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私の友達のベロニカの実家はバレンシアにあります。それでレバノンからマドリードに着きまして、その後私は休暇中だったベロニカとバレンシアで1年ぶりに再会しました。
バレンシアには3日ほどしか滞在していませんので、それほど詳しいわけではありません。バレンシアの印象は「開放的」。道路も広く伸びやかで広々としています。何となく名古屋の″久屋大通″(名古屋在住の人しか分かりませんよね)を思い出させるような街です。
街の中心部に出掛けました。
中心部にはかなり古い建物も残っています。中心部を離れますと、バレンシアの街はすごく新しくてモダン。だけど、これといった特徴が何もない街です。
中心部は新しい建築物と古い建築物が混ざり合って楽しいですね。
きれいに整備されています。ゴミゴミ・わさわさした中東から突然降り立ったスペイン、自分がここにいるのがすごく不思議でした。
スペインで最初に新鮮な驚きを感じたのが、とにかく「歩行者優先」であること。横断歩道のあるところで道路を渡るために立っていると必ず車が止まります。え? 当たり前ですって?
でも中東ではそんなこと、ありません。常に車が優先。そもそも横断歩道なんてものもありませんから、車の間を縫うようにして道路を渡るのが日常。
そんな私ですから、初めは車が自分のために止まってくれることに慣れませんでした。ああ、中東で染み付いたこの (悪) 習慣! 中東では人権や人の命などというものは「へ」みたいなものと思われていますから、自分の命は自分で守るしかない。第3世界と先進国との決定的な差は、この「基本的人権の保証」でしょう。
レバノンでは人々はなぜか自分たちが先進国だと勘違いしていて、ハムラなど観光客の多い場所だけはいかにも発展しているかのように見せかけていますが、実際には政府は汚職にまみれ、国民のために何も (本当に何も!!!) していません。何せ電気の供給すらきちんと行われていないのですから。そんなレバノン人がどんなに「先進国だ」と威張っても、実際の先進国との差は歴然としています。
そんなスペインで悩んでいることがあります。それは「あ~ヘアカットに行きたいなぁ!」ということ。 中東でカットに行くのはもう恐怖の体験になっていますから、レバノンでは1年間美容室に行っていません。髪の毛、ボブにしたいなぁ~!! でも2ヶ月後にはレバノンに帰るねんな~。そしたらまた電気の供給が不規則に何時間もカットされる生活に戻るっちゅうことや。ドライヤーも場合によってはかけれへんってことやろ(←私の場合、ボブにすると毎日ドライヤーが必要になります)。そんなんやったら今ボブカットにしてもなぁ・・・ … …などと悶々と悩んでいます(笑)
ホントにどうしたらいいでしょうね!
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