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ほぼ 10 年ぶりに中国へ鉄道撮影に行ってきました。以前は年末に中国蒸機を撮りにいくのがお約束だったのですが、 2008 年の北京オリンピック開催をきっかけとして、急速に蒸機が姿を消したことから、自然と訪中の足が遠のいていました。
今回、久方ぶりに中国を訪ねたのは、大連近郊にある塩田のナロー貨物を撮影するためです。すでに一度撮影を経験している品川 530 さんをリーダーに、わたくしと K さんの総勢 3 名の訪中団は 10 月 5 日、台風 25 号が南方海上から北上するなか、成田から中国をめざしました。
瀋陽で一泊したのち、翌 6 日朝、高速鉄道で普湾駅へ。そこから専用車で塩運搬ナローが走っているエリアをめざします。金城と五島、 2 エリアに広がっている塩田地帯の中に敷設されているナロー線路のうち、まずは金城エリアの塩積み下ろし場で運行状況を確かめることにしました。
到着した途端、空車の貨車を引っ張ったナロー編成が発車していきました。間一髪のタイミングで写し止めることができ、これで手ぶらで日本へ帰ることはなくなったと笑いあいました。その貨車を再度撮影できれば、ということで、第 2 のポイントをめざしたのですが、信号所で停車しているのは確認できたものの、一向に発車する気配が見えません。天気は良好ですが、日本海を通過している台風の影響か、ものすごい風が吹いています。日本なら運転抑止がかかっても不思議ではないくらいの強風です。
中国テツの撮影では、いつくるか分からない列車をじっと待つため、「忍耐、我慢」の二文字が養える、というのは、これまでの経験から学んだことですが、今回も同様です。水を積んだタンク車や、工事関係者などを運ぶ人車を従えた短編成は撮影できたのですが、信号所に停まっている空車編成が動く気配はありません。強風のなか、 1 時間以上待機しましたが、さすがに待ちくたびれ、一旦仕切り直しということで、信号所を訪ねてみることにしました。
空車を従えたまま、無人の機関車が止まる信号所には「安全第一」のスローガンが掲げられ、これはこれでフォトジェニック。わたくしたちが小湊鉄道色と呼んだナロー機関車・木製貨車の編成と組み合わせて撮影することにしました。
撮影地 :中国・ 大連(金城エリア塩ナロー)
今日 10 月 17 日は、貯蓄の日 ( 貯蓄増強中央委員会 ) 、貧困撲滅のための国際デー、上水道の日、沖縄そばの日、カラオケ文化の日だそうです。
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