Flatのガンプラ製作日記

【感想】オクトパストラベラー

ニンテンドースイッチのオクトパストラベラー。プレイ時間は130時間を超え、最後の裏ダンジョン以外は全部クリアしたので、感想など。​オクトパストラベラー​ちなみに世の中の人は、50～60時間程度でクリアしている人がほとんどです。私には、ボスがなかなか倒せず、レベル上げなどをしまくっていたために倍以上かかってしまったようです。そんな「ヘタッピゲーマー」の感想なので、参考程度に・・・8人の主人公がいて、しかもどこから進めても良くて、どの順番で進めても良い、ということで随分と自由度の高いゲームだなぁと期待がすごく大きいゲームでした。なんですが、この8人の主人公、ほどんど絡みがない。各自のシナリオは各自だけで進みます。仲間は戦闘の際に一緒に戦うだけ。「仲間じゃなくて、用心棒みたい」というのが感想です。絡みがなさ過ぎて、別々のゲームをしているかのようでした。Aが仲間になってないから、敵と戦闘になっちゃうとか、BとCが仲間になっているせいで、特別なイベントが発生するとかそんなの期待していたんですけどね～。ちょっと残念でした。戦闘システムは良いようなイマイチのような、です。敵には剣、槍、斧、属性攻撃などに対する弱点があり、この弱点を一定回数攻撃すると、Breakします。Break状態になると、行動不可となり、さらにダメージも増加するため、いかに敵をBreak状態にするか、だと思っています。このシステム自体はなかなか面白いのですが、スキルがバランスが悪い。例えば、弓が弱点で、シールドが4の敵の場合、弓で4回攻撃すると、Breakします。1回の攻撃でシールドが１減るので、4ターンかかることになります。で、ハンイットには「どしゃぶり」（敵全体に5～8回攻撃）というスキルがあります。5～8回なので、シールドが4の敵なら、問題なくBreakできるだろうと思っているとバシバシ外れて、2，3回程度しか当たらないことがしばしば起こります。通常の弓攻撃はほどんど外れないので、「どしゃぶり」の命中率が低いんだと思いますが、強敵と出会って困ったときに「どしゃぶり」を使ってこの結果というのはかなりがっかりします。この辺は命中率もう少し高くても良かったんじゃないですかねぇ。絵はすごくきれいで、波のきらめきとか、景色の遠近とか、とても素敵です。あと、キャラクタ同士の絡みはないものの、キャラクタごとのシナリオは悪くなく、最終章までクリアすると、満足感はあります。また、キャラクタに固有好きというものがあり、村人から秘密を聞き出したり、所持品を盗んだり、その「秘密」や「所持品」を使ってクエストをクリアしたりと面白い要素はたくさんあるので、途中で投げ出さずに最後までやり遂げることができましたが、もう少し改善の余地ありということで、「最高～」とは言えないゲームでした。