お出かけ 北海道・東北・関東 0
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お買い得フリーエージェント選手・第5位の黒田博樹高田繁、辰巳琢郎、河合奈保子、大塚愛の出身地である大阪市住之江区にある地下鉄四つ橋線北加賀屋駅近くの 巨大ロボ工場!?これはフジテレビの人事局長の弟の現代美術作家ヤノベケンジの「ジャイアント・トらやん」という作品で、阪急京都本線と大阪モノレールの南茨木駅の前にNo.3がある「サン・チャイルド」のNo.1とNo.2や、「ラッキードラゴン」も一緒に展示されてる・・「Open Storage 2014-見せる収蔵庫-」近年では、数多くの大規模な展覧会やアートイベントが開催されアーティストが大型作品を発表する機会が増えています。その一方、広い制作場所の確保が難しく、作品の縮小、会期終了後の解体や廃棄を余儀なくされるといった、アーティストが直面する創造環境面での課題があります。このような状況に一石を投じ大阪の創造環境の向上に寄与したいとの思いから、工場・倉庫跡を大型作品を無償で保管・展示する「MASK (MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」へ再生する構想が2012年に始動しました。その収蔵作品群が11月8日から初めて一般公開されていて期間は11月24日までの金・土・日曜日と祝日の午後1~7時入場無料ヤノベケンジの他、やなぎみわ、宇治野宗輝、金氏徹平久保田弘成の計8点の作品が出展されていて、14日(金)と16日(日)には金氏徹平による新作公開制作も行われます。住所は大阪市住之江区北加賀屋5-4-48。
2014.11.13
グループ全体の売上は、11ヵ月連続のプラスと好調の伊勢丹なんですが、東京・新宿すら上回り合計の売り場面積は20万平方メートル以上の日本一の百貨店激戦地区の大阪・梅田では阪急百貨店梅田本店 1446億円阪神百貨店梅田本店 892億円大丸梅田店 628億円JR大阪三越伊勢丹 303億円12年度の売上は、ダントツの最下位という結果で売り場面積を約4割に縮小する事になった要因の一つイズミヤとの統合で、売上高1兆円に迫る事になったエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの稼ぎ頭で高島屋横浜店、高島屋東京店をも上回る売上を誇る阪急うめだ本店「半沢直樹」では東京中央銀行大阪西支店として登場したその9階の阪急うめだギャラリーで、現在催されてるんが清川あさみ男糸DANSHI展兵庫県淡路島出身で、阿久悠、笹野高史、鎌田実堀井雄二、ミセスキャべジこと、キムラ緑子『S -最後の警官-』の藤堂裕、高畑充希の前のピーターパンだった宮地真緒の母校でもある兵庫県立洲本高等学校を卒業後にモデルを経て糸や布を使って写真に刺繍を施すという独特な手法でアート作品を生み出し、CMや広告など幅広い分野で注目を浴び、「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv」というBS日テレの番組のMCもしている。今回は、最新作「男糸 DANSHI」からの27点に加えて「HAZY DREAM」と「Complex」シリーズから32点を展覧。浅野忠信×日本武尊綾野剛×芥川龍之介内田篤人×アキレスEXILE KEIJI×陸遜EXILE TAKAHIRO×太陽神ヘリオス金子ノブアキ×大天使ミカエル桐谷健太×東洲斎写楽窪田正孝×沖田総司隈研吾×松尾芭蕉栗原類×スナフキン高良健吾×岡本太郎斎藤工×高杉晋作瀬戸康史×シャ-ロック・ホームズSen×ルネ・ラリック大東駿介×孫悟空Def Tech×ハワイの四柱の神永瀬正敏×親鸞中村獅童×諸葛孔明中村達也×ブルース・リー永山絢斗×ドクター・ドリトル成宮寛貴×オスカー・ワイルド東出昌大×牛若丸(源義経)福士蒼汰×ロビンフット松尾スズキ×杉田玄白松坂桃李×森蘭丸茂木健一郎×アインシュタイン行定勲×ヘミングウェイ渡部篤郎×森鴎外大天使ミカエルは羽、解体新書の杉田玄白は骸骨スナフキンは帽子とか、分かりやすいのは希でアインシュタインにアッカンベーをさせへんしでかい東出昌大に、チビの牛若丸させるとか凡人には思いも寄らへん発想力をしてるんでタイトル見ても、わからん作品が多かった浅野忠信の胸毛とギャランドゥすげー!でも、ゲイじゃないんで、「男糸」よりも外人女性のヌード作品「Complex」シリーズの方が、自分は好み入場料は一般700円、大学・高校生500円、中学生以下と朝日友の会は無料で、2月15日(土)までです。
2014.02.06
マヤ文明では、滅亡の日と言われてる今日ですが大コケ全力少女武井咲が宣伝する神戸市立博物館の「マウリッツハイス美術館展」杏が宣伝する京都市美術館の「大エルミタージュ美術館展」に比べて、地味な印象の国立国際美術館のエル・グレコ展アメリカのメトロポリタン美術館、ボストン美術館スペインのプラド美術館をはじめ、世界中からエル・グレコの油彩画50点以上が来日日本初公開作品も数多く、国内史上最大のエル・グレコ展となっているが、例の如く朝日友の会で、無料で観た感想を書きますベラスケス、ゴヤとともに、スペイン三大画家と呼ばれるエル・グレコなんですが、本名はドメニコス・テオトコプーロスで、エル・グレコとはギリシャ人という意味です高さ3mを超す「無原罪のお宿り」は圧巻の迫力やったけどグレコの描く天使は、あんま可愛いないなグレコは、注目させたい人物を目立たせる為に今年流行のバーガンディーを効果的に使ってた気がした。「キリストの復活」では、キリストがドヤ顔でしたが世界初公開の「聖マルティヌスと乞食」とか数点では何を考えとんのか分からへん表情しとったな「受胎告知」ほか、多くの作品で登場する白い鳩はキリスト教で聖霊を象徴していて、公園とかで甘やかされてる世界中の鳩は、キリスト教に感謝せな「聖ラウレンティウスの前に現れる聖母」を除いてグレコの聖人イメージは、鼻が尖り痩せていて青白い顔のストイックな雰囲気らしくて「聖ヨハネ」に到っては、顔色が悪すぎてデスラーに近かったです「ディエゴ・デ・コバルービアスの肖像」というグレコが模写した絵と、元の絵が並べて展示してたが元の作品の人物より、痩せて顔色が悪かった非常に人間的なマグダラのマリアと違い、マリアやキリストは流石に神々しい雰囲気で描かれてましたが。「十字架のキリスト」なんて、磔にされてるのにS字曲線が美しいお姿でしたしほんまにグレコの作品か?と思った血色の良い「白貂の毛皮をまとう貴婦人」のモデルはグレコの愛人という事で、納得したB2Fでは、ナフタリンを使い、時間と共に変化する作品や、金木犀の葉脈を用いて作り出した巨大な布状の作品《景色のはじまり》を展示する宮永愛子-なかそら-空中空撮影OKの展覧会をしていて、エル・グレコ展と同様地球が滅亡していなければ、クリスマスイブまで展示される事となっているタンスの嫌な匂いはしなかったですこのページのトラックバックURL:http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/30650103虎団Jr. 虎ックバック専用機に承認後に反映されます。
2012.12.21
雨スゲー!雷こえー!そんな本日に最終日を迎えた高島屋大阪店7階グランドホールで、催されている著名人がつむぐ 100歳の詩人柴田トヨ「くじけないで」展 1991年生まれ、現在101歳となられた柴田トヨさんは私1九十を過ぎてから詩を書くようになって 毎日が 生きがいなんです体は やせ細っているけれど 目は 人の心を見ぬけるし 耳は風の囁きが よく聞こえる口はね とっても達者なの「しっかり してますね」皆さん ほめて下さいますそれが うれしくてまたがんばれるの私90歳を過ぎてから詩作を始め、98歳で発表した詩集くじけないでねえ不幸だなんて 溜息をつかないで陽射やそよ風は えこひいきしない夢は平等に見られるのよ私 辛いことがあったけれど生きていてよかったあなたもくじけずに『くじけないで』が160万部を記録した先生に私をおばあちゃんと呼ばないで「今日は何曜日?」「9+9は幾つ」そんなバカな質問もしないでほしい「柴田さん西条八十の詩は好きですか?小泉内閣をどう思いますか?」こんな質問ならうれしいわ今回の展覧会は、柴田トヨさんの詩を市川團十郎市原悦子、コシノヒロコ、佐久間良子、佐々木秀実舞の海秀平、三浦雄一郎、三國連太郎、水谷豊武良布枝森昌子、八代亜紀、渡部陽一、AKBの知らん奴など著名人36名が揮毫した作品が展示されている。秘密私ね 死にたいって思ったことが何度もあったのでも 詩を作り始めて多くの人に励まされ今はもう 泣きごとは言わない九十八歳でも 恋はするのよ夢だってみるの雲にだって乗りたいわやたら、片岡鶴太郎の作品が多かったけど詩をと一緒に、鶴ちゃんお得意の絵が添えられやなせたかしもアンパンマン風キャラを描いて、個性を出していた。木版画家としても有名なジュディ・オングやプリンセス天功の作品は、とってもアートやったEXILEのTAKAHIROは、字うめーな!斉藤由貴は、落書みたいだったはいすくーる落書やもんな遠藤保仁と菊池雄星は、非常に読みやすい字だったな流行世界の何処かで今も戦争が起こっている日本の何処かでいじめも起きているやさしさのインフルエンザが流行しないかしら思いやりの症状がまんえんすればいい荒木経惟が撮影した柴田トヨさんの写真も展示されていました。実は、行く前は柴田トヨさんに全く興味なくて朝日友の会の無料招待だから行ってみただけやけど予想以上に良くて楽しめ、儲けもんやった
2012.08.14
水玉だらけや!大阪市立科学館の横にある国立国際美術館では豊崎愛生の最新曲の作詞をしているつじあやの、三代目魚武濱田成夫の母校京都市立銅駝美術工芸高等学校が、かつて京都市立美術工芸学校だった時の卒業生である派手なカツラをしてないと誰だか分からない草間彌生の『永遠の永遠の永遠』展が開かれていていつものように、年会費1630円で美術展に40回行ける朝日友の会の会員証を使って観に行ってきました。沢山の顔の落書きって感じの「愛はとこしえ」描いた後に上下を決める抽象画の「わが永遠の魂」若い頃のヌード写真など、初公開作を中心に約100点が展示されていたが、国立国際美術館にはよく来るけど、外やロビーにオブジェが飾られてたり導入部、「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」と「大いなる巨大な南瓜」という作品は、撮影OKで注意事項で、ブログ、ツイッターで紹介するのを奨励していたり、こんな展覧会は初めてや パンプキーンB2が『永遠の永遠の永遠』の会場で、巨大南瓜があるB1は、国立国際美術館が所蔵してる美術品の展示だが「銀色の希死」等、3点の草間彌生の作品も飾られサンシャイン60を「キン肉マン」に登場するサンシャインが登る町田久美「危うし60階(奇襲するプリズン・ス・ガモー)」等面白い作品も多いので、折角なので観た方が良いと思います。会期は4月8日までですが、あの堂島ロールで知られる モンシュシュの堂島本店と肥後橋店では、期間限定で草間ロールを販売してるので、そちらもどうぞ
2012.01.29
