森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2019.06.29
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相手の話を「きく」ということに3種類あるという。
自然に耳に入ってくる「聞く」、相手に問う「訊く」、そして相手の心に寄り添いながら、相手の言葉に耳を傾ける「聴く」である。
カウンセリングや森田理論学習の場では、「聴く」という態度が欠かせない。
集談会での体験交流の場では、盛んに「傾聴」を意識するようにと言われる。
これはカウンセリングの技法の一つである。

そのためには、相手にどんどんしゃべってもらうようにする。
人と会話するときに50%対50%の割合でしゃべっていると、相手からすると、「今日は相手ばかりしゃべっていた」と感じるという。不満やストレスを感じるようになるのだ。
これを70%相手にしゃべらせて、自分は30%に抑えるように意識する。
すると、相手は今日は自分の話をよく聴いてもらえたと満足する。


会話するときに気を付けたいことは、自分の「かくあるべし」を相手に押し付けないことだ。
断定的、指示、命令な発言は避けることだ。
自分の場合はこうだったと体験を話してあげる。
また相手の話を、安易に是非善悪の価値判断をしないで聴くということだ。
裁判官のように自分のことを裁かれるのは、自分が否定されるように感じることがある。
相手の考え方、現実や現状を正確に把握するという気持ちで聴くようにするよいと思う。
事実を正しく分かろうとすることに意識を集中することだ。
相手の長所や能力を見つけて誉める、評価することよりも、まずは事実を認めて受け入れることに注力する方がよいと思う。それを一貫して持ち続けるようにする。

そういう姿勢を相手は敏感に感じる。
信頼関係が徐々に形成されると相手に安心感が生まれる。
心の安全基地ができるようなものである。

そして世話活動などにも参加していく。
そんな人間関係の中で、無理しないで森田理論学習や森田実践を積み重ねていきたいものです。





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Last updated  2019.06.29 06:30:08
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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