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December 5, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
中国旅行もあと少し。
今日は西安市内の観光。
まずは西安城壁を見に行きました。

西安は昔は長安と呼ばれていました。
古代より政治の中心地として西周から秦、漢から隋、唐の都城と十三の王朝の都として、
二千数百年の歴史を有す古都です。
唐の滅亡後、中国は五代・契丹・北宋・遼・金等と揺れに揺れていましたが、
モンゴルがアジアから中東まで広く征服し、その支配下にありました。
このモンゴルが分裂して中国の王朝になったのが元ですが、

その頃から首都は北京に移り、長安は首都機能を失い、
明の時代に西安府が置かれて、それ以来西安と呼ばれるようになります。
なので、逆に言えば北京に首都が移る前の古い文化は全てここに残っているのです。

なので見るべき所はいっぱいあるのですが、
今回は大雁塔(唐の高僧玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典や仏像などを保存するために、
高宗に申し出て建立した塔)や、
西安城壁(唐の長安城を基礎に明の洪武年間にかけてレンガを積み重ねて築かれた堅固な城壁)
そして日本から派遣されて遣唐使としてここを訪れた空海や阿倍仲麻呂の縁の地を訪ねます。

西安城壁はホテルとの関係で西門からスタートです。


ここから城壁の中に入っていきます。
城壁の中に入ったら上に登ってみます。



下の写真の門は中庭の奥にあたる門。
中庭は日本のお城で言えば「虎口」かなと思います。
兵隊たちが出入りする部分で、一度に多くの敵兵が入れないようにし、
入ってきた敵を四方から弓矢で攻撃可能な構造です。

城壁は市街をぐるーっと囲み、上は馬でも走れる広さになっています。こんな感じ。



延々と向こうまで続いているのに、
なんとこれは平面図で言えば左のほんの一部でしかありません。左の門が今入って来た門。
えぇー!すごい!
ちょっと日本のお城とは違う規模?
山や川が多くて、それを自然の要害として使える日本とは違って、
中国のようにだだっ広い平原に都市を造る場合は、人工的に城壁を作って守るしか無い。
それが実感できる城壁でした。

そしてそれはレンガで作られているのです。
今回面白いのを見つけました。
そのレンガを作っている人のプライドです。
いやもしかするとプライドではなくお金の支払いの証拠としての物かもしれませんが、
レンガに名前と日付が刻んであるのです。

以外に新しい日付なので、近代になって補修された時のレンガかもしれません。
そして僕の仕事の関係で、これはと言うのも写真に撮って来ました。


城壁のやぐらの避雷導体です。
大平原の中で、他に高い建物が無いので、雷はここにしか落ちないのでしょう。
もう全体を避雷導体が覆っています。
燃えにくい鉄筋コンクリートであれば避雷針でもOKですが、木造だと無理だなと思います。
しかもその避雷導体に落ちた雷は、写真右のビニール管内を通る立ち下げ導体を通って地面へ。
金属製の管だと付近に居た人まで感電します。雷の電流は5万~20万Aは流れますから。
しかもそれだけの電流が流れると金属の管は磁力を発生し磁力でつぶれたり曲がったりします。
日本のお寺も見習った方が良いと思います。
鎌倉時代からこっち、日本のお寺はたくさん火事になっていますが、多くは雷のせいですから。

城壁を見たら次は大雁塔です。
入口には玄奘三蔵の像が有り、バックに大雁塔が見えます。


絵葉書のようです。
いよいよ見学開始ですが、ルートはこんな感じ。


最初は鼓楼と鐘楼です。見学通路の両側に有りますが、写真は一つに合成。


まっすぐ進んで行くと大雄宝殿が有ります。


その裏には兜率が有ります。


写真にも書いていますが、正確には兜率天(とそつてん)です。
でも仏教の世界観はよく分からないので、素通りします。
兜率の両側には6つのお堂がありますが、僕は観音様が好きなので観音様だけ写真撮影。


いわゆる千手観音様なのかなぁ?
そしていよいよ大雁塔です。
ツアーには登壇は含まれていないので別料金25元かかります。
でもせっかくなので登ります。
登っていると途中に宝冠が有りました。


明らかに中国の帽子とは違う(中国に王冠なんてあった?)ので、
恐らく西方から持ち帰った物でしょう。
さすが西安はシルクロードの起点だと思います。
三鈷杵が付いているので仏教に関係する王冠ですが、玄奘三蔵が持ち帰ったのかも?