左翼紙の朝日新聞が主催する美術展に年間40回行ける朝日友の会に年会費1630円払って入っているので京都駅ビル、美術「えき」KYOTOにて文化勲章を受章した洋画家・荻須高徳の生誕110年記念荻須高徳展憧れのパリ、煌めきのベネチア10日までなので、観に行ってきました風景画で有名な人みたいで、ほぼパリとベネチアの風景画で、最後に人物画と静物画が少しだけ展示されていた。続いて、高島屋京都店7階グランドホールで会田誠、青山悟、池田学、石原七生、上田順平O JUN、岡本瑛里、風間サチコ、樫木知子、熊澤未来子鴻池朋子、近藤聡乃、指江昌克、染谷聡、棚田康司、束芋天明屋尚、南条嘉毅、藤田桃子、町田久美、三瀬夏之介宮永愛子、森淳一、山口藍、山口晃、山崎史生山本太郎この山本太郎は、メロリンキューと違う方だから山本竜基、吉田朗、龍門藍、渡邊佳織日本の現代アート、31の気鋭作家によるZIPANGUジパング展こっちも10日までなので、足を運ぶ東日本大震災の義援金とする為、サイン入りTシャツが出品されてるみたいです。国際美術館とかで観て、何人かは知ってたが特にお気に入りなのが、巨大なフジ隊員がキングギドラに犯される絵や、沢山の全裸少女がミキサーに潰される絵とか、ロリコン趣味のスク水JCの滝の絵とか、エログロな作風の会田誠 なんですが今回の「大山椒魚」も、グロテスクな大山椒魚との対比で割れ目丸見えの全裸少女の美しさを際立てたらしい作品だった1点だけなのが、少し物足りなかったな他に印象的だったのは、最初にあったというのもあり 文明の営みと自然の融合を超細密画で描いた池田学の作品や南アW杯公式ポスターを手掛けた事で知られる山口晃の作品で、ちゃんとした屏風絵なのに、左端に説明すると言いつつ、結局何にも説明してないマンガが書かれていたものとか反原発と違う方の山本太郎の伝統的な屏風の様式を取りつつも従来は描かれなかった掃除機やクリスマスを題材としている作品、サッカーW杯ドイツ大会公式アートポスターに選出された天明屋尚はガンダム展でも観た事ある人やけど、今回は暴走族の特攻隊と神風特攻隊をフュージョンした暴走族風のゼロ戦の作品とか、上田順平って人のウラシマピーターパンって可愛い陶磁器の作品等まさにジパング展って、内容の展覧会だった。 他にも、中世の宗教画のタッチと、独特な色彩で鮮烈な印象を残す岡本瑛里「奪還」とか全裸で足袋って、女のくせにエロが分かってる全裸の少女なのにエロ過ぎないのが、女ならでは山口藍の作品や手塚治虫のブッダを、学生がリンチしようとする山本竜基の作品もインパクトがあった。 鴻池朋子って人の訳の分からん(どうやらミミオらしい)キャラ6本足の狼、人の脚をした蜂、無数のナイフ目が怖い少年かと思いきや、実は少女とかが本の形をしたスクリーンに、鉛筆画のアニメーションが映し出される「mimio -Odyssey」って作品は意味分からん11分なげーよ労力は評価するけど、もう1つの襖絵の方が個人的には良かった。石原七生の「海人 Lucky Dragon No.5」って作品も 海女と海の生物は分かるけど、戦闘機に、何故か象までいて、凡人には天才は理解できないな輝々麒麟作品そのものよりも、タイトルが印象に残ったこのページのトラックバックURL:http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/27202201虎団Jr. 虎ックバック専用機に承認後に反映されます。
2011.10.04
他力本願往生この斬新な瓦せんべいは、親鸞聖人750回忌記念企画「親鸞展」が全国巡回中で、現在は広島の福屋八丁堀本店で行われてますが、この前は阪神百貨店でやっていて、一応、我が家は浄土真宗だし朝日友の会の会員は無料だという事もあり観に行った時に購入したものです。大阪府門真市に本社がある世界の海洋堂の十分の一スケール親鸞聖人像も売ってたがお高いので、630円の瓦せんべいにした親鸞は、1173年京都に生まれ、9歳で出家し、比叡山延暦寺で修行した後、法然に入門し、寵愛していた側近の女性2人を、法然の弟子が出家させた事に腹を立てた後鳥羽上皇は、その弟子2人を死罪にし、法然は讃岐へ、親鸞は越後に流罪となり罪が赦された後、関東で布教活動を行い、承久の乱で敗れた後鳥羽上皇が流されたので、京都に戻り1262年、生涯を閉じる。親鸞の生涯はしんらん事も、あったので勉強になったいきなり、話は変わり過ぎますが、親鸞展の話だけでは少し物足りない感じがしたので、先日、新大阪駅でどんな所へも顔を出し、人懐っこい笑顔を振りまく性格の兵庫県のゆるキャラ、はばタン体と同じく柔軟で優しい性格の姫路市のしろまるひめ、 明石市の時のわらしを目撃した画像を、お楽しみください。
2011.08.22
万札の上に札は作らずで、知られる福沢諭吉は「ハートキャッチプリキュア!」「パネルクイズ アタック25」、「新婚さんいらっしゃい!」「大改造!!劇的ビフォーアフター」等で知られる朝日放送の大阪福島にある社屋の場所にかつてあった中津藩蔵屋敷で生まれたそうだ。やっぱ諭吉さんが、日本一有名な大阪人で間違いないやろなそこから近くにある国立国際美術館でウフィツィ美術館自画像コレクション展に、いつもバカな事ばかり書いてるので、正真正銘のバカだと思われないように、知的な部分をアピールすべく観に行ってまいりましたウフィツィ美術館は、イタリアのフィレンツェにある世界遺産の美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」「プリマヴェーラ」等ルネサンス絵画の宝庫として有名ですが、一方で1700点を超える画家や彫刻家の自画像も所蔵されている。ミスター自画像 レンブラントはじめ、ドニ、シャガール等はいかにも彼等らしい自画像だったんですが美化された裸婦を描くアングルの自画像が全く美化されてなかったり、シュルレアリスムのデ・キリコの自画像が、案外普通だったりイメージと違うのあって、面白かった一般的に有名な画家しか知らない素人なもんで大部分が知らない画家だったんですけど鏡を見ながら自画像を描いている画家を背後から描いたヨハンネス・グンプの作品やあたかもキャンバスを破って、人が出てきたような騙し絵のニコラ・ファン・ハウブラーケンの「花輪の中の自画像?」、実際に反ナチスの活動で収監されていた事のあるロベール・アイツの囚人服を着た自画像、ルーチョ・フォンターナのまるで落書きのように「私はフォンターナ」と書かれただけの現代美術らしい自画像等など知らない画家の作品も楽しめたので、思わずウフフィとなる展覧会でした
2011.02.01
♪カランコロンカランカランコロンカランコロン♪カランカランコロンお化けのポストに手紙を入れりゃどこかで鬼太郎のてな訳で、朝ドラのゲゲゲの女房が高視聴率で、今年に入って話題沸騰中の水木しげるさんの米寿を記念して梅田の阪神百貨店で開催中のゲゲゲ展を、アサヒメイトはタダで観れるので行ってきました阪神梅田駅の前に、阪神帽のオッサンと鬼太郎ファミリーが並んどる境港の水木しげるロードでお馴染みの妖怪ブロンズ像や、『河童の三平』『悪魔くん』『ゲゲゲの鬼太郎』の原画に単行本掲載された雑誌、水木しげるさんの仕事道具リアルゲゲゲの女房の写真等が展示されていた。墓場鬼太郎とゲゲゲ鬼太郎、悪魔くんの松下一郎版と山田真吾版、それぞれの同じ場面が並んで展示されていたので違いを比較しながら観れるんが、おもろかった。それから、水木さんの妖怪以外の漫画を初めて観れたんも収穫やったな。ゲゲゲの旦那が心がけてる事は仕事第一健康第一睡眠第一だそうです普段は東京・深大寺「鬼太郎茶屋」でしか食べれない妖怪メニューが味わう事が出来て一反木綿ハワイを食べました一反木綿の寒天が乗ってるだけのブルーハワイかき氷でしたけどねスーパーボール超巨大ガチャガチャがあるグッズ売り場には500種を超すグッズが置いてありましたが1番安いノートを購入米寿に因んで、下駄の鼻緒が八八になっていて、限定アイテムのようです。
2010.08.28
国立国際美術館新築移転5周年記念「絵画の庭ーゼロ年代日本の地平から」という特別展が4月4日まで開催してますが18歳以下は無料という訳で、観に行ってまいりましたいや、本当は朝日友の会会員で無料だったんで、行ってきたんですがまずB3の会場に行くと、女性の股間に花が咲く緑がかった肌の異星人っぽい物のオブジェと絵画が並んだ加藤泉の作品が展示されていた。続いては、ぱっと見はマンガの1コマのような後藤靖香の墨汁アートの展示。次は、超有名な奈良美智の作品。誰でも真似して描けそうな絵やのに、観てるとメロメロ~になるねんなそれから、お金の絵(猫が散財)とか胡桃の仏像や、ヘルメットの中が鍾乳洞などユニークな作品が多かった森千裕など計15名のアーティストの作品を観た後エスカーレーターでB2会場へ向う。すると、この展覧会のポスターやチラシに使われてる奈良美智の「The Little Judge」が展示していた。次は、シンプルな線と強烈な色彩の草間彌生の作品でした。町田久美って人の作品は、まるでアニメのセル画みたいやったな。思わず笑ってしまう田んぼの畦道と少女の髪の分け目が同化してる絵や萌え~なスク水の女子中学生だらけの滝の絵に無数の全裸の少女が巨大ミキサーの中で、潰されてる絵の会田誠は、かなり好みはまぐち さくらこの作品は幼稚園児が描いた絵みたいで凄いな村上隆率いるカイカイキキのメンバータカノ綾の作品は裸に靴下の少女を描きながら、女性が好みそうな絵柄やった。いや~~んフ ェラチオや騎 乗位してるやんアートを堪能した後は、美術館の近くにある松阪牛専門店Mデリ&バーガーで松阪肉100%中之島バーガー(680円)を堪能いたしました。うんま~卵をふんだんに使ったフワフワバンズも美味しかったな
2010.03.05
瞳に星花が舞う少女漫画雑誌『なかよし』や『マーガレット』の表紙イラスト等を描き、60年代から80年代に絶大な人気を誇り、その後の少女マンガに多大な影響を与えた高橋真琴。その高橋真琴の「夢とロマン展」というのが美術館「えき」KYOTOで本日まで行われますが昨日、観に行ってきました。正直、オッサンには馴染みのない世界ですけど朝日友の会会員で無料で観れるんで行ってみたら綺麗可愛い萌え~ なかなか楽しめる展覧会やったんで女性ばかりの中で浮きまくりながら観てきた甲斐はあったな
2010.02.21
ルーブル美術館展 posted by (C)YOSHIYU機現在、関西では京都と大阪の2ヶ所でルーヴル美術館展をしてるんですがどっちかと言うと、彫刻よりも絵画の方が好きなんでフェルメールの「レースを編む女」が初来日の京都の方が断然観に行きたかったんですけど朝日友の会はタダで観れるという事なので地味な大阪の方に行ってきましたコルテオ posted by (C)YOSHIYU機今、国立国際美術館近くではコルテオしてんねんなルーブル美術館展と言えば、何年か前にも古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門を中心とした展示も観に行ったなぁ。ルーブル美術館展 posted by (C)YOSHIYU機今回の大阪のルーヴル展は、知ってる画家と言えばベラスケスとティツィアーノとブーシェくらいでルーベンスは習作しか展示してへんかったからミーハー絵画好きには、少し物足りんかったルーブル美術館展 posted by (C)YOSHIYU機そんなに若いのに一体、何があってん赤ちゃんやなくて、精霊やったんか古代エジプト美術、古代オリエント美術古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術彫刻、美術工芸品、絵画、素描・版画の7つの部門から、幅広く展示されてたからお得な展覧会ではあるけどな。まぁ、エジプトやルーヴルに行く事なくこれだけのもんが観れたら、良かったかルーブル美術館展 posted by (C)YOSHIYU機思わず部屋に飾りたいと思ったハリネズミのフィギュアの貯金箱や、あの堂島ロールのモンシュシュの焼き菓子などが、土産として売ってましたが、貧乏くさくポストカードのみ購入した小銭がなかったから、買わんかったけどストラップのガチャガチャは、やりたかったな国立国際美術館 posted by (C)YOSHIYU機国立国際美術館のB2では、慶應義塾ゆかりの美術家や批評家たちの作品による所蔵品を中心とした展覧会『慶應義塾をめぐる芸術家たち』と、女性モデルがコンピューター・グラフィックスや特殊メイクを用いて「50年後の理想の自分」を演じる「マイ・グランドマザーズ」シリーズを一堂に展示した『やなぎみわ婆々娘々(ポーポーニャンニャン)!』の展覧会も行われていました。メーテルやSMの女王の50年後ってのが、おもろかった黒いテントの中に、えらく10分が長く感じる映像が流れる作品がありましたけどしゃがまないと観れないので、美術館の中でみんな座っているというシチュエーションが面白く感じた9月5日には、B2のみ入場無料となるので行ってみかれては?出入橋きんつば屋 posted by (C)YOSHIYU機この後、梅田に用事があったので、一駅だけで電車使うんも勿体ないから、歩いて行きましたが途中で、出入橋きんつば屋のきんつばを購入しました。写真撮るの失敗したけど、あっという間に食べてなくなっちゃったからな出入橋きんつば屋 posted by (C)YOSHIYU機
