森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.02.27
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ところが強迫観念の人は事情が異なる。
それは吠えかかる犬の恐怖に耐えないで、一時逃れの目先の安心を得ようとして、
その犬を見ないように顔をそむける。

その時本人の注意はどこに向かうか、といえばただ自身の不安の状態、すなわち自分の胸騒ぎ、
脱力の感とか、さむけや震えということだけに集中し、心を奪われ、現実の対象を忘れ、
自分の恐怖、不安の結果がどうなるかということが恐ろしくなる。これは恐怖を恐怖するということである。

脳の立場でいうと、偏桃体で不安や恐怖を感じるのは普通の人と一緒である。
ところが顔をそむけた結果、記憶として残されることは全く違う。
自身の不安や恐怖に襲われた状態、自分の胸騒ぎ、脱力の感と身体の違和感が記憶されることになる。


犬を観察して、追い払ったとか逃げたという貴重な経験は記憶されていない。
記憶としてあるのは、その時の恐怖心や体の違和感である。
それらが予期不安となって走馬灯のように頭の中を駆け巡るのである。
もはや吠えかかる犬は眼中にない。気持ちの内向化が起きているのです。
対象物から目を背けて、自己の不安、恐怖、違和感を取り去ることに専念しているのである。本末転倒である。

さらに悪いことに、そういう経験を繰り返すと、以前の記憶がさらに強化されて、
新しいパワーアップされた不安感、恐怖心、違和感として記憶されるようになっていることだ。
すると寝ても覚めてもそのことばかりが気になり、逃れようとしても逃れられず、
悩みもだえるようになるということです。
これは意識の外向化が起こらず、ひたすら内向化されたことによる。
逃げてもよい。でもまずは恐怖心を排除しないで向き合う。






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Last updated  2014.02.27 07:09:36
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森田生涯 @ Re[1]:最初は症状回復を意識した行動でも構わない(01/30) 長谷川勤さんへ ありがとうございます。 …
長谷川勤@ Re:最初は症状回復を意識した行動でも構わない(01/30) 森田生涯様 いつもお世話になっています。…
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楽天星no1 @ Re:小林一茶の人生から学ぶこと(01/02) 一茶の人生を初めて知りました。不幸だっ…
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