうせ午前中は空いているので年休とし、その時間どうせとこの一本を消化。「THE JUON」はタイトル通り、清水崇のショッカーホラー「呪怨」のハリウッドリメイク作。オリジナルはビデオ作で映画にまでなりWOWOWで拝見したが、繋がりのあるオムニバス形式にしてビデオ作らしい低予算の脅かしを畳み掛ける出来には多少面白味感じたものの、黒髪の女霊はもうなんとかならないもんかと新鮮味に欠ける出来だった(まぁそれでも全作観ているのだが)。それを今回はハリウッドリメイクということで、この怨念作が宗教観の違う向こうでどう受けいられるのかと思ったが、興行首位はとるし続編は作られるわと、なんか作品の出来というよりは、恐怖感の飽和しているハリウッド映画の中、どんなものでも受け入れ消化してゆこうとするアメリカ人の貪欲さといったものを感じさせられる気がする。ではそれを日本人が観るとどうかななのだが、監督を当人に任したせいもあってか、主演にサラ・ミシェルゲラー、それに ビル・プルマンなんて準A級使ってそれなりに品位上がっていいようなものの、舞台設定はほとんどそのままなのでなんか違和感が大きい。せめて世界を意識するのなら、体の大きいアメリカ俳優を狭い日本家屋押し込まないで、「ロスト・イン・トランスレーション」のようなもっと彩った撮影で見せてもよかったのではないだろうか。また、よって話もホントオリジナルほとんどそのままのリメイクである。まぁ国内映画版もその作りではあったが、さすがに三作同じの続けるというのもあまりに能がないのでは?画質は国内撮影となると光量のせいか電圧のせいか、イマイチノイジーになるのだが、クライマックスだけやけに高S/Nの高画質。音場感もそれほどこけおどし効かせることなくそれでも結構効いてた。
2006.01.23
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今日は雪の休日。こういう日こそ昼間から家でゆっくり映画を観れるというもの。一本は先日無料レンタルで借りてきて火曜日までに返さねばならない2時間超えの「キングダム・オブ・ヘブン」に決まっているので、もう一つは軽く短く楽しめるやつ……と、二階のVAIOにリンクすると、まず出てきたのがこの一作。デジタル放送をVAIOで録画すると、作品選択はBSチューナー操作画面による頭出しだけになり、続いて何も録画していなければ前回停めた箇所から再生が始まるのだが、録画してあると録画した最新作の頭が出だしとなる。よって前回途中で停めていれば、その位置に戻るには頭出しで戻ってサーチかけねばならないので、つい録った最新作から消化してゆくことになりがちなのだ。まぁこれでもいっかという感じだったが。内容は珍しいフレンチスパイ映画。モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルのハリウッド好み(?)の組み合わせによる「ミッション・イン・ポッシブル」を意識したようなスパイアクション映画か……けどフレンチアクションってどーもつまんねーかんなぁ……なんて感じであまり期待せずに流した一本だったが、なんとも地味。アクションらしいアクションもそれほどでもなく、それだけに映画的にはなんだけどやけにリアリティあるなぁ……と思ってたら実話基でした。それを知ってれば少し見方も変わっていたかもしれないが、なんせそれほど興味なかったので知らなんだ。まぁ勿論かなり脚色もされているとは思うが、それでもスパイってこういう世界に生きてるんだって見方ができるこのような作ってあまりないのではないかな。画質はさすがフレンチメジャー系の作品だけあって緩めではないが抜けは今一歩。音場感はフツー。
2006.01.21
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劇場未公開の珍しいイギリス産のゾンビ映画。考えてみればイギリスのホラー映画なんて記憶にないが、それもお国柄なのかそれともあまりつまらなくて公開されなか…果たしてこれも、らしい血のりや結構グロい描写もあるもののホラーというよりコメディの系。でも結構観れた。そういうわけでお話も説明する必要はないのだが、行埋めるのに少々記せば、気が弱く無神経な主人公が更正しようとしたある日、周りがゾンビになっていて……というお話。コメディというかゾンビ映画のパロディといった方がいいのかな。それだけにゾンビ描写には忠実で、久々にゆっくり歩き内蔵食らう落ち着くゾンビを見せてくれる。そしてそのパロさも、ブラックジョークの本家らしい英国テイストで描ききるのがやっぱりお国柄らしい。画質はSDだったので。音場感は案外あった。
2006.01.17