2009.08.14
ミッフィー posted by (C)YOSHIYU機天保山のサントリーミュージアムで9月15日まで開催される展覧会美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方を例の如く、アサヒメイト会員証で観てきました展覧会の内容ですけど、前半部分はシャガール、カンディンスキー、マティス、吉原治良ウォーホール、デ・キリコ等が並びかなり本格的な展覧会でした。ですが、この展覧会のポスターや広告ではミッフィーを前面に押しだしてたのでかなり小さなお子さんが、多かったんですけどすごく退屈そうでしたねミッフィー posted by (C)YOSHIYU機後半には、お待ちかねのミッフィーボリスブラックベアディック・ブルーナの作品が展示されていた。最後に、小さなお子さんも来た甲斐のあるミッフィーを製作する体験コーナーもありました納豆アイス posted by (C)YOSHIYU機天保山マーケットプレースでは現在日本中の珍しいアイスが発売されていて納豆アイス(ゆず味)を食べてみましたゆずアイスの中には、ナッツでもなくチョコチップでもなく、紛れもない納豆が!どんな味かと言うと・・・ゆずアイスの中に納豆が入ってる味食べれない事ないけど、納豆が入ってない方が間違いなく美味しいな
2008.08.23
写真界のスーパースターに会ってきました。マン・レイ、エドワード・ウエストンウイン・バロック、アンセル・アダムス、アービング・ペンエルンスト・ハース、ロバート・メイプルソープウイリアム・クライン、ロバート・キャパアンドレ・ケルテス、ヘルムート・ニュートンアンディ・ウォーホル、ルイス・ハインW.ユージン・スミス等、錚々たる14人に。でも、特に写真に詳しい方では無いので半分以上は知らない人でしたけど現在、梅田の大丸ミュージアムでは「写真」とは何か。20世紀の巨匠たち美を見つめる眼 社会を見つめる眼という展覧会が行われてるので、それを観てきたんです展示は、20世紀の写真史を飾る世界的な芸術家14名による作品120点を、芸術性の観点から《美を見つめる眼》としてアート性に重点を置いた斬新な表現作品《社会を見つめる眼》として、我々が置かれている社会の現状人々の生活、そして戦争や紛争などを記録したドキュメント作品芸術性と記録性という2つの側面から構成されていました。エロティックなニュートンの写真が良かったです食い入るように観ましたけど、決してスケベ心ではなく芸術的だと思ったからです会期は3月17日まで、4月3日からは東京の大丸ミュージアムで展示されます。【入場時間】午前10時→午後7時30分(午後8時閉場)※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)【入場料】一般800円(600円)・大高生600円(400円)中学生以下無料。
2008.03.10
安彦 良和漫才コンビと思う人もいるかもしれないが機動戦士ガンダムのキャラクターデザインを担当した人だ先日、クリスマス真っ只中の京都駅ビルにある美術館「えき」KYOTOにて開催中の「安彦良和原画展 すべてはガンダムから」が朝日友の会は無料だったので、見に行ってきた。勇者ライディーン、コンバトラーVクラッシャージョウ、巨神ゴーグダーティペア等、あれもこれも安彦はんやったんや!子供の頃は意識せんと観てたがよく観ると、やっぱり似てるな~彼はキャラクターデザインだけでなく、漫画家でもある。私は、読んだ事ありまへんけどキリスト、ローマ皇帝ネロジャンヌ・ダルク等の実在の人物を主人公にしたり日本神話、クルド人とか興味惹かれるテーマが多く、面白そうな漫画を描いてるので機会があれば読みたいです。記念に、アムロとシャアのクリアファイルを買っちゃいました認めたくないものだな自分自身の若さ故の過ちというものを
2007.11.27
立ち直りが早くないと阪神ファンなんかやってられん!という事で、風邪は一日寝て、おさらばして烏丸御池の京都文化博物館へトプカプ宮殿の至宝展を見に行ってきました「トプカプ宮殿の至宝展」公式サイト京都文化博物館の別館は、旧日本銀行京都支店で大阪市中央公会堂などで知られる辰野金吾と弟子の長野宇平治の設計で1906(明治39)年に建てられて現在は重要文化財に指定されている。トプカプ宮殿博物館は、毎年、世界中から200万人以上の見学者が訪れ、イスタンブールの最大の名所の1つである。かつて、13世紀から20世紀初頭にかけ地中海世界で繁栄したオスマン帝国の支配者であるスルタンの居住地であり惜しげもなく、金や宝石で装飾された品々当時は高価だった中国の陶磁器などが収められている。その一部が、この展覧会で観る事が出来た。スゲー!ダイヤ、、ルビー金、エメラルドトルコ石等の宝石で飾られた装飾品がズラリ中でも、262カラットのエメラルドと計500カラットのダイヤモンドが輝く「ターバン飾り」には、息を呑んだまだ、装飾品なら分かるんですが武器に、食器から団扇まで、宝石と金でキンキラキンダイヤがテンコ盛りの筆箱にはもはや笑うしかなかった悠仁親王が誕生したお祝いとしてオスマン帝国の宝物庫の中でも、最も貴重な作品の一つ「金のゆりかご」も特別出品されていましたがこちらも宝石が至る所に散りばめられていてもう勝手にしてくれって感じまた、この日は、館内の映像ホールにてイスタンブールの今を感じる映画として『愛より強く』のファティ・アキン監督の『クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール~』が上映されたので、観てきました。そのレビューは、また後日。
2007.11.04
ちばの佐倉市にある川村記念美術館はその質の高さは、国内外から評価が高い。川村記念美術館の大規模な改築による休館によりそのコレクションの展覧会が、兵庫県立美術館で関西で最初で最後の公開をしている。アサヒメイトは無料という事もあり見に行ってきました。「巨匠と出会う名画展」と題されてる通りに人気画家の作品が、ズラリと展示されていた。まずは、レンブラントの部屋でした。と言っても、「広つば帽を被った男」一点だけなんですが続いては、モダンアートの幕開けと題された部屋で個人的には、最も好みの作品群が並んでいた。モネ、ルノワール、マティス、ブラックシャガール、カンディンスキーなどなど。このピカソの絵は、モデルにヌードを断られ首から下は、想像で書いたそう。昔のアイコラやね体は、なんか適当やん!この藤田嗣治の絵は、モデルの注文が多すぎて怒って製作中止となった背景の無い未完の作品だ。それでも、藤田らしさのある良い作品やね~他には、キスリングのルーズソックスの「姉妹」等も、印象に残った。続いては、前衛の時代。抽象的な作品は、よう分からん無視できない存在感は感じましたが。便座をドアのノッカーに見立てたマン・レイの「だまし卵」はデュシャンの「泉」を思い起こされた。ジョゼフ・コーネルの「無題(ピアノ)」という音の出る作品も、ありました。デュビュッフェの「チョコレート氏」はチョコレートが食べたくなったその後は、抽象絵画の黄金期、そしてポップ・アートとフランク・ステラと続いた。トム・ウェッセルマンの「ベッドルーム・ペインティング#6」はち、乳首!が印象的な作品でしたウォーホルのモンローの作品は国際美術館にも、ありますね。最後は、丸山応挙に横山大観。先月は、この2人の代わりに長谷川等伯の作品が展示されていたそう。いや~、素晴らしい展覧会やったな美術品好きは勿論、この兵庫県立美術館の建物は安藤忠雄の建築なので建築好きにも、オススメです!
2007.09.16
オッス!オラ、ドラえもん!昨日、9月3日は、ドラえもんの誕生日だったそう。ハッピーバースデードラえもん!2112年生まれやから、まだ生まれてへんけどドラえもんは1969年に、ウメ星デンカの後を受け「小学1年生」等の学年誌に連載が開始された。連載から数えると、今年でドラえもんは38歳って事になる。ああ見えて、もうすぐ初老なんや!先月、京都駅にあるその名も、美術館「えき」KYOTOで開館10周年記念「みんなのドラえもん展」が開催しており、朝日友の会は無料なので観に行ってきました。10周年記念が、ドラえもんってどんな美術館やねん!資料や貴重な原画で、ドラえもんの歴史と魅力を再認識できる展覧会だった。ドラえもんと言えば、コロコロのイメージだがコロコロの創刊の方が、後やってんな。まぁでも、ドラえもんと言ったらマンガより、アニメやね~。映画も、毎回楽しみにしてましたよ♪テレビで放送するのをそれから、昔、自腹で行った「THEドラえもん展」の作品も展示してました。現代作家がドラえもんを題材に、それぞれの手法でアートに仕上げるという面白い展覧会でしたがその作品を再び観れたのは、嬉しかった♪ドラえもんと伊藤歩がデートしている蜷川実花の作品は、好きですね~めっちゃ可愛いッ!伊藤歩が!この展覧会に来た人の9割は、ドラえもんとデートした伊藤歩を羨ましく感じただろうが私の感想は逆でしたドラえもんが、赤いチャンチャンコを着る頃も多くの人に愛され続けるんやろな~。最後に、ドラえもんからお知らせです。「みんな、ムコ多糖症って、知ってる?子供の病気で、病気になると大人になる前に、死んでしまうんだ。でも、この病気に効く薬を使うのを国の偉い人が認めてくれなくてみんな困っているんだ。10月6日、横浜アリーナで絢香さん、DJ OZMAさん ORANGE RANGEさん、湘南乃風さんがムコ多糖症支援の為チャリティーライブを開催するんだ。詳しくは、ムコネットを見てね。」「おーし、オレもチャリティーライブを開くぞ!」「それだけは、やめて」
2007.09.04
大丸ミュージアム・梅田で25日まで開催中の「ルートヴィッヒ美術館コレクション ピカソ展」に行ってきた。いつものようにアサヒメイト優待の展覧会で、無料でした。ヨーロッパで最大級のピカソコレクションと言われるルートヴィッヒ美術館より、油彩、素描、陶芸、版画など初期から晩年に至る作品約100点とそのプライベートを垣間見る写真が展示されていた。ピカソの絵は面白いですね。マネの「草上の昼食」が、ピカソにかかればこんな風になるなんて子供の落書きみたいに見えるのもありますよね~でも、この絵を真似る事は簡単だろうけどこの絵を0から生みだすのは、容易じゃないだろうな。この「3人の女」、なんか良いな~「接吻」という作品も印象に残った。題名は忘れてしまったがキュビズムで描かれた人物と肉感たっぷりに描かれた人物が一枚の絵に描かれた作品も面白いと感じた。版画の作品が多かったですね。原版と共に展示されていた版画には徐々に形が壊され、作品が完成していく過程を見せている物もあり、面白いなと感じた。下手すれば春画!?みたいなエロティックな物もありましたね~
2007.03.23
ブログ開設から2年を過ぎ、初めてブログの模様替えをしてみた。キャンプも間近という事で、虎党っぽい雰囲気にしてみました。そして、お年寄りにも優しいように、文字を大きくしたでも、そのせいで今までの記事が、変なところで改行してしまっているそして、虎党なのに何故かペンギンの画像を背景にしてみた 来月の12日までの土、日、祝日に、大阪の天保山ではペンギンパレードをしているが、先週の土曜日に行った時に撮影したものです。でも、ペンギンを観に行ったのではなく先週までサントリーミュージアム[天保山]で行われていた「ポンペイの輝き」展を観る為だった。 ポンペイとは、西暦79年にヴェスヴィオ山の噴火により壊滅したイタリアのナポリ近郊にあった都市国家だ。この「ポンペイの輝き」展は、その遺跡から出土した宝飾品や大理石像、そして壁画などが展示されていた。世界巡回展であり、各国で多くの来場者を集めたようです。 めっちゃ、混んどったそんな事は、会期終了前日なので火を見るより明らかやったけどでも、混んでるのは最初の方だけで途中からは同じ様なのばかりで飽きたのか休んだりしてる人もいて、最後の方はゆったりと観れたけど。最初に出迎えてくれたのは、ヘラの像でした。ヘラは、あまり好きなキャラやないけどこの像に関しては、セクシーで美しくて良かった。宝飾品は古さを感じさせない程、輝いていましたね犠牲者の型取りというのも展示されていて噴火の恐怖が、とても伝わってきた何といっても、この展覧会の目玉は壁画やね~。よくぞ、こんなに奇麗に残っとったな~ってぐらい色彩が美しかった。しかも、古臭く感じさせない画風でしたね~。今回もタダ見やったので、得したな~
