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書籍の感想です。今回は「とある小さな村のチートな鍛冶屋さん2」です。とある小さな村のチートな鍛冶屋さん(2) (レジーナ文庫) [ 夜船紡 ]メリアは村の外れでのんびりと鍛冶屋をやりたいだけなのですが、周りがそれを許してくれません。メリアの作る武器は王国のどの鍛冶屋より優れているのです。これだけでも貴族や商人からすれば放っておけるわけもないですが、さらに眷属の加護を受け、魔族と親交があるとなれば政治的にも重要な意味を持った存在なのです。というわけで王様に会いに行くことになり、ある陰謀に巻き込まれることになります。眷属のおかけで何とか解決することができましたが、平穏な生活とかは無理っぽいですね。
2023.04.30
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書籍の感想です。今回は「お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課2」です。お迎えに上がりました。 2 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫(日本)) [ 竹林 七草 ]人間でありながら、霊を視ることができ、霊と意思疎通ができる朝霧夕霞が国土交通省職員として頑張る2巻です。もともとは単に霊と意思疎通できる貴重な存在として雇われたわけですが、彼女の人(?)を想う気持ちが多くの人を動かし、様々な事件を解決して行きます。今回、オッパショ石を運ぶ必要がありました。オッパショ石とは「おんぶ」をせがむ石のことでおんぶして歩いていくと、どんどん重くなっていくという妖怪(?)のことです。そんなオッパショ石を運ぶために、キャリアカーやクレーンまで用意することになりました。提案したのは彼女ですが、わずか一日でそれを手配した上司の辻神の手腕が凄いのかと思ったら、1巻で問題を解決したことで恩を感じていた人が「夕霞が困っているのなら」ということで動いてくれてのでした。情けは人の為ならず、ですね。さて、本編も楽しいのですが、後書きを国土交通省国土政策局局長が書いているのが面白かったです。後書きも飛ばさずにぜひ読んでみましょう♪
2023.04.29
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書籍の感想です。今回は「オーバーロード3 鮮血の戦乙女」です。オーバーロード3 鮮血の戦乙女 [ 丸山 くがね ]今回はシャルティアのお話です。アンデッド(真祖のヴァンパイア)であるシャルティアが精神支配を受けてしまうというお話です。これ、アニメでもあったのですが、シャルティアに精神攻撃を仕掛けた者が誰だったのか良く分からなかったのですが、法国の方々だったんですね。でアインズがニグンを捕まえてしまい、さらには情報系魔法にカウンターをしたために厄災の竜王が復活したのだと勘違いして、精鋭と秘宝を持ってきちゃったわけです。そんな人々の前にシャルティアが現れれば竜王ではないが、コヤツが元凶だと判じてもおかしくない。そしてワールドアイテムの力の前にシャルティアは陥落。しかし、死に際にアイテムの行使者を倒すことができたため、命令する人がいない。かくてアインズに反旗を翻したものの積極的な行動を取らない最強のヴァンパイアが誕生したわけです。しかしアインズにはその変の事情はわからないわけで、精神支配をされたことで、色々な情報を引き出されることを恐れ、シャルティアを倒すことを決意します。倒して復活させれば精神支配がない状態で復活できると踏んだわけです。後半はアインズとシャルティアとの一騎打ちです。敢えてマジックキャスターであるアインズが一騎打ちという不利な状況に身を投じたのは「自分で解決したい」というわがままと「部下同士が戦う姿を見たくない」というものでした。しかし近接戦闘も得意なシャルティアに勝ち目があるのでしょうか?アインズ様、なかなかの戦上手です。マジックキャスターなのだから、MPさえなくなれば雑魚同然、だから人のMPやスキルを使い切ってでもアインズのMPを使い果たさせようとした。お互いMPがない状態なら後は近接戦闘の強い方が勝つ。つまりはシャルティアが勝つ。はずなのですが、そう思わせる作戦だったんですね。MPもスキルもない状態のシャルティアになら勝てる武装を準備しておいて、そこに誘い込む。シャルティアは見事にはまってしまいました。なかなか面白かったです。
2023.04.25
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書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?#05」です。終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#05(5) (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ]前巻で獣になってしまったヴィレムですが、過去、最初の獣そのものがヴィレムなのかと思ったのですが、それは違うみたいです。最初の獣はアルマリアなのですが、アルマリアに休息を与えたヴィレムが今度は最初の獣になってしまったということのようです。ただししょーのおかけで記憶を封印することで何とか獣になることを止めている状態です。一方、この世界の真実も明らかになります。獣とは何か。何故人間族が獣に変化してしまうのか。星神様は何をしたのか、トゥルーワールドは何をしようとしていたのか、そしてトゥルーワールドの意図を知らないアドベンチャラーたちは「悪の組織」だと思い込み、トゥルーワールドを壊滅を追い込んでしまい、その結果どうなったのか。そして妖精たちがなぜ、どこから生まれてくるのか。一見バラバラな事象が見事に絡み合い、そして誰も悪意などなく、自分の希望を叶えようとしただけ。なのに、だからこそ、世界は滅んだ。そんな世界に(辛うじて)生きるヴィレムは妖精たちが少しでも生きやすい世界になるように、と願って自分の命を使うのでした。ただ、だからこそ、ラストは必要だったのかな?アイツはだれなのさ!ヴィレムの話はこれで終わりみたいですが、新章(?)があるみたいですね。アイツは出てくるのかな?
