Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Calendar

2021.11.20
XML
カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「すべての神様の十月2」です。


すべての神様の十月(二) (PHP文芸文庫) [ 小路 幸也 ]

すべての神様の十月の続編です。
1巻がすごく好きで続編出ないかなと
思っていたので、続編が出てそれを
読めるのは幸せですね。

貧乏神や福の神、お稲荷さんに風神などが

馴染んで暮らして(?)います。

彼らは彼らの役割に従って人間を支えていく
わけです。
なのでパートとして働いたり、高校生として
喫茶店に日参したり、そんなこんなをしながら
少しだけ人々が幸せになるようにお手伝いする
場合が多いです。
ちなみに貧乏神は人を支えない、むしろ人を
不幸にするのでは、と思うかもしれませんが、
貧乏神は人が大成功し過ぎて、天狗にならない
ようにほどほどで失敗させるという役割の

貧乏神イコール不幸の神ではないということですね。

死神は前巻に引き続き登場。
死神は人を死に誘うわけではなく、人が死ぬのを
看取るのが、仕事です。
死神のせいで死ぬわけではなく、人が死んだ

死ぬ間際に登場するだけなので、人と触れ合う
ことの少ない神様ですが、時々死神が見えて
しまう人がいて、そういう人との出会いが
死神のこころの潤いになっているのかも。
今回は死神に恋した高校生がまた死神に
会うために医師になることを決意します。
たいして頭も良くない彼女が簡単に医師に
なんてなれるわけないのですが、彼女の熱意と
彼女の近くにいる福の神のおかけで彼女が
医師になるの間違いないと、福の神は太鼓判を
押します。
さてさて、成長した彼女と出会った時、死神は
どんな反応をするのでしょうね。

神様たちであるにも関わらず、行動は大概
地味で人を幸せに導くと言っても、魔法を
使うわけではないところが、良いところです。

ほっこりする小説です。
気軽にほっこりしたい方はぜひ!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.11.20 14:57:17
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: