Flatのガンプラ製作日記

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2021.08.16
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「翼の帰る処5 上 蒼穹の果てへ」です。


翼の帰る処(5 上) 蒼穹の果てへ [ 妹尾ゆふ子 ]

いよいよクライマックスの翼の帰る処です。
まあ、今回は上巻なので、本当のクライマックスは下巻なのですが。

相変わらず忙しいヤエト。
そんな中、玉座を取ることをヤエトに宣言する皇女。
あからさまにそのようなことを言ったことがない皇女に戸惑いますが、

思うような。
そんな中、竜種たちを帝都に集めての会議が招集されます。
今回、各皇子の雰囲気が細かく描かれていますね。
残った皇子は4人。
第一皇子は長男ということもあり、一番王位に近いような気もしますが、
皇帝は必ずしも長子を王位にとは思っていないよう。
しかも、この第一皇子、腰が重い。
石橋を叩いて渡らないタイプで、なかなか決断をしない。
逆賊となった第七皇子の残党狩りを命じられながら、なかなか果断に動けず
皇帝もイライラしてます。

第二皇子は即断即決、用意周到タイプ。礼儀作法より実を優先し、挨拶も

のも得意。ヤエト曰く、「時間の進みが早い」。
有能なんだろうけど、一緒にいたら疲れるかもね。
そして、皇女の陣営に最も協力的な皇子でもあります。
第二皇子の所領に魔物が頻繁に出没しているというのもあるとは思います。

第三皇子。過去に皇女を暗殺しようとしたことがあり、蟄居させられていた

なりました。
ヤエトの発言をことごとく、軽くいなそうとしているのが、ヤエトを軽く
見ているからなのか、ヤエトを邪魔したいからなのか・・・

第六皇子は今までほとんど描かれてきませんでしたが、母親が南方系の方
だったこともあり、目鼻立ちから一線を画しています。
そして、そんな彼だからか、もっと民を救う、あるいは、救おうという意思を
示すべき、と発言します。
「そうでなければ従う意味がない」と。
第六皇子の真意がどこにあるか、難しいところですね・・・

第七皇子のように真っ向から叛意を示すつもりではないようですし、本当に
民のことを憂えての発言だったのでしょうか???

そんな会議に参加させられたヤエトですが、ヤエトは罅を閉じることに協力
して欲しいのではなく、ヤエトのやれる範囲で勝手にやらせてもらうことを
宣言しにきたので、第一皇子が証拠がないから信用できないとか、第三皇子が
罅を閉じると恩寵が失われるとかいろいろ言われますが、あまり気にしません。
結局、皇帝から、「魔物の件はヤエトに一任」という発言で、おおむね
決着したのでした。

というわけで、この先は世界の罅をどうするかという話を中心に物語は
進行するのだと思います。
まずは北に行き、ルシルの協力を得たいと試みますが・・・

上巻はここまで!
下巻はルシルの協力を得て、神様の助力を持って世界の罅を閉じるのですかね!?
しかし、それとは別に帝国の今後、そして、皇女の今後も気になります。
(第一皇子がしきりに皇女に縁談を勧めていたのがきになります・・・)





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Last updated  2021.08.16 08:42:54
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