2023.04.23
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書籍の感想です。今回は「迷犬マジック」です。迷犬マジック (双葉文庫) [ 山本甲士 ]迷子のワンコが転がり込んできた家に小さな奇跡がやってくる話です。4つのお話が収録されているのですが私はサムライミュージシャンの話が好きです。サムライミュージシャンって何?って話ですが、三味線で洋楽を弾きこなす路上ミュージシャンこそがサムライミュージシャンなのだ!外国の見物客に「サムライ」と言われたのに気を良くして作務衣を着るようになったのがきっかけです。でも人気があるわけではなく、燻っていました。そんな時にマジックがきたおかげでマジックとの掛け合いが話題となり、人気が爆発することになります。場所を貸してくれた商店街にも人が集まるようになり、活気が戻ってきて、多くの人に感謝されるのでした。そんな活躍が目に止まり、あるお笑い系の芸能事務所から声がかかります。マジックと一緒にです。しかし、その途端、マジックはサムライミュージシャンの元を去る仕草をします。マジックと離れたくないけど、マジックは去ってしまうのです。当然芸能事務所の話は無しになっちゃいます。マジックが去って路上ライブに来る人も減りました。でも彼はめげずにライブを続けます。お世話になった商店街のためにも。そんな彼に本当の幸運が舞い降りてくるのです・・・マジックが「最初のそんな話に乗っちゃダメ」って言ってたんだな、と思えて嬉しくなります。ミュージシャンならミュージシャンとして評価してくれる人のところに行かないとね。他の3編も素敵なお話です。マジックがスーパーワンコということですね。飼った本人だけでなく、周囲の人も巻き込んで幸せにしていくのが、良いです。
2023.04.20
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書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?#04」です。終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#04(4) (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ]前巻ですべての力を使い果たした状態で地上に取り残されたヴィレムとネフレン。そのまま死んじゃったらこの4巻はないわけですが、生き返ったわけではなく、500年前の世界が広がる場所で目が覚めます。会いたかったアルマリアに声を掛けられ、若干心を揺らされつつも、ここが何らかの夢とかそんな世界だと思いを持ちます。時間軸としては獣の発生する少し前。この夢はヴィレムに何をさせたいのか?この夢の中で獣の発生を阻止したところで現実が変わるわけではありません。しかし目の前にいるアルマリアはどこからどう見てもアルマリアであり、虚構の世界とは言え、アルマリアを見捨てるという選択肢は考えられません。そしてついに始まる世界の終わり。アルマリアを救うべくヴィレムが採った行動は・・・これってヴィレムがあーなってこーなっちゃうってことですよね?過去の出来事を見せていて、ヴィレムがどう動こうと結果は変わらないものと思っていたのですが、ヴィレムもこの物語の一員として予定されていたんですかね。タイムパラドックス的ではありますが、ヴィレムの行動によってあーなって、未来(現在?)がこうなっちゃったのかなあ。ちなみにスウォンは何か知っている風だったけど、ここまで把握していたのかな?さて、次巻で完結ですが、どうなるのかな。夢の世界が崩壊したことで、ヴィレムは現在に戻ってこれるのかな?