2007.01.28
トイレもアートな国立国際美術館で、3月25日まで開催中の「夢の美術館 大阪コレクションズ」を先週の土曜日に観てきました。この展覧会は、大阪市立近代美術館建設準備室、国立国際美術館サントリーミュージアム[天保山]という大阪の3館が共同で企画し各館が所蔵する貴重かつ優れた、しかし日頃なかなかまとまって紹介する機会のないコレクションの存在とその魅力を存分に堪能出来る特別展だ。この子供のいたずら書きみたいなデュシャンの作品は国立国際美術館所蔵の物です。他にもセザンヌ、ピカソ、カンディンスキーウォーホルなどの作品が展示されてたがここには何度も来てるので、観た事のある作品も少なくなかった。やはり今回注目すべきは、開館が待たれる大阪市立近代美術館の所蔵作品だろう。モディリアーニ「髪をほどいた横たわる裸婦」ダリ「幽霊と幻影」、ドラン「コリウール港の小舟」、デ・キリコ「福音書的な静物」そしてバスキアなどの作品が展示されていた。サントリーミュージアム[天保山]からはモネ「クルーズ川の岩場」クレー「生け贄の獣」、キスリング「青い服の婦人」などが貸し出されていた。 20世紀美術が中心で抽象画とか多かったが、あまり好きちゃうねんな~。だったら行くなって話やけど、いつものように無料だったから行ってみた。今回は絵画より、彫刻とかの立体作品が印象に残った。植物の芽の形で、女性の姿にも見える白大理石の像ジャン〈ハンス〉・アルプ「植物のトルソ」ユーモラスな動きのウサギのブロンズ像のバリー・フラナガン「ボウラー」ピノキオの様に長い鼻の不気味な頭の像のジャコメッティ「鼻」。絵画でも、キャンバスに切れ目や穴を開けたルーチョ・フォンタナの作品アンゼルム・キーファー「パレットのある木」などの彫刻的な要素を持った作品が印象的に感じた。B2では「ピカソの版画と陶芸」展をしていた。版画では、「牧神と山羊」がポップな感じで気に入った。でも、何と言っても、アイスピッチャーや皿に顔が描かれてる陶芸作品の方が私の好みだった。私が行った時にはギャラリートークが行われてたがこの日は展覧会のダブルヘッダーだったので時間が無く聴く事なく会場を後にした。同じくB2でコレクション4の展示もしていた。昨年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した草間彌生の作品もあった。「銀色の希死」を観るのは2度目だったので、前ほどインパクトは感じなかった。吉原治良の作品も、ATCであった「吉原治良展」以来2度目だった。小林孝亘の作品が、ええな~と思った。
2007.01.22
LONG LONG AGO あれは11月18日のことじゃった関西文化の日というイベントで、大阪市立美術館が無料で入館できたので「大阪人が築いた美の殿堂」という展示を観て来た。反応が悪そうなネタなので、書くのが遅くなってしまった開館70周年を記念した展覧会で、所蔵品・寄託品の中から日本と中国の絵画・彫刻・工芸や朝鮮半島の工芸など、国宝5件、重要文化財約80件をはじめ約500点を展示している。まずは仏像・仏具の数々が展示されてあった。薬師寺、新薬師寺、南禅寺、長谷寺、四天王寺など色々な所から寄託されてるんやね~。増長天ってサタデー・ナイト・フィーバーみたいやな次は工芸品で、美しい硯箱などが並べられていた。国宝の蒔絵螺鈿の箱が、めっちゃキレイで欲しいな~と思ったその次は、中国と朝鮮の鏡や器や仏像などが展示されていた。2階に上がると仏教絵画や写経の展示となっていた。この前の週にも、似たようなのを高野山で観たな~。ていうか最近、毎週のように仏像を観てるよな。やばい みうらじゅん化してるその後、尾形光琳、伊藤若冲、葛飾北斎「潮干狩図」の近世の絵画北野恒富「星」、上村松園「晩秋」、岸田劉生「S氏の肖像」、横山大観「紅葉」北大路魯山人の陶器などの近代の絵画と工芸の展示と続いた。北野恒富「星」、上村松園「晩秋」は日本の美を感じさせてくれる作品でした。大観の紅葉は奇麗だったな~上に挙げた作品は、上村松園「晩秋」以外は前期のみの展示で今から観に行く人は、残念ながら観れません。この展覧会は、イブまでの開催です。帰りに、開業50周年でネオンがリニューアルされた後の二代目通天閣を初めて観た。
2006.12.05
1998年、パリ・京都友情盟約締結40周年を記念し時代祭の行列が、パリの凱旋門からルーヴル美術館を歩いた。という事で、時代祭の日に京都市美術館でルーヴル美術館展を観てきました。時代祭とセットでという人が多いのか会場は混んでました。世界最大級35万点もの所蔵品を誇るルーヴル美術館はコレクションが8つの部門に分けられている。その一つである、「ミロのヴィーナス」を中心とした古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門の展示室の改修を、2005年10月より行っておりそれに伴い、大理石彫刻や墓碑、石碑、陶器、宝飾品など厳選の134点(うち初来日132点)が会する世界初の大規模な展覧会の開催となった。この展覧会の謳い文句はルーヴルでも見ることのできないルーブル何、訳の分からん事、言ってねんって感じですがルーヴル美術館でも未だ公開されていない作品も展示されているそうだ。本展は、4つの章に分けて構成されていて第1章は、「クラシック時代のアテネ」だった。古代ギリシア神殿建築の傑作が生まれたクラシック時代についての展示である。沙織お嬢様や(笑)「アテナ・パルテノス」、通称「首飾りをつけたミネルヴァ」はパルテノン神殿に設置されていた像の六分の一の模刻である。17世紀には当時の趣味によって、欠損部分が修復・捕刻されていたが20世紀初頭に取り外されて、現在の姿となった。今回の展覧会で展示されてる彫刻は、ギリシア時代の作品を古代ローマ帝国時代に模作したものが多い。ギリシア時代の作品は、破損して現在は観る事が殆ど出来ないが古代ローマ帝国の作品で、往時を偲ぶ事が出来る。ライオンの葬礼記念碑は、胴体部分がとてもリアルでしたね。第2章の「古代ギリシアの生活」では、ソクラテスやプラトンアリストテレスなどの哲学者たちの肖像彫刻などが展示されていた。このソクラテスの肖像は、偉人の肖像画や肖像彫刻は時代が経るにつれて理想化されていく傾向があるが、本作には「醜い顔」といわれたソクラテスの容貌が伝わってくる作品らしいが、酷い言われようだ今にも喋りだしそうな像もありましたよ。日本では弥生式土器とかの時代に、こんな奇麗な陶器が作られしかも、こんなに奇麗に残ってるなんて、驚きですよね~第3章「古代ギリシアの競技精神」では、スポーツ競技をテーマにした作品や演劇に用いられた道具などの展示だった。逞しい男性像が並んでいた。男の大事な部分が破損してる像は、観ていて痛々しかった筋骨隆々なのに、皮かぶってるなすいません、下ネタ連発である程度の破損は仕方無いのですが、中にはもはやガラクタにしか見えないものもありましたね第4章「神々と宗教」は、ギリシア神話に登場する神々や英雄の展示だ。「アルルのヴィーナス」は、1651年にアルルの古代ローマ劇場で3個の断片として発見された。ルイ14世の要望でヴェルサイユ宮殿に移管されて鏡の間を飾っていた。その際にフランス古典主義を代表する彫刻家ジラルドンによって両手が補刻され、さらに林檎と鏡が追加された。過度な修復が問題となったが、ひとつの作品の歴史として認められ再度修復されることなく、現在でもこの姿をとどめている。「ミロのヴィーナス」のように、手が無くても良いかなとも思えました。多少の傷はありましたが、昔の作品であるのが嘘のように光り輝く肌は、思わず触りたくなりました(セクハラ発言)「サモトラケのニケ」が来ないので、小品ながら欠損が少なく古代のブロンズ鋳造技術の高い水準の「ニケ」という作品を楽しみにしてたがあまりの小ささに、ちょっとがっかりした他には、ナポレオンが「アテナ・パルテノス」など他の約550点とともにローマの大コレクターのボルゲーゼ家から購入したボルゲーゼのアレスなどもありました。私は、やっぱり女神の方が好きですね~この展覧会は、11月5日まで行われます。プーシキン、プラド、オルセー、ルーヴルと来たらここで来年の3月14日から開かれ、山口智子が宣伝してた大エルミタージュ美術館展にも行くしかないな
2006.10.24
昨日、神戸市立博物館で1月8日まで開催され1月27日からは東京都美術館に巡回されるオルセー美術館展の初日に行ってきましたもちろん阪神電車でアサヒメイトのカードで、団体料金1,200円で観れました。オルセー美術館は、古代からの美術品が収蔵されるルーヴル美術館、20世紀美術が収蔵されるポンピドゥー・センター国立近代美術館その間の19世紀後半期の美術を収蔵する美術館として20年前に誕生した新しい美術館だが現在はセーヌ河をはさんで対岸に位置するルーヴル美術館と人気を二分している。 この展覧会では5つのテーマに分けられて展示されてあり最初は「I 親密な時間」だった。まず、この前の大阪市立美術館とあまりにも違いとても明るい場所で展示されてるなと感じた。美術館は暗いという印象だが、この前の大阪はライトの光が反射して、角度によっては観辛かったが今回は明る過ぎて観辛いというのは無かった。最初にベルト・モリゾ「ゆりかご」が展示され次に彼女の娘をルノワールが描いたガイドブックの表紙になってる「ジュリー・マネ」だった。この絵は好きなんですよ母親譲りの美しい顔立ちの少女に抱えられた猫の幸福感溢れる表情良いっすわ~その後、モネ「アパルトマンの一隅」に、ドニ、ルドン、ドガヴュイヤール、ホイッスラーと著名な画家の作品が畳み掛けるように展示されあり、最初からテンションが上がった。写実主義と印象主義が合わさったバルトロメの「温室の中で」はこのフロアでは最も大きく、迫力は感じたが少し面白味に欠ける印象でもあった。 階段を登って3Fの第2展示室に行く。階段登るの、鬱陶しいな第2展示室は照明は暗くなりましたがそれでも大阪より明るいな。「II 特別な場所」は、芸術家が描いた特別な場所の作品が並んだ。いきなり、モネの「ルーアン大聖堂」じゃないですかこの絵も観たかった絵です。欲を言えば、この作品は「扉口とサン=ロマン塔青と金のハーモニー」の副題を持つ連作の1つなのでもう1点並べて展示して欲しかったな他にはマネ、ミレーもありましたが、私は初めて観た作品でした。スーラ、シニャック、レイセルベルへといった点描画家の作品もありました。 目が回りそうな螺旋階段で2Fの第3展示室へ。「III はるか彼方へ」は、ゴーギャンが彫刻した額が出迎えてくれた。ここにはゴーギャンの「黄色いキリストのある自画像」ゴッホ「アルルのゴッホの寝室」といったお馴染みの名画がありました。「アルルのゴッホの寝室」は、この展覧会の目玉と言っても良い程超有名な作品ですよね。単純でいて、強烈な色彩の厚く塗り込められた絵の具は独特の存在感を醸し出してますね。他にはドニ「天国」、セザンヌの作品もありました。また陶器の花瓶や皿なども展示されていた。いい仕事してますねぇ 「IV 芸術家の生活」では、画家や画家の友人がモデルになった作品が並んでいた。ここに、楽しみにしていたマネ「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」がありました。思いのほか小さな作品でしたが、魅力的で存在感がありました。マネの描く黒は、何故にこんなにも美しいのだろうかラトゥール「バティニョールのアトリエ」はモデルが超豪華ですね。マネ、モネ、ルノワール、ゾラ、ショルデラー、バジール。モネは画面の端で全身は納まっておらずまるで背後霊みたいでしたが他にはルノワール、ドニ、ドガ、ロートレックの作品もありましたがセザンヌ「ギュスターヴ・ジェフロワ」がセザンヌって感じで良いですね。 モロー「ガラテア」で始まる「 V 幻想の世界へ」は個人的には好みの作品が少なかった。そんな中、ジュゼッペ・ペリッツァ・ダ・ヴォルペードの「死せる子供」は気に入りました。白い衣装を纏った女性が光に包まれ輝き画面の下には子供達が描かれている。この画家はイタリアの画家らしいのですが、知りませんでした。ポストカードが欲しかったんですが、売ってなくて残念だったそして、もう1つ気に入ったのはマチェック「予言者リブザ」だ。点描法で描かれ、アール・ヌーヴォー的要素も感じさせる大作。全体的に点描で描かれていたが、そうでない部分もありましたね。これもポストカードが無くて残念だったベッドの木枠、カエルもどきの陶器は印象に残ったが最後の方は少し物足りない感じだった。私は印象派が好きなので、この美術館に収蔵してる作品には好きなのが多く、とても楽しみにして観に行った。しかし、以前マネ展で観た「笛を吹く少年」は来ておらず他にも、マネ「草上の昼食」、「オランピア」ミレー「晩鐘」、「落穂ひろい」、クールベ「オルナンの埋葬」ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」といった超有名どころは来てなかった。だが、個人的には観たかった絵が沢山ありとても満足の行く内容だった。お土産にはポストカード(100円)3枚と子供向け解説本「芸術家を夢見て!」(700円)を購入した。「預言者リブザ」の画像がそうです。ポストカードに無い絵が載ってあり、分かりやすい解説だったし精神年齢の低い私には丁度良さそうな本なので買いました
