法門無尽 福井孝典ホームページ
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このままでは1月の記事のバックナンバーが無くなってしまうので、この月末に来て何か書こうと思う。今月も実生活の上では相変わらずせわしなく、本来の日記に相応しい私小説的な記事であれば実際色々ある筈である。しかし私は敢えてその種の記事は書かないようにしている。 だが今思い起こして、今月14日に行われた今年二十歳になる卒業生たちの同窓会は自分にとっても意義があった。5年前の、私の前任校での最後の卒業生だ。この日、成人式を迎えた彼らはMM21のインターコンチで賑々しく同窓会を開催し、総勢200名ほどのうち百数十名が参加した。 その時その時は、生徒たちと共に精一杯動いているが、それが毎年、同じようで又違う生徒たちの群像に取り囲まれそれが積み重なっていくという日々を過ごしていると、数年前の記憶はかすみ、もう誰が誰だか判らなくなってしまう。 しかし同じ期の生徒たちに取り囲まれて話しをしていくうちに、その時の記憶がまざまざと蘇ってきた。そう、その時の自分自身にどれほど心を動かされることがあったか。そんなことまで忘却の片隅に行っていたのか。そういう驚きさえ覚えた。合唱コンクールや体育祭で優勝した時など、その一つ一つにドラマと感動が確かにあった。それすらすっかり忘れていた。 5年後の成人した元生徒たちと暫く過ごしている間に、当時過ごした時間がはっきりと蘇ってきた。これは良い経験だった。
2008年01月30日
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