2023.04.16
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書籍の感想です。今回は「誰でも30分で絵が描けるようになる本」です。誰でも30分で絵が描けるようになる本 たった「4つのステップ」で、驚くほど絵が上手くなる! [ マーク・キスラー ]絵が激しくヘタなフラットとしては非常に興味深いタイトルです。さっそくチャレンジ。・・・感想ですが、「30分で絵が描けるようになる」わけではなく、「お題の絵を30分で描く本」という感じです。お題は25個用意されていて、どこから始めてもOKです。皮を剥いたバナナなんていうお題があってとてもじゃないですが、私の腕では描けないものでしたが、本に載っている手順に従って描いていくことで、30分くらいでバナナの絵を完成させることができました。ただこれは書かれた手順通りに手を動かしただけで、決して絵が描けるようになったわけではありません。30分でコツが掴めるわけではないので、習熟するためには何度もバナナを書く必要があると思います。他にパプリカやスマホ、サイコロ、テディベアなどを描いてみましたが、同じ感想です。30分で描いた、でも描けるようになったわけではない。全体的な書き方としては四角や丸などで大まかな形を描き、その後整形、さらに影をつけて仕上げていくという感じです。
2023.04.15
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書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?#03」です。終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#03(3) (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ]ああ、クトリが壊れていく。そして、最悪の真実が待っている予感。獣は人間族が生み出した、のではなく、人間族に対して行った人体実験の結果生み出された変異種っぽい。となると・・・怖いから想像するのやめよう。もしそうだったらヴィレムが可哀想すぎる。でも、ヴィレムは死んじゃったのかな?流石にあの状況で生き残れるはずもないんだけど。はてさて、次巻に続く。
2023.04.15
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書籍の感想です。今回は「転生したら最強種たちが住まう島でした1」です。転生したら最強種たちが住まう島でした。この島でスローライフを楽しみます(1) (SQEXノベル) [ 平成オワリ ]転生物ですが、転生前がブラック企業というのはお約束なのかな。転生前が辛い状態だから、手違いだろうが強制的だろうが、ある意味ラッキーなわけです。その上、今回は手違いだったこともあり、希望を叶えてくれるとのこと。何でも希望を聞いてくれると言うのであればめちゃくちゃなチート能力を希望しても良いところですが、希望は健康な体と人が周りにいない環境。その環境でも生きていける健康で怪我をしない体を希望しただけなのに結果として超チートな能力を手に入れます。何しろそこは神獣であるフェンリルやベヒモス、スザク、古龍種であるバハムート、吸血鬼の真祖などおよそゲームであればラスボスであってもおかしくない者が住む島だったのです。確かに人は住んでないけどね(笑)これらの種族と暮らしていくには凄い無敵ボディを持っていないとね(笑)理屈としては合ってる気もするけど、スタート地点が斜め上を行っててなかなか面白いです。
2023.04.11
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書籍の感想です。今回は「オーバーロード2 漆黒の戦士」です。オーバーロード2 漆黒の戦士 [ 丸山 くがね ]相変わらずの規格外の能力を発揮するアインズ。今回はアニメでもありましたが、フルプレートの戦士「モモン」として活躍する回です。フルプレートを装備している状態では魔法はほぼ使えないわけで、魔導師メインのアインズからしてみれば両手縛られているような状態です。そんな状態でも無双しちゃうんだから、ハムスケじゃないけど心酔しちゃうかもね。ちなみにアインズのアライメントはどちらかと言うと悪なわけで、しかも異業種なわけだから、人間が不幸になろうが知ったこっちゃない。なのですが、今回街を救う結果になったのは偶然が重なったに過ぎません。カジットとクレマンティーヌにとっては運が悪かったとしか言えません。次巻、シャルティアが反旗を翻す事態となります。アインズ大好きなシャルティアが謀反なんてありえないはずなのですが、楽しみですね〜
2023.04.08
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書籍の感想です。今回は「上流階級富久丸百貨店外商部3」です。上流階級 富久丸百貨店外商部(3) [ 高殿 円 ]静緖が外商部で頑張るお話の第3巻。どこで買っても同じ商品が手に入る世の中。そんな中でもあえて外商から買ってもらうためにはどうしたら良いか。外商で買うような方々はお金持ちな方々ばかり。お金より、時間が大事。また人生のイベントを彩りたいと思っている。そんな人々に寄り添う静緖は多くの顧客の心を掴み、大きな売上をあげていく。そんな中、今後の人生をどうすごしていくのかみたいな話が中心になっていきます。転職するのか、家を買うのか、母親と同居するのか、居心地の良いルームメイトとの同居を続けるのか。などなど。同時にネットでの中傷されている顧客のサポートや中学受験する息子のサポート、さらには終活とも言うべきお別れ会のお手伝いと広く関わっていきます。そんなの百貨店の店員の仕事なの?とも思いますが、人生の様々なイベントにこそお金をかけたいお金持ちの方々は結果的にこれでもかとお金を使ってくれるのです。凄い。