2006.10.01
アサヒメイトの無料イベントで、大丸ミュージアム・梅田のギィ・ブルダン写真展に行って来た。全く彼の事を知らんかったけどタダだし凄い人らしいので足を運んでみた20世紀で最も影響力のあるファッション・フォトグラファーの一人であるギィ・ブルダン(1928~1991)。55年フレンチ・ヴォーグ誌に見い出され66年からはシャルル・ジョルダンの靴の広告を手掛けるなど活躍した。“写真はそれを最初に掲載したメディアのみに属するべき”として彼は存命中、写真集の製作やギャラリー展示を拒み続けたと言われています。この展覧会ではファッションフォトをはじめ、広告・ポラロイド、風景に初期のモノクロやスケッチ、未公開のプライベート写真など彼の生涯における作品の全容が公開されている。シャルル・ジョルダンは靴の広告ですからモデルが柱の陰で靴だけが見えていたり手に写真を持っていて、モデルの足元しか見えなかったりモデルの顔が写っている写真は少なかったです。傘に囲まれてモデルの目元だけが写ってる写真もありましたがある部分を強調する為に、それ以外を隠してしまう手法が得意みたいですね~。靴が目立って見えたので、広告としては大成功でしょう。水着の女性二人が身を寄せ合ってる洗面台に靴がある写真は靴よりも水着女性の方が、めっちゃ気になったけど(笑)頭隠して尻隠さずみたいなお尻を強調するような構図が多いようにも感じこの人はお尻フェチなのかな(笑)マネキンが並ぶショーウィンドウの中から外の水着の女性モデルを写した写真がありまるで外の景色の方がショーウィンドウの様に捉えてあって面白い構図だと思った。水を吐いたり、水を掛けられているモデルの写真を水に沈めた様子を写した写真も、不思議な感じがして面白かった。芸術作品だから無修正写真もありましたねこの展覧会に相応しくない客の発言やなおっ 和田アキ子の靴やと思うようなデカイ靴の写真ありユーモアとエロスに満ちた写真家だと思った。グッズ売り場では、ポスターと額と図録だけしか無かったですね。あのポスターは、ちょっと部屋に貼る勇気ないな(笑)定番のポストカードは、この展覧会と関係の無い物ばかりだった。奈良美智なんか売ってましたよ。どんな展覧会でも、似たようなもんしか売っとらんな。こんな感想を読んで、観に行きたいと思った稀有な人は明日までなんで悪天候の中、観に行ってみて下さい(笑)あまり興味が持てなかった人も、ギィ・ブルダンの公式サイトで沢山の作品を閲覧出来るので、一度覘いて見て下さいギィ・ブルダン公式サイト
2006.09.17
昨日、芸術の秋という事で、大阪市立美術館で開催されているプラド美術館展に行ってきた。秋に限らず、展覧会には足を運んでますけど(笑)展覧会には朝日友の会の無料招待が多いが、珍しく今回は自腹で京都市美術館のルーヴル美術館展とセットで2000円の券をローソンで購入した。世界三大美術館にも挙げられる事のあるスペインのプラド美術館の西日本で初の大規模な貴重な展覧会である。でも、ベラスケスの「ラス・メニーナス」「道化師パブロ・デ・バリャドリード」、「織女たち」ゴヤの「カルロス4世の家族」、「着衣のマハ」「裸のマハ」、「マドリッド、1808年5月3日」など有名どころが来ていない。なので、7月15日から開催されてたが、あまり乗り気にはなれずあと1ヶ月をきった時期に、ようやく重い腰を上げて観に行きました。会場の入りは、なかなかの人出でしたね。今日、入場者が20万人を突破したようだ。20万人目の入場者には、ムリーリョ作「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」の額絵と展覧会カタログが、記念品として贈られた。良いな~、今日行けば良かったかな(笑)この展覧会は、5章に分けて構成されている。まず第1章は、スペイン絵画の黄金時代だった。最初にサンチェス・コエーリョの「王女イサベル・クララ・エウヘ二アとカタリナ・ミカエラ」という幼い姉妹の肖像画に迎えられた。次に、「十字架を抱くキリスト」等のエル・グレコの作品が4点続いた。エル・グレコの本名は、ドメニコス・テオトコプーロスと言いエル・グレコとは、スペイン語で「ギリシャ人」を意味する。青の時代の頃のピカソは、彼に影響を受けていた。リべーラやスルバラン等の後に、待ちに待ったベラスケスの登場となった。ベラスケスは5点で、作品は小さかったですね。それまでの肖像画家は、実際よりも美しく描いていたがベラスケスは道化も貴族も公平に、ありのままに描いた。マネに「画家の中の画家」と称されるように印象派に多大な影響を感じさせる作品群だった。それから、スペイン語でボデゴンと言われる静物画がまとめて展示されていた。こいつら結構うまいやんと思いましたが(笑)、個人的には静物画では胸は躍らなかった。私が静物画で観たいと思うのは、ゴッホぐらいかな。バルトロメ・エステバン・ムリーリョの「貝殻の子供たち」です。この絵は、大阪展のチラシやポスターに使われている。これがメインでは地味すぎやな~と思ったが実際に観るととても素晴らしく、好みの絵だった。私は勉強不足で、この画家を知りませんでした。スペイン絵画の黄金期である17世紀を代表する画家らしい。彼は子供を次々と5人もペスト等で亡くし、6人目の娘も耳が聴こえなかった為自分の子供達を愛しむかのように、子供を描いた絵を多数残しているようだ。ここでは3作品展示されてましたが、子供と天使がとても愛らしく描かれておりとても気に入りましたグッズ売り場のポストカードの上半期ランキングではムリーリョ「貝殻の子供たち」、「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」が堂々の1、2位を独占したそうだ。自分の感性が間違ってなくて安心した(笑)第2章は、16・17世紀のイタリア絵画です。華麗な色彩をその特色とするヴェネツィア派を代表する画家ティツィアーノ・ヴェチェッリオの4作品で幕を開けた。ティツィアーノの「ウルビーナのヴィーナス」がゴヤの「裸のマハ」そしてマネの問題作「オランピア」に繋がっていく訳だがこの「ヴィーナスとオルガン奏者」は宗教色を出して誤魔化しているが私には「オランピア」なんかより卑猥に映りましたけどね。グイド・レーニの「クレオパトラ」という作品がありましたがクレオパトラの肌の血色が悪すぎでデスラー総統一歩手前でしたかなり、ぽっちゃりタイプで、当時の美人はそうだったんだろうな。第3章は、フランドル・フランス・オランダ絵画。ここでの目玉は、フランダースの犬のネロ少年が観たがったピーテル・パウル・ルーベンスの作品群でしょうか。バロック期のフランドルの画家であるルーベンスは肉屋のルーベンスと揶揄されるように、豊満な女性を描く事を得意としそしてダイナミックな作風でも知られますが、今回展示された3作品でも彼の特徴が十分に味わえました。第4章は、18世紀の宮廷絵画。上の画像は、メングスの「大公女マリア・テレサ・デ・アウストリア」です。雅なるロココの時代のティエポロやブーシェの作品が飾られていた。西瓜が美味しそうでしたね最後の第5章はゴヤで、フランシスコ・デ・ゴヤの作品が7点も展示されていた。べラスケスの継承者である彼の描く肖像画は決して美化される事無く、とても人間味溢れる表情をしている。ゴヤは好きなので、7作品も観れて良かったんですけど「巨人」とか「犬」とかも観たかったな~プラド美術館所蔵で私が見たい絵は来てなかったが錚々たる著名な画家の作品が並び、悪くない展覧会でした。以上でプラド美術館展の感想を終わります。読めるもんなら読んでみろってぐらいに長々と駄文を連ねてしまった
2006.09.17
大阪のなんば高島屋グランドホールで11日まで催されている「人間国宝展」に行ってきた。演劇、音楽、工芸技術などの無形文化財のうち日本の歴史・芸術上、特に重要とされるものを「重要無形文化財」と指定している。その技と芸を高度に体得した人が「重要無形文化財保持者」いわゆる「人間国宝」だ。制度制定50周年を記念し、初年度に認定された作家の逸品と現在活躍中の作家の品約130点が一堂に展示されていた。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、撥鏤(ばちる)截金(きりかね)、手漉和紙などの名品の数々が並んでいた。いつものように、朝日友の会カードで無料で観ました。美しい器や着物、妖しい輝きを放つ日本刀など見応えがありましたね。でも、ケースの中に飾られてるから凄い物だと思って見てるが物を見る目が無い私なら、これ等の物がその辺に置いてあったら名品だとは気付かないだろう私が人間国宝で最初に連想するのは米朝師匠ですからね。
2006.09.07
京都国立近代美術館で、7月23日まで「生誕120年 藤田嗣治展」が催されている。フランスやベルギーを加えた国内外から、壁画大作を含む本邦初公開作品20余点を含む代表作約100点で、その全画業をたどる初めての回顧展となっている。モディリアーニやピカソ等と親交があり、エコール・ド・パリの代表的な画家として活躍世界的に最も評価が高い近代画家に拘らず、藤田が戦争画を手掛けた為に戦犯のレッテルを貼られ、日本画壇を追われて藤田はレオナール藤田としてフランスに帰化する事となる。そうした経緯と家族の許可が得られず、今日まで大規模な展覧会は催されなかった。そのような貴重な展覧会なので、私も珍しく自腹でアサヒメイト提示で団体料金900円を払って鑑賞した(笑)この展覧会では、作品は大きく3つに分けて構成されていた。「エコール・ド・パリ時代」、「中南米そして日本」、そして「ふたたびパリへ」。近代の画家にしては、大きい作品が多いように感じた。エコール・ド・パリ時代では、最初に珍しいキュビズム風の藤田の絵がありそれから、パリの人々を魅了した藤田独特の乳白色の肌の裸婦像などが並んでいた。淡い色使いで、美しい作品ですよね~背景が真っ白で人物が立ってる絵が、珍しいので印象に残った。それと印象的だったのは、やっぱり猫ですね~。自画像が何点かあったが、犬も飼っていたみたいだが圧倒的に猫と一緒の自画像が多かった。裸婦と猫のオランピア的な組み合わせも多かった。藤田の人物画は、表情が無表情に見えるが猫は対称的に、とても生き生きとした表情で描かれていた。中南米に渡ると、藤田の画風は一転してその人物には血と肉が宿りだした。とても同じ画家とは思えない。猫を除いては(笑)そして、問題の戦争画だがデカイですね~ロマン主義風の巨大な絵は、とても迫力があり思想を抜きにして、絵画として素晴らしいと強く感じた。特に戦争賛美とも感じなかった。パリに戻った藤田は、原点回帰して乳白色の肌の人物を描き子供の絵を多く描くようになった。彼の描く子供は無表情で、可愛さより不気味さを感じる。不気味でいて可愛くもあり、ブキ可愛いとでも申しましょうか。藤田は手作りで、その子供が描かれた皿やタイル等を制作しておりそれらも展示されていました。最後は、ルネッサンス風の宗教画でしたね。その中に、宣教師姿の藤田がいたのには笑ってしまった大きな絵が多かったし、書物などで観るのとやっぱり生で観るのとは全然迫力が違いますよね~。今までは藤田の一面しか知らなかったのでこれ程、多様な作品を描いてると知る事が出来て良かった。。大満足の展覧会でしたよ猫好きの人には、特にお薦めです(笑)