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今日で冬休みも終了。最後の締めというにはちょっとショボイ選択だが、このところ観た作品の系統からすれば、この辺でこういう一作をもってこなければ。お話は、ご存知ゾンビシューティングゲームの本家、「バイオハザード」映画版の続編。前作はゾンビウィルスの侵された地下施設からの脱出劇だったが、今回はそれが地上に漏れゾンビ化した街からの脱出劇。これは原作(?)通りなのかな? ゲームやらない私にとっては定かではないが、新しく登場するキャラやモンスター、その中でターゲットを探せという展開からしてそのままゲーム的な作りである。主役は前作に引き続きミラ・ジョボビッチだが、その前にまさにCGで作ったようなイイ女が、なんでだかありがたいことにミニスカチューブトップで登場。そして両方その華奢な肢体して強いこと強いことは違和感大だが、まぁそういうこと気にしていたらこういう作は観ていられませんので。つーわけでお話は気にしないように。流れとアクション、その肢体と死体を堪能しましょう。高画質ではあるが、夜の屋外舞台が多いため前作のようなハイビジョンに映えるメタリックな風合いは皆無。明るい場面でもいくらか甘め。音圧はないけどよくまわしよく飛ばす音場感は楽しい。
2006.01.09
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海洋生物ドキュメンタリーの最新作が待望のハイビジョン放送。最近、書籍「へんないきもの」の続編や「ファイティング・ニモ」を堪能し、海洋生物の魅力を再認識していたタイミングでのこの視聴となった。動物を追う純(?)ドキュメンタリーなので、お話は当然なし。解説も語り部程度に添えられ、主に追い追われ、食い食われの弱肉強食のリアルな海での舞台が劇場作らしいスケール大きな楽曲と共に繰り広げられる。ということで退屈かというと全然そんなことはなし。勿論珊瑚礁の美しさや、発光するエイリアンもどきの深海生物など目を見張るものもあるが、鯨やオットセイを残忍に襲うシャチや、陽が落ちた後、獲物を狙い動き出すウツボや鮫などの恐ろしいこと恐ろしいこと。そして逃げ惑う小魚達やそれを養うプランクトン……そんな姿から、こんな我々なんてその恐怖から逃げ出したプランクトンより弱者の末裔か……なんて思いがフト過ぎる。そう、こんな美しく、こんなに食べ物が豊富で、こんなに刺激に満ちた楽園を締め出され、乾燥や風雨にさらされ、強烈な紫外線や有毒酸素の満ちた地上に這いつくばるしかなかった我々の遠い故郷とその生き様。なんかそれをしみじみと感じさせられてしまうところだ。NHKのハイビジョンドキュメンタリーに見慣れた目にはノイジーで低解像度に映るものの、十分観れるハイビジョン画質。楽曲や環境音を結構まわす音場感あり。
2006.01.08
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そして今宵はフェリーニを。映画好きなら一度ぐらいはどんなモンかと覗いてみたいイタリア映画界の大家、フェデリコ・フェリーニ。とは言ってもなかなかクラシック映画に満足度を得ることは稀なもの。大体今の映画はこれら名作が土台になっているようなものなので、よりその向上に近いものを目指して日々作られる作に晒される流れの中において、その根源に新鮮味を感じ得れるのは、当時その旨味を味わえた人か、最近作に過食気味でウンザリしている人でもなければ……というところじゃなかろうか。つーことで私としちゃ後者に入る部類かもしれないが、過食気味でウンザリと言うよりは、不味い美味いも、お皿に載るならつまんでみとこうという感じでのNHKのハイビジョン放送。ストーリーはクラシックらしく、幌バイクで芸をしながら旅を続ける旅芸人とそこに売られた一人の女の物語。最初から凄い惹きつけがあるわけではなく、中盤も地味目、ラストは見せ過ぎって感はあるが、それでいてなんなんでしょ? この肝となるクライマックスの惹き込みは。決して見せつけてるわけじゃないのに涙腺にきました。まぁそれには役者達の演技やニノ・ロータの楽曲の術ってもんがあるのも確かですが、こういう作ってやっぱ当時簡単に作れるものじゃなかったんでしょうね。画質は元々がモノクロのスタンダード。素材を考えると最新のHV映画と同等に評価が出来るもんではないけど、十分に観れる画質。音も同等。
2006.01.06
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今宵はフランス映画を。しかもフランソワ・オゾンです。お話は、スランプ中の売れっ子女流ミステリーが休暇と創作を兼ね出版社社長の別荘を訪れ、そこに現れた奔放な娘に翻弄されてゆく話で、一応ミステリーということですが、ちょっと一筋縄にはいきません。話の流れはたいしたことないものの、ラストでムム? となります。もう一回観直すとまた気づく部分もあるかと思いますが、まぁ時間はないんでやめときます。主演は御大シャーロット・ランプリング。さすがにハマり役というかハメてしまう演技力ですが、う~やっぱ最早色気は微妙なところ。そこが狙いかもしれませんが、もうチョイ生気ある顔の女優さんが欲しかったかな。そして相反する若娘を演じるのがリュディヴィーヌ・サニエ。美形の童顔ながら煙草姿がやけに板につくこれまたハマリ役。柔そうなフルヌードを惜しむことな披露してくれますが、なんつっても泳ぎ姿が良かったすねぇ。つーことでこのまま終わったら……の流れも、そういうラストで何とか救いありの一作。画質はオゾン調らしい繊細さは出ているが、いかにもマイナーヨーロッパ系の淡甘風。音もさすが楽曲使いは上手いがモノラルに近い。ま、それでも味薄れることないけど。
