森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2022.04.21
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カテゴリ: 行動のポイント
森田先生は18歳からずっと日記を書いておられました。
日記の内容は簡単なものである。1行か2行である。
感情的なことは書いていない。その日の出来事や行動記録である。
私は森田先生の真似をすることを目標にしているのですぐに実践してみた。

私は日記を書き始めて17年目に入っている。
習慣になっているので、書かないと落ち着かない。
最初の1年はスケジュール帳に書いていた。
次の6年間は3年連用日記に書いた。
そして次の10年は10年連用日記に書いている。

来年は新たな10年連用日記に切り替わる。

その日の天候、夕食の内容、主な出来事、社会の出来事などである。
次に行動記録である。実践したことを書いている。
失敗談や成功談を書いている。
不安などの感情については一切書いていない。
私も森田先生と同じように簡単なものである。
年が変わると、前年を振り返って、トピックスを書き出している。
これが積み重なると懐かしく思い出す。
時々自分史を書くという話を聞くが日記を書いているとすぐにできる。

10年連用日記で役に立ったのは、自家用野菜の植え付けや手入れである。
野菜は種まきや植え付け時期を間違えると、収穫に大きく影響する。

車検や免許更新、家族の誕生日、命日、老人ホームの慰問活動、花見や紅葉狩り、それから加工食品作り、人との交流、お中元やお歳暮、風水害、地震、大きなイベントなどである。
日記に触発されての恒例行動が多くなる。
たとえば家族の命日にはお経をあげている。
子どもや孫の誕生日には電話やメールをしている。
日記からヒントを得て、毎年同じ時期に同じような行動をとっている。

集談会の前には、直前の1ヶ月を振り返って印象的なものを書き出している。
その中から自己紹介で1個ないし2個を取り上げて発表している。

最近3行ポジティブ日記の効用について知った。
これは寝る前15分以内に、今日の出来事で楽しかったことを3つだけ書く。
これは「3行ポジティブ日記」というそうだ。
誰でも毎日生活していると、楽しい出来事、苦しい出来事が次々と起きます。
その中でポジティブな出来事を3つだけ拾い出して日記に書く。
これを実践していると「幸せ収集能力」がついてくる。
意識づけをしているとこれが夢に出てくるようになる。
長く続けるためには、簡単に3分以内で書く。
今後はこれを取り入れてみたいと思っている。
(3つの幸福 樺沢紫苑 飛鳥新社 132ページ参照)





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Last updated  2022.04.21 06:20:04
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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