2006.07.13
大阪の天保山にあるサントリーミュージアムに「愛の旅人 シャガール展」というのを観に行った。例の如く、朝日友の会で無料で観ました。シャガールの絵は、何度か見た事があるがこれだけ多くの作品を、一度に観た事は無かったです。この展覧会で展示されてたのは、ポーラ美術館、ひろしま美術館高知県立美術館など、国内の美術館が所蔵している作品でした。日本には、シャガールの作品が数多くあるのだなと感じた。馬、鳥、天使などお馴染みのモチーフを使った幻想的な作品は私も含めて多くの日本人に好まれているという事だろう。この展覧会の大部分を占めていたのは版画であり版画100点、水彩画と油彩画27点という内容だった。挿画に使われた版画は、モノクロの物が多くてシャガールの良さは、あまり発揮されていないように感じた。部分的に色が使われた聖書の挿画にはシャガールの良さが、幾分かは感じられました。シャガールらしからぬ写実的な絵やシェーをしている人物等がいて楽しめた(笑)だが、やはり最もシャガールらしさが出ていた版画は「ダフニスとクロエ」でしょうね。春画とまではいかないが、大人の作品でしたね(笑)シャガールの絵は、どこから観ても良いようにキャンバスを時々回転させて描いたそうである。だから、背景や人物が逆さまだったりするんですね。シャガールは自画像を多く描いた画家らしく多く展示されてました。知らなかった。シャガールらしさの全く無い初期の頃の作品や珍しい屏風に描かれた作品などが、最後の方に展示されていました。この展覧会は、25日までとなってます。コメントスパム対策の為楽天広場ユーザー以外の書き込みは出来ません。楽天広場ユーザー以外の方はこちらに書き込みお願いします。
2006.06.20
4月4日まで、京阪百貨店のギャラリーで催されている「原田泰治とクロアチアの仲間たち展」を観に行った。例のごとく、アサヒメイトの無料招待である。 原田泰治氏の事は知りませんでした。長野県諏訪市に生まれ、小児麻痺で両足が不自由な画家。日本の美しい風景を、素朴なタッチで描く人ですね。明るい色使いで、ほのぼのとした印象なので、観ていて落ち着きます。人物の顔には目、鼻、口が無いが、表情がちゃんと伝わって来ます。建物は下の方が狭く、上に向って拡がっていていびつな形をしているのが、絵に温かみを感じさせてる様だ。日本の情景だけでなく、ブラジルを描いた大作も数点ありそちらも良かったです。原田氏の作品約40点だけでなく、彼と親交のあるクロアチアの素朴画家の現代ナイーブアートの名作26点も展示されたいた。原田氏は、新聞記事で見たイワン・ラブジンの作品と彼の言葉「心の生計を立てるために描く」という姿勢から大きな影響を受けたらしい。一口にナイーブアートと言っても、画家によって作風は違いますね。このヨシップ・ゲネラリッチの「ソフィア・ローレン」という作品のようにガラス画が数人いましたが、そうでない人もいた。明るい作風もあれば、暗い作風の方もいる。子供の描いた絵の様な作風の方もいましたね。強いて共通点を挙げるなら、原田氏と違い、幻想的かつ寓話的だと感じた。会場では、原田氏にまつわるビデオを上映していた。諏訪市原田泰治美術館の名誉館長が、彼の親友のさだまさしである事や鉄のゲージツ家の篠原勝之氏のクマさんのニックネームは、武蔵野美術大学の同級生だった原田氏が名付けた事原田氏の子供時代を描いた絵本 など彼の生涯が上映され、とても興味深い内容だった。
2006.03.25
この前、京都高島屋グランドホールで19日まで催されていた「日本の美を描く~平山郁夫展」を観てきた。いつものように、アサヒメイトで無料のイベントだ。朝日生命のカレンダー原画11街道の素描・扇面画約100点と「月華厳島」など本画7点が展示されている。以前、「故郷の風景 平山郁夫展」もタダで観たが(笑)あちらは、平山氏の生涯を振り返るような作りになっていたがこちらは、国東半島に始まり、しまなみ海道、吉備路、熊野路、讃岐路出雲路、平泉、奥の細道などの素描画が中心になっており竹林のある会場を巡っていくと、まるで日本一周したかのような気分になった。厳島神社、出雲大社、松江城、中尊寺とか行った事ないのですごく行きたくなりました。シンプルな絵の素描画は、構図と色使いの良さが多くの人を魅了してるのでしょうね。素描画に関しては、印刷物でも十分良さは伝わりますけどやはり本画は、実物を観ないと良さが実感出来ない。「斑鳩里曼荼羅」や「勝間田池残照」は、非常に美しかったです。そして、この展覧会の目玉は何といっても厳島神社を描いた縦1・92m、横3・84mの超大作「月華厳島」でしょう。その圧倒的な迫力と美しさに目を奪われます。隣に同じ大きさの下図が展示されてるのも注目です。日本画は岩絵具を使い、油絵具に比べて修正が容易ではなく本画制作にとりかかる前に、下図(下絵)を制作する。下図には描かれていた物が、完成された作品では描かれなかった事は実に興味深い。最後にシルクロードの旅を描いた扇面画で、締めくくられている。まるで旅の思い出を切り取ったスナップ写真の様でした。
2006.03.21
先日、大丸ミュージアム・梅田の美術展に足を運ぶ。現存する約1万点の作品のうち、クレー財団と遺族のコレクションを合わせ4000点あまりを所蔵したパウル・クレー・センターがスイス・ベルン郊外に、関西国際空港を手掛けたレンゾ・ピアノの設計によって昨年開館した。それを記念して、日本初公開を含むクレーの作品、日記、エッセイなどを展示した展覧会である。抽象画はあまり好きじゃなく、タダだから観に行きましたがなかなか悪くなかった。小さな作品が多く、中には驚くほど小さな物もありました。普通にキャンバスに描かず、麻布や厚紙に描かれているのが面白いと思った。魚の絵が多いという印象だったが、今回は無かったですね。晩年の作品は色彩を捨て、線だけを描いてたな。クレーの日記の文が展示されてあって、それは日記というよりまるで詩のような文章だった。クレーの絵画論は、興味深い内容でした。クレーの絵をイメージした谷川俊太郎の詩も展示されてた谷川俊太郎といえば、birdや♪ケンタッキーの原田郁子が好きな有名な詩人だな。 コラボも、していたようで。その谷川俊太郎の詩が、何故クレー展にと思いましたがグッズ売り場に、本が売っていたので納得した。
2006.03.19
国立国際美術館で催されてるプーシキン美術館展の上の階でこの美術館の豪華な収蔵品の一部が、コレクション4として展示されていた。こちらにもセザンヌとピカソの作品がありました。ピカソ「肘かけ椅子に坐る裸婦」は、コレクション1の時も観ましたが今回は、薔薇色の時代の「道化役者と子供」があったのが収穫でした。キュビズムより青の時代や薔薇色の時代の方が、個人的には好きだ。それから、カンディンスキーの作品もありましたね。抽象絵画ってのは、少し苦手です。会場に入った時、1番最初に目に入るのはヤノベケンジの「アトムカー」でしょうね。乗ってみたいと思いました。それから、中原浩大「レゴ」も目立ちます。その名の通りレゴブロックで作られた作品。同じ作者の「海の絵」というのも面白かった。そして、トニー・クラッグ「セクレションズ」もインパクトがあった。遠くで見ると得体の知れない白い塊なんですが近くで見るとサイコロで出来てたんですよ。立方体のサイコロなのに、あんな曲線を出せるか不思議に思いました。サイモン・パターソンの「おおぐま座」は、ぱっと見は地下鉄の路線図。駅名のような物をよく見ると、ウディ・アレン、ジャック・レモンウォルター・マッソー。ジョン・ウェインなどの人名がありました。おおぐま座と何の関係が?意味が分かりませんでした(笑)1番長く観た作品は、ジュリアン・オピー「イブニング・ドレス」です。イラストっぽいシンプルでポップな絵なんですが実は、この絵が動くんです。別に怪奇現象じゃないですよ(笑)アニメーション作品で、まばたきしたり、微笑んだりします。どっかで見た事のある絵だと思ったら、他所のブログに書いてましたがブラーのベスト盤のジャケットの人らしいです。ソフィ・カル「B,C,W」の女性が動物(作り物)に囲まれてる写真も印象深い作品だった。篠原有司男の作品は3点展示されてたが、それぞれ印象が違ったが三木富雄の4つの作品は全て耳にこだわっていて芸術家も色んな種類がいるなと思いました。この美術館は良いですわ。建物も面白いですし、是非1度お越しになる事をお薦めします。
2006.02.06
昨日、大阪の中之島にある国立国際美術館で行われているプーシキン美術館展に行って来ました。いつものようにタダで観ました。今日MAYA MAXXが来たらしいので、今日行けばとも思いましたが人が多すぎるのは敵わないので昨日にした。普通の展覧会より照明が明るいように感じました。初っ端から、エドガー・ドガ「写真スタジオでポーズする踊り子」でした。次いでオーギュスト・ルノワールの作品が続きお目当ての「黒い服の娘たち」がありました。やっぱルノワールの描く女性はええな~。この時点で、既に満足といった感じになりました。 展覧会の全体的な流れとしてはクロード・モネ「白い睡蓮」もありました印象主義から幕を開けそれから、セザンヌやシニャックなどの新印象主義の作品群。シニャックの大きい点描は、コンピューターのドット絵みたいに見えた。個人的にはセザンヌの良さは、あまり分からなかったのですが今回セザンヌの絵の前から、なかなか動けなかったです。何か惹き付ける物がありますね。次に、いかにもポール・ゴーギャンといった感じの「彼女の名はヴァイルマティといった」やフィンセント・ファン・ゴッホ「刑務所の中庭」と続きナビ派の作品、そして、この展覧会のハイライトといえるアンリ・マティス「金魚」があったフォービズムの画家の作品群と時代に沿った展示がされていました。「金魚」って大きい作品だったんですね!それからマネ、ゴーギャン、ロートレック、ドニなど名だたる画家の版画の展示がされていた。そして最後は、パブロ・ピカソやブラックなどのキュビズムの展示。この中では、青の時代の「アルルカンと女友達(サルタンバンク)」が1番のお気に入りでした。この展覧会の絵は、シチューキンとモロゾフという2人のロシアの大富豪がコレクションした物。当時はまだ評価の定まっていないマティスやピカソなどの作品を買った審美眼の高さは凄い。 シチューキンは自宅に、マティス・ルームとピカソ・ルームがありその写真を見ましたが、とても羨ましい光景でした。有名画家の作品が多数展示されており、非常に大満足の内容。まだまだ知らない良い画家が、沢山いるなとも感じました。特に、カリエールの「母の接吻」という作品が印象深かったです。そして、展覧会のもう一つの醍醐味のグッズ売り場ではDVDを始め、色々な物がありました。以前行ったゴッホ展で、ひまわりの金太郎飴が売っていたが今回はマティスに因んで金魚の金太郎飴が売っていた(笑)それから、マトリョーシカなどのロシアのグッズなんかも売ってました。そして、MAYA MAXXがデザインしたプーシキン美術館展のナビゲーターキャラのロシアくんグッズなる物もあった。ぱっと見、チェブラーシカの完全なパクリのキャラですが、可愛かったのでポストカード150円を購入した。
2006.02.04