2006.01.05
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正月二本目はこれとなった。戦後動乱期の日本を傍若無人に駆け抜けた一人の朝鮮人「金俊平」の壮絶な生涯。原作は梁石日。この人の名は「闇の子供達」で既知だったが、それを読んだきっかけはその作を購入した同僚の女教師が「持ってるもの酷だからあげるわ」と頂戴したため。読んでみると確かにエロとグロ、痛みと酷さの描写には不快に感じるぐらいの描き込みがあったのだが、それでも同じ酷さの新堂冬樹なんかよりは比較にならないほど熱い想いがこもってるのを感じたものだった。それもこういう背景があったせいなのか、一応自伝的小説ということで描かれるのはその父。新天地日本に夢を馳せ一人大陸から渡ってきた男が過酷な朝鮮人労働者の状況の中、並外れた凶暴さと強欲さで身内を不幸にしながら生き抜いてゆく様。きっと原作では当時朝鮮人たちが置かれた立場や境遇、そんな生き様しかできなかった男に振り回されるもっと身内達のもっと過酷な思いが痛々しく描かれているのではないかな。この作でもまぁそれなりに描こうとはしているのだが、最初のレイプシーンからして何じゃこの出来……という感じ。別にレイプマニアではないのだが、掴みでこの演出ではしょぼ過ぎるぞという感じだった。まぁ大体主演のビートたけし、俺は役者としてはダメだと思う(監督としてもまったく好みではないが)。なんか演じてます!って感じが出すぎてるし、どうにも役者としての華や存在感、余裕が感じられないんだよな。よってこの人を主演で使う監督も論外って感じ。実際見せ方の流れもスムーズじゃないし、楽曲の使い方もいかにもな単調。それでいてエロとバイオレンスだけ過剰気味ってで、しかも今時下品なボカシ入り。どうせかけられるの知ってる日本人監督ならもっと見せずにヤらしい撮り方せい! っちゅー感じ。そしてもっと当時の朝鮮人達の境遇とか日本人の見方とか、ズバッと描くとこ描けば絶対もっといい作に仕上がるがったはずって気がする。画質は邦画としてはいい方。ま、高画質ということはないが、あまり綺麗な画質でも合わないかも。音場感は冒頭の波音からおっ…と思わせるが、当然中身にそれほど聴かせる音設計はなし。
2006.01.03
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今年も最初の新年視聴は甥っ子達とこの系となった。さすがに一人で観るにゃ気がひけるこの一作だが、子供達お気に入りのシリーズなので毎年しっかりD-VHSにムーブ保存。ということでこの正月、既に5~6度は観てるはずだが、「じゃぁ今度はおっきい画面で観ようね~」と、俺も混ぜての大画面視聴は大人たちもかぶりつきにしていた。なんせさすがに画質が綺麗。これだけの高画質となると、画面が大きくなるほどのそのディティールが際立ってより面白みが増す感じだ。そう、子供ならこういう作、お話だけでも楽しめるが、大人となるとそれだけでなく、この中で緻密描かれるそんなディティールに惹きつけられる。波の動きを通した採光までをも計算し、海中に見せる珊瑚や様々な生物海生生物達による彩色美とその動き。漂う鮮やかなイソギンチャクの触手に隠れる主演のクマノミ、大きく優雅に不気味に舞うエイ、ヒラメに海馬、蛸の幼生……それだけでなく生物好きには堪らない数々の愛くるしくコミカルな動きをここまで再現してしまうとは! 中でもポスターのメインを張っているホオジロザメのブルース! 思わず「こえ~…」と呟いてしまったその肌感や歯の羅列、そして血の匂いでまさに目に色変わるその有り様の描き方にはぶったまげた。まぁこういう部分に惹かれない無理した大人達にはただのアニマル子供アニメにしか映らないかもしれないが、それはホントもったいないことです。けどお話的にはイマイチ物足りなさあるのがあるかな。でもしっかり保存版としてとっておこう。そういうわけでピクサーCGアニメの文句なしの五つ星画質。海の中ではなんか今一歩に感じたが、これも海の外との画作りを変えるため。そんなとこまで繊細に拘る作りが他にできるか? 音場感も見せるところで思い切り使うさすがのプロの仕事ぶり。
2006.01.02
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