大雁塔の頂上に登ると西安の街の四方が見られます。
南の方を写真に撮ってみました。


中国って広いなぁと思います。しかもものすごいマンション群。
不動産屋はもうかっているな。と思ったら最近はバブルが崩壊して大変なんだそうです。

大雁塔を降りて奥に進むと玄奘三蔵院が有ります。
玄奘三蔵が持ち帰ったお経等を保管しているお堂です。


門をくぐると、中には大遍学堂、光明堂及び般若堂が有ります。


玄奘三蔵が持ち帰ったお経等が保管されているのです。

おぉー!般若心経?だから般若堂なのか。
壁を見ると玄奘三蔵が苦労してたどった道のりが書かれています。


半端ない距離を歩んだのだなぁ。
ところで、玄奘三蔵と言えば西遊記のモデルです。
そもそも三蔵(さんぞう)は、仏教における経蔵・律蔵・論蔵の3つのことであり、
仏教の典籍を総称したものなので、人間の名前ではありません。
でも玄奘三蔵はインドから中国にそのお経を持ち帰った人なので、特に三蔵と呼ばれています。
玄奘は中国を出る時に唐の王朝にインドへの旅の許可を求めましたが許されませんでした。
でも玄奘は国禁を犯しても頑張って出発し、お経を持ち帰ったのです。
えー!それじゃぁ密輸じゃん!いや冗談ですが。
道のりは大変で苦難の連続だったと思います。
さすがに西遊記のように妖怪は出なかったでしょうが、盗賊なんかは当たり前に居ただろうなぁ。
と言うことは孫悟空や猪八戒や沙悟浄は居なかったかもしれないが、ボディガードは居たんだな。
まぁ、それが巡り巡って日本にも伝わったんだ。

大雁塔を後にして次は青龍寺。空海が修行したお寺です。
入口はこんな感じ。


青龍寺の案内図。


中に入って、まずは牡丹園に行きます。


綺麗な所ですが、ふと見ると日本と同じ灯籠が有ります。
滝や石も何となく日本のお寺の庭と共通するものが感じられます。
いや、逆に日本のお寺は、この辺の中国のお寺のマネをしたのかな?
お庭を進んで行くと青龍寺が有ります。


中に入ると、中の廊下に恵果と空海の説明板が壁に飾られています。


うーん読めない。でも何となく空海が恵果の弟子になってと言う雰囲気は分かります。
ここを出て次は空海の記念碑。


けっこう立派じゃん!
実はここ西安と四国の人達は姉妹都市になっていてあちこちに四国の人の名前が書いてあります。
あれ?そうか、四国の八十八か所巡りか。そうかぁ空海かぁ。
そうなんですね。だから日中友好関係の展示が多いんです。
恵果・空海記念堂なんてのも有ったりします。


中にはもちろん空海ゆかりの品々が。
そしてお二人の像も有ったりします。


ここまで来るとなんか白けてしまいそうだったんですが、
お庭を歩いていて、珍しい木を見つけて急に元気が出ました。
葉っぱは松なんですが、木が全然違う。なんか白樺みたい。


悩んでいたら、同じツアーの方が調べてくれました。シロマツと言うらしいです。
中国の木で、日本にも持ち込まれて南の方では生えているみたい。
さらに僕を元気にしたのは地元のお姉さん達。
北京は不細工なお姉さんばかりだったのに、ここのお姉さん達は美人が多い。


おぉー!北京よりもはるかに美人だよ。
嬉しくなっちゃう。

ちょっと安心して次は興慶宮。
阿倍仲麻呂が唐で過ごした場所らしいです。


お客さんが少ない。
中には阿倍仲麻呂記念碑が有ります。


結構立派です。日中友好に気を使っているのかなぁ?
この興慶宮はあまり見る所も無いのですが、一番奥に龍堂が有ります。


龍堂の中には立派な龍がとぐろを巻いています。


あまり怖くない。
こうして西安の観光は終わったのですが、
このツアーにはオプションで観劇が付いています。
260元と高いのですが、ネットで調べると日本でチケットを買っても6000円なので、
1元23円とすると260元=5980円ですから、ちょうどです。
演目は「大唐女皇」唐の則天武后の物語らしいです。
言葉が分からないので苦労しますが、両サイドの電光掲示板には英語で解説が出ます。
って英語も分からないから役に立たないじゃん。
でもまぁあらすじはあきらめて、演技と音楽を楽しむことにします。
すると不細工なお姉さんに混じってきれいなお姉さんが。


卓球の福原愛ちゃんに似ています。
彼女の役はヒロインではないのですが、物語を進める重要な役のようで、
最初は下っ端の女中さんみたいな感じだったのが、着ている着物がだんだんと豪華になり、
最後はヒロインの則天武后を迎える重要な役柄になります。
中国語が分かれば面白かったかも?
そして最後は彼女ではありませんがヒロインの則天武后が階段を上りつめて女皇になったようです。


言葉が分かればなぁ。
でも最後はお楽しみが!
お客さんは彼女達と写真が撮れるのです。


ムフフですが、僕も写真を撮ってもらいました。
嬉しかった。
こうして僕の中国旅行は終わり、明日は3時半に起きて7時頃の飛行機に乗って帰国です。
色々と有ったけど面白い中国旅行だったかな。
クラブツーリズムの添乗員さんありがとう。





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最終更新日  December 5, 2024 04:06:57 AM
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