京阪四条駅からイムジン川(笑)を渡り、京都高島屋に行き「没後50年 モーリス・ユトリロ展」を見てきました。例によって、朝日友の会で無料となりました。モーリス・ユトリロ(1883-1955)は、エコール・ド・パリの画家です。ユトリロの母は、シュザンヌ・ヴァラドンと言いロートレックやドガ、ルノワールら巨匠達のモデルになっている。そして、彼女自身も著名な画家となった。恋多き女性で華やかな生活を好み、家庭を顧みなかった。ユトリロは、10代でアル中となり入院をする。そして医師から治療の為に、絵を描くように言われる。ユトリロといえば、パリ・モンマルトルの街並みを描いた画家であるが酒を飲んで街で暴れていた為、自由に外出する事は出来ず写真の絵葉書を見て、絵を制作したようです。この展覧会では、ユトリロの作品約80点が展示されうち20点は日本初公開の作品らしい。初期の「モンマニーの時代」、最も評価の高い「白の時代」貨幣鋳造機となった「色彩の時代」、そして晩年の作品と年代順に展示されていました。やはり、白の時代の作品が1番良かったですね~。必要以上にこだわった白壁、どんよりとした空精神の苦悩が、パリの街並みを通して伝わってきます。白の時代で画家としての名声を得たユトリロを、金のなる木として年下の継父が、作品を描かせた色彩の時代の作品は白の時代と同じ物を描いていても全く印象が違った。鮮やかな色彩を用いられ、定規で引かれた線によって軽快な印象に変わり、あまり好きじゃない。売るのに適している為か?小さな作品が多い。そして、やたら尻の大きな女性が描かれておりこれはユトリロが、母親以外の女性に嫌悪感があったからと言われている。晩年の時代は妻に、金になる「白の時代」を元に描かされる。しかし、母を亡くし制作意欲が衰え、白の時代程の輝きはなかった。会場には公園みたいになってる場所があり、驚きました。流石に、殆どパリの景色だけを80点見てると飽きてきますね。年代順に並べて、作品の変遷とユトリロの人生を辿っていくという展示は良かったと思うのですが、最後に白の時代で〆たかった気もします。彼は酒を買う為に、二束三文の値段で絵を売っていた恋人を喜ばす為に、トイレに絵を描いたら恋人は消してくれと怒ったユトリロの稼いだお金で、母親と継父は贅沢三昧だったとか面白いエピソードの多い画家ですよね~。
2006.01.22
阪神百貨店の8Fで30日まで催される「青山剛昌の世界展」に足を運んだ。入場料は一般・大学・高校生は500円、中・小学生は300円ですが私は未就学児なので無料で観ました(笑)それは冗談ですが、朝日友の会の会員なので無料でした。人気アニメ「名探偵コナン」の作者である青山剛昌(ごうしょう)の人気作品の原画や私物が展示されていました。警察から贈られたミニ制帽なんかもありましたよ。今まで何気なく読んでいた漫画ですが、実に細かいこだわりがあり丁寧に作られているのだと知りました。今は漫画でもCG合成とかしてるんだな~。同じ物を見ているのに放射状に並べられた人物影を白色で表現するなど大胆な手法で効果的に作品を構成していたのだと感心した。 累計観客動員数は2000万人を突破した大人気の劇場映画作品ですが次回は記念すべき10作目となるそうで、予告編を上映していました。記念の作品という事で、今まで劇場版に登場しなかったキャラも登場するオールスターキャストとなっているそうである。青山先生の映画スタッフへの指示は「コナンの目の線は1本でお願いします」という強いこだわりをみせたかとおもうと「好きにして下さい、お任せします」という風に、いい加減だったり。映画スタッフを信頼してるんですね。(単なる手抜きかも(笑))グッズ売り場には、実に様々な商品が売ってましたね。ご当地限定のお菓子とかね。私は会場限定のポストカードだけ買いました。
2005.12.27
うめだ阪急では6日まで7Fで、リサとガスパール絵本原画展が入場料無料で行われている。『リサとガスパールのマジック・ショー』『リサとガスパールのデザートブック』『リサとガスパールのレストラン』、『リサ ママへプレゼント(仮)』など新作絵本を中心に約50点の原画が展示されていた。作者が使った絵の具や筆、絵本製作のイメージ用の紙粘土の像なども展示されていました。フランス生まれの絵本「リサとガスパール」のリサとガスパールはイヌでもウサギでもない空想上の不思議な生き物。白くて赤いマフラーが女の子のリサ。黒くて青いマフラーが男の子のガスパール。温かくて優しい感じの絵が、何とも良いですね。印象派絵画にも通じるアート性も感じて、お洒落な感じ。このキャラ好きですけど、実は詳しくは知りません。なぜ服や靴を着る時もあるのに普段は裸で裸足なのか?なぜ周りの人は普通の人間なのか?犬みたいなガスパールがこいぬを飼ってるそうでまるでキティちゃんとチャーミーのようで可笑しい。絵本原画は販売もされていて、40万以上もする物が売約済でしたよ!8万ぐらいでリサとガスパールが描かれていない絵は売れてなかった。入場料無料は商売的に正解でしたね。グッズ売り場は大盛況でしたよ。私は阪急オリジナルのポストカード158円などを購入。このオリジナルの物は、明らかに他のポストカードより紙が薄いですね。実に様々なグッズが売られていましたよ。
2005.12.02
奇麗なツリーがある海遊館の隣にあるサントリーミュージアムへ先日、堺市にあるアルフォンス・ミュシャ館を訪れた際に蛇のブレスレットが貸し出し中だったショックな気持ちを埋めるべくミュシャ展を観てきました。今回はちゃんとお金を払いました(笑)朝日友の会の割引で、2割引の800円でしたけど。約100点の日本初公開作品を含む240点の作品を展示する大規模な展覧会という事で期待して行きました。ポスターに関しては堺で観たのとダブってましたね。下絵や習作が多く展示されていましたが下絵というには出来が良く完成された作品のようでした。実際の作品とは微妙に異なる部分もあり、楽しめました。アクセサリーが数多く展示されてたのが嬉しかったですね。LUビスケットの箱なんてのも展示されていました。いわゆるミュシャらしいリトグラフだけじゃなく油彩画が沢山展示されていましす。家族を描いた肖像画がありましたが、奥さんは素敵な笑顔でしたが娘と息子は不機嫌そうな表情でした。子供はモデルが退屈だったんでしょうかね。肖像画以外でも家族をモデルにした作品がありましたね。最後にはミュシャ自身が撮影した写真が多く展示されていました。作品の製作の舞台裏やミュシャの私生活を垣間見ることが出来る興味深い写真の数々でした。友人のゴーギャンやゴーギャンの愛人ジャワ女の写真もありました。写真を観て感じた事はミュシャはモデルより美しい絵を描く天才だと思いました(笑)グッズ売り場にはミュシャ展イメージソングである葉加瀬太郎「27時間」のCDが売っていました。そんな曲がある事はしりませんでした。それからミュシャのフィギュアも売ってましたね。私は印象深かった「ボヘミアの唄」のポストカード〈100円)と好きな「黄道十二宮」のB3のポスター(500円)を買いました。
2005.11.27
ATCミュージアムで27日まで行われてる吉原治良展に行きました。朝日友の会割引で一般800円の料金が団体料金600円で観る事が出来ました。大阪が生んだ20世紀美術のトップランナー・吉原治良〈よしはら じろう)の全貌を回顧する展示となっている。まず初期の作品群、観覧する人が口々に言う感想は「魚好っきやな~」魚を題材にした物が実に多い。初期の特徴は魚や花などの静物を題材にする事が多くそれらを窓辺に置く事により、静物画のみならず風景画でもある作品となっています。色調は茶系が基本で花の色も地味な色で、鮮やかな色を好まず実際の物より暗い色彩で描かれてるようである。その後、藤田嗣治に「他の画家の影響を受け過ぎている」と指摘され次第に抽象画を描くようになりました。正直、私のような凡人には抽象画は理解に苦しみます。それから戦時中には前衛的である抽象美術を封印し抑圧された時代で最大限出来うる実験的な作品を生み出しています。この時代の作風は私にも理解できて好きですね。戦後になり人と鳥をモチーフとした具象画へと変貌する。「小さな噴水」という作品はユーモラスで好きです。「涙を流す顔」なども理解しやすい作品で良いですね。それから激しい筆致や創作の行為の跡を残すアンフォルメル絵画へと転じる。これは申し訳ないですが、私には理解不能です。でも写真などで見るより、実際に絵に向き合ってみると絵の具の凹凸や滴りから、何かしらかを感じましたね。一見無造作に即興的に描かれてるようにみえるが実際はじっくりと構想を練り、絵の具の滴りさえも計算されてるらしい。ですが私にとって居心地の良い空間ではありませんでした。アンフォルメル絵画の作品群の次には、円が描かれた作品群が登場した。これらの円に囲まれてると、何故かとても居心地が良かったです。それまでと違って鮮やかな色も使い、明確なコントラストで様々な円が表現されていた。最後に吉原治良氏の作品の製作風景の映像が流されていた。筆だけでなく、自らの掌を使い描いていた。全身全霊でキャンバスに向う姿は迫力があった。
2005.11.26
関西文化の日で無料だったので、近鉄の学園前駅近くにある大和文華館に23日に行って来ました。「物語絵と縁起絵」という展覧会がされており 国宝「寝覚物語絵巻」をはじめ、平安から江戸の物語を描いた絵画作品と寺社の草創や霊験を描いた縁起絵が展示されてました。国宝の作品は痛んでたので、国宝じゃない作品の方が楽しめた。中国や韓国の物も展示されてありましたが知らないで見たら日本の物だと思ったでしょうね。沖縄の物もあり、モンゴルっぽい鎧を着てました。色んな巻き物が展示されてましたが中にはとてもユーモラスな物もありました。巻き物といえば堅苦しい印象がありましたので意外でした。この美術館の真ん中にガラス張りの吹き抜けがあり中には竹林があったのにも驚きました。建物の周りに文華苑という自然に富んだ庭園があり良い雰囲気です。梅の季節に来たかったですね。大和文華館の近くにある中野美術館も無料だったのでもちろん足を運びました。靴を脱いで館内へ。小さな美術館でした。村上華岳、入江波光、梅原龍三郎、岸田劉生、須田国太郎、高村光雲など近代日本美術界を代表する作家の作品が展示されていましたがデッサン画や小品が多く物足りなかった。
2005.11.25
堺市立文化館を訪れた最大の目的はアルフォンス・ミュシャの作品を観る為である。ミュシャは、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで花開いたアール・ヌーヴォーの代表的画家です。『明星』や『みだれ髪』などを通じて日本にも大きな影響を及ぼした彼ですが、彼の作品は浮世絵の影響を受けているらしいのが面白い。人物はシンプルな線で描かれて、周りに装飾的な模様で彩り淡い色彩で仕上げている。いいですわ。彼の描く女性は美しいですね。色気はあるが、いやらしさは感じませんね。彼はポスターやカレンダーを手掛けていた為美しい作品としてだけでなく、商品を引き立たせる術も見事である。全体的にはカラフルでありながら商品の周りは色彩を抑え商品を目立たせるようにしたり女性の長い髪の先が商品に向って伸びるように描き商品に目を向けるように仕向けている。この美術館に展示されている作品は世界でも屈指のドイミュシャコレクションを故土居君雄氏の夫人が堺市に寄贈した物である。ミュシャスタイルが花開くパリ時代、転換期アメリカ時代の大作祖国とスラヴ民族へのメッセージが込められたチェコ時代の作品にいたるまで全生涯にわたる作品が網羅されている。ミュシャらしいポスター作品が好きですが私がすっぽり入る程の大きな丸いミラーの周りに絵が描かれた「ウミロフ・ミラー」や大作「ハーモニー」といった物はまた違った魅力があり、インパクトがありましたね。祖国チェコの為に無償でデザインした紙幣なんかも展示されてました。飾っておきたくなるデザインですがいかにも紙幣という色づかいなのが勿体無い。思った以上の質と量で満足できる展示でした。ミュシャが女優サラ・ベルナールの為にデザインした「蛇のブレスレットと指輪」が現在は貸し出し中(ユダヤ博物館だったかな?)というのが唯一残念だったところです。無料観覧期間は12月4日までだそうです。やっぱミュシャは良いですね。1月29日までサントリー・ミュージアムで催されてるミュシャ展にも俄然行きたくなりました。今回の主な展示作品
2005.11.24