2023.04.07
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書籍の感想です。今回は「翼をください」です。翼をください【電子書籍】[ こかじさら ]ファッションメーカーに入社した新人女性社員がお仕事頑張るお話です。とは言っても、失敗して、怒られて、理不尽に怒り、信頼できる先輩を見つけ、少しずつ少しずつ一人前に近付いていくという感じです。いきなり今までにないアイデアで会社を変えていくなんていう話も痛快ですが、この本はもっと地に足が着いた感じです。悪く言えば地味ですが、これも悪くない。背が高いことと声がデカいことだけが取り柄(?)だと思っていた彼女が終盤、大きなプロジェクトに抜擢されたのも、今までの地道な頑張りが認められたから。大変な仕事にめげずに、陰口も言わず、投げ出さなかったから。そういう頑張りを見てくれている人がいるよ、というエールなんだと思います。なんですけど、オーラスにライバルと思っていた同期の女性に悲劇が訪れます。彼女とケンカしてすれ違うこともあった。認め合い、今後、ライバルとして切磋琢磨していこうと誓いあった矢先の出来事です。うーん、ここはどう捉えたら良いんだろうなあ。ちょっと複雑です。
2023.04.05
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書籍の感想です。今回は「とある小さな村のチートな鍛冶屋さん1」です。とある小さな村のチートな鍛冶屋さん(1) (レジーナ文庫) [ 夜船紡 ]神様のミスで寿命前に死んでしまったメリアは異世界への転生を希望する。生き返ることも打診されたけど、ブラック企業で働いていたメリアは元に戻りたいとは思えなかったのです。で、転生先で鍛冶職人としての人生を謳歌することになるのです。類まれなる鍛冶能力だけでもチートなのに、モンスターが出ない彼女専用のダンジョンを備えた鍛冶工房とかずるいよね。材料も集め放題です。しかもそんな彼女を守るために神獣の眷属と心を通わせることもでき、眷属からさまざまな効果を受けることができるのです。チート過ぎね。でも、神様も考えがあったみたいで、今は忌み嫌われている魔族と他の種族との関係を改善したいと考え、それにメリアが貢献してくれればって思っているみたいです。結果的にメリアは魔族にも気に入られ、村人たちからも受け入れられ、幸せな生活を手に入れたのでした。
2023.04.02
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書籍の感想です。今回は「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?#02」です。終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02【電子書籍】[ 枯野 瑛 ]終末シリーズ2巻です。この巻で新たな事実が判明します。それは元にした人格からの侵食があり、20歳くらいまでしか生きられないというものです。しかも20歳というのは何もしなかった場合の話であって魔力を熾して活性化させ続けていると、リミットはどんどん短くなっていくのです。獣との戦いからなんとか生還したクトリたち。しかしクトリは限界を超えるほどの魔力を熾して、浮遊島を叩き割り、何とか獣を地上に蹴落とすことに成功しました。クトリはそこまでして生きて帰ってきたのです。ヴィレムとの約束を守るために。しかし、それはわずかばかりの命を残して帰ってきたに過ぎなかったのです。それなのにヴィレムに心配かけさせたくないクトリたちは本当のことをヴィレムに伝えませんでした。そのせいで軍の本部に呼ばれてしまったヴィレムはクトリたちを家で迎えてあげることができなかったのです。そして・・・相変わらず重いですね。私は好きですが、どういう結末が待っているだろうなあと悩みます。ちなみにヴィレムは凄い人だったんですね〜才能はあまりなかったのに、努力と工夫で超常の力を手に入れた人です。そして聖剣の調整能力は他の追随を許さないレベルとのこと。さらりと調整する姿が描かれているのでそういうものかと思っていたのですが、本来は専門家がチームを組んで何とかメンテナンスできるもの。当時の技術は失われているので今は誰もメンテナンスできないものが聖剣なのです。それをヴィレムは一人でさらりと調整しちゃう。どんだけ貴重な存在かということでしょう。そんな彼を巻き込んだ大反攻作戦。妖精たちに入れ込み過ぎていて、できれは戦いに向かわせたくないヴィレムはその誘いを断ります。しかし、地上にはヴィレムにとって大切な何かがあるようです。それは次巻以降で明らかになっていくのかな。
2023.04.01
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