関西の美術館が無料になる関西文化の日というイベントがあり昨日は堺市立文化館に行って来ました。場所はJR阪和線堺市駅のそばにあります。普段の観覧料は一般500円ですね。第59回堺市展という公募による入賞・入選作品が2,3階のギャラリーで展示されていた。セザンヌ風、ゴッホ風、キュビズム、抽象画と様々なスタイルの作品が並べられていた。絵が描ける人は羨ましいな。そして3階は堺生まれの歌人である与謝野晶子を紹介する与謝野晶子文芸館となっている。彼女が使っていた鏡台や直筆の資料や出版物が展示されていた。直筆の原稿用紙もありましたが、彼女は原稿のマス目を完全に無視。原稿用紙に書く意味ないじゃん!与謝野晶子といえば、歌人で源氏物語の現代語訳訳をし「君死にたまふこと勿れ」の人という認識しかなく今回の展示によって様々な事を学んだ。まず、あの駿河屋の娘だったのに驚いた。それから驚いたのは、子供が11人もいたんですね。そして四男がアウギュスト、五女はエレンヌとういう名前にびっくり!パリで彫刻家のアウギュスト・ロダンに会い彼から名前をもらったようです。後に四男は日本風の名前に改名しました。いくらなんでも日本人なのにアウギュストってのはキツイもんな。「みだれ髪」や「明星」の表紙はアール・ヌーボーを取り入れて、すごくお洒落だ。アルフォンス・ミュシャを、もろパクリとういうのもありました。そして4階がアルフォンス・ミュシャ館になっているのでした。その事は次回へ続く。
2005.11.24
「世界報道写真コンテスト」は、オランダに本部を置く世界報道写真財団によって、毎年世界中のプロカメラマンを対象にし開催されており、その入賞作品は「世界報道写真展」として毎年世界80カ所以上で展示されています。その日本巡回展の一つである立命館大学国際平和ミュージアムで30日まで催されてる写真展に行って来ました。スマトラ沖地震による津波、北オセチアの小学校包囲テロイラク戦争などの痛ましい写真の数々。百聞は一見にしかずと言う様に、言葉より雄弁に写真は語りかけてくる。カメラマンが危険を顧みず、世界の惨状を我々に伝えてくれる事はとても意味のある事なのだが、死者や苦しんでいる人にシャッターをきるのは良い事なのか?複雑な想いで観た。それに比べてスポーツの写真は素直に楽しめました。えっ!?どうなってんの?と思わせた新体操の写真水の中から水泳選手を捉えた写真などが面白かった。出場選手4人中4位になり悔し涙を流す少年には思わずニンマリ。自然の写真は凄かった。『ハムナプトラ』や『ツイスター』のシーンのような竜巻、砂嵐。CGみたいだった。オーロラは奇麗だったな。女優のシャーリーズ・セロンが薄い布で顔を覆った写真は、セピア色で撮られていて布が顔や髪と一体化して見えて、不思議な印象を受けた。ロシアでは、ソユーズの残骸がしばしば落ちてきて住人はそれを売って稼いだりしてるらしいのですがその様子を撮った写真は、綿毛?が舞っておりSFファンタジーの1カットのようだった。アフリカの夜警は、暗黙の了解で眠ってもいいらしい。(仕事中に寝るって、どういう事やねん!)彼等の実に様々な寝姿を写した組写真も面白かった。横を向いて寝る者、仰向けの者、座ったまま寝る者足を曲げて寝る者、伸ばして寝る者、まさに十人十色だ。私は写真の事に詳しくないが、意図的にブレた写真があり動きを強調してるようだった。被写体がブレたら失敗した!と思っていたが今度からは、それも有りだと考えようかな。
2005.10.27
第90回二科展開催を記念して、第1回から昭和前期の二科展に出品された作家たちの作品を中心に、二科会の栄光ある歴史を回顧する展覧会が大阪・なんば高島屋グランドホールで31日まで開催されている。いつものように朝日友の会でタダで観れました。二科展といえば、私なんかは工藤静香や八代亜紀などの芸能人が入選して話題になる程度の知識しかなくあまり日本画家は知らないので、無料じゃなかったら行かなかったが今回の展覧会鑑賞は、新しい見聞を広げる事が出来て良かった。素人意見ですが印象派に影響を受けた人が多かったように思います。その中で個性的で印象深かったのは東郷青児と岡本太郎の作品だ。東郷青児の作風は好きですね。岡本太郎は、いかにもらしい作品でした。岡本太郎のポストカードが売ってなくて残念だった。同じ画家の作品が数点展示されてる場合、本当に同じ画家?という作風が絵によって全然違う人が少なくなかった。岸田劉生の作品は静物の1点しか展示してないのが残念でした。他にも佐伯祐三、小出楢重などが展示されてました。第90回二科展は東京、名古屋は終了しこれから下記の通り巡回する。大阪展 平成17年11月01日~11月13日 大阪市立美術館 京都展 平成17年11月30日~12月11日 京都市美術館 秋田展 平成17年12月10日~12月12日 秋田県立美術館 広島展 平成18年01月10日~01月15日 広島県立美術館 新潟展 平成18年01月25日~01月30日 新潟県民会館 福岡展 平成18年02月21日~02月26日 福岡市立美術館 鹿児島展 平成18年03月08日~03月21日 鹿児島県歴史資料センター 米子展 平成18年04月22日~05月07日 米子市美術館 富山展 平成18年05月19日~05月28日 富山市民プラザ二科会HP
2005.10.22
25日まで開催中の京阪百貨店開業20周年記念特別展故郷の風景平山郁夫展を観て来た。例によって朝日友の会で、無料で鑑賞させてもらいました。平山郁夫は1930年(昭和5)6月15日広島県豊田郡瀬戸田町(生口島)に生まれる。15歳で被爆。東京美術学校日本画科を卒業しその後、法隆寺金堂璧画再現事業に参加、薬師寺玄奘三蔵院の壁画制作。1998年には文化勲章を受章。そして現東京芸術大学学長である。展示の並びは平山郁夫の生涯を絵で振り返っていく。B-29、原爆、水泳が得意で中国1位になった事美大入試時に隣の人が上手くて、つられて書いたら合格した事など。これぐらいの絵なら私でも描けそうとか愚かにも考えました。しかし「敦煌A」や「アンコールワット」などの大作を観てやっぱり、この人すげえ!と思いました。楽天で、こんなの売ってました。平山郁夫の原画を西陣織にした物で値段がなんと!730万円!!このブログ始まっての最高額商品だ。間違ってクリックしないように!複製画でも35、000円もする。平山郁夫美術館HP
2005.10.20
大丸ミュージアム梅田で16日まで行われているホルスト・ヤンセン展に行って参りました。20世紀後半のドイツを代表する芸術家という事ですが知らないで行きました。まずは木板画の展示だった。葛飾北斎を師と仰ぎ、北斎が画狂老人と名乗ったのに倣い自らを画狂人と称した人らしく浮世絵の影響を感じさせた。特に「雨」という作品に顕著に表れていた。次に銅板画の展示。木版画に比べ細かい描写になった。そして良く分からないシュールな作品が増えた。それから鉛筆でのデッサン画の展示が続いた。鉛筆だけで、よくこれだけの描写をと!驚かされるものから落書きじゃないのかと?思わせるものまで。そして色鉛筆、水彩を使った作品。自画像が多いですね。その顔は、疲れきった表情だったり風邪でグチャグチャに崩れてたりどれも醜いものばかりだった。次に静物。花とかは普通に描かれてたな。そして北斎の春画に着想を得た作品群が連なった。エロティックで1番気に入りました(笑)マネのオランピアや草上の昼食なんて目じゃない程の猥褻な作品だな~。でも時代は変わった。芸術として認められるようになった。それから、北斎の浮世絵も展示されていました。なかなか良い展覧会でしたね。初日の5日にはヴィトンとのコラボでも有名な世界的な現代芸術家の村上隆氏がヤンセンについて語るトークショーが行われたようです。大丸ミュージアムHP
2005.10.08
大阪ミナミの高島屋7Fグランドホールで10月3日(月)まで開催されている展覧会に行って来ました。大正9年7月6日、東京小伝馬町でミヤコ蝶々(本名・日向鈴子)は生まれた。関東大震災の翌年、柳橋の芸者と深い仲になった父親は彼女を連れて神戸に駆け落ちした。芸好きの父の影響で7歳の時、初舞台を踏んだ蝶々。巡業は九州や四国、近畿、さらには戦前、外地と呼ばれていた朝鮮半島まで及んだ。やがて三遊亭柳枝と不倫の末に結婚したが夫の浮気癖などが原因で、蝶々はヒロポン中毒となる。だが吉村朝治という青年の介護で快方に向う。彼こそが後の夫の南都雄二だった。7歳から学校にも行かず、芸の道で生きてきた為に夫に「これ、何という字?」と尋ねる事が、しばしばあった。これが彼の芸名の由来である。そして、夫婦のコンビでラジオ番組「夫婦善哉」の司会を始める。これが大好評で、後にテレビでも放送が始まった。コンビは一躍スターダムにのし上がった。しかし番組は好評だったが、夫と浮気相手に子供が出来て離婚する。離婚をふせたまま番組は続けた。ところが昭和48年3月、雄二は病で48歳の若さで逝った。悲しみに暮れる蝶々だったが、舞台に専念するようになる。平成12年10月12日、80歳の生涯を閉じるまで多くの人に笑いと涙を届けたのだった。この展覧会は彼女の生涯を写真で振り返りそして、故人の衣装、台本、紫綬褒章まで貴重な品々が展示されていた。土日には、松竹芸能のタレントによるライブ&トークショーが行われます。出演者は森脇健児、オジンオズボ-ン、T・K・O、 オーケイ酒井くにお・とおる、なすなかにし 海原はるか・かなたそして赤井英和です。
2005.09.22
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの手掛けた日本を代表するアール・デコ建築の大丸心斎橋店の本館7階で19日まで催されている「パリ・モダン展」に行って来ました。パリ市立近代美術館所蔵のアール・デコとエコール・ド・パリの絵画、彫刻、家具などが展示されている。アメデオ・モディリアーニ、アンリ・マティス、モーリス・ユトリロマリー・ローランサン、レオナール藤田など。エコール・ド・パリといえばシャガールも出品して欲しかったな~。マリー・ローランサンの「ジャノ・サルモン」は普通の肖像画でえっ!?本当にローランサンとか思いました。マティスの作品も、マティスにしては地味なのだった。やはり1番印象に残ったのはモディリアーニ「青い目の女」ですね。この展覧会の目玉だし、これ目的で行ったようなもんですから。次に印象的だったのはキース・ヴァン・ドンゲンの作品。血色悪っ!肌が青白いちゅうか、緑色ちゅうか。入場料は1,000円ですので、大丸6店の展覧会がフリーパスになる大丸ミュージアム・パスカード1,500円を買った方が良いかも?私は朝日友の会の会員なのでタダで観ましたが。大丸公式HP
2005.09.13
なんば高島屋7Fで開催されてる片岡鶴太郎の展覧会に行って来た。画家で陶芸をしてる事も知っていたが、ガラス作品は知りませんでした。コメディアン、俳優、ボクサー、画家、陶芸家そしてガラス芸術家とマルチな才能を持った人だな~。ガラス作品は、初の展覧のようです。今回は更に鶴太郎の花器に、池坊次期家元の池坊由紀氏が花を生けるという事です。まずは御馴染みの墨彩画の展示となっていた。魚の絵の印象が強いですが、色んな絵を描いてますね。彼の絵は、現実の色を表現するのではなく感情を表現する為に色彩を使っているようである。いよいよガラス作品の登場となった。まずは竹筒を模したガラス花器に生け花が盛られた作品だった。次にガラス画というガラスの裏から色を塗った絵の作品。墨彩画に比べると発展途上という感じでしたね。それからガラス絵とガラス立体の作品がずらっと並んだスペースへ。歪んでて失敗作みたいに見えるんですけど、これが芸術なんでしょうね。池坊由紀氏と鶴太郎のコラボ作品は全部で5つでした。普段は脇役のカスミソウを主役にした作品もありましたね。
2005.09.02
阪神百貨店8階催場で、7日まで開催される展覧会。NHKのみんなのうたのイラストで御馴染みの画家ですね。私には、児童文学の名作「とびだせバカラッチ隊」の挿絵の人と言ってもらった方がピンとくる。この本は現在は出版されていないようですが。淡い色使いで、今は無き日本の原風景を描く児童画の数々。よれよれの服を着た子供と田舎の風景。懐かしいという雰囲気ですが、私には未経験の風景ですがね。ある時期、作風が変わって暗い作品を描いていたようです。次にパリ時代の作品、人物が外人で時代も現在なので絵の雰囲気が全然違った印象を受ける。そして原点回帰で日本の作品。基本的には、あまり変化はないが、鮮明な色使いになったようだ。初期のほのぼのした感じより、強さみたいなものを感じる。面白かったのは、犬は漫画的な描写なのに対して猫は写実的で可愛くない。猫が嫌いなのだろうか?3日、4日にはサイン会をするようだ。
2005.09.01
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