時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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September 19, 2007
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「貴賓室の怪人(「飛鳥」編)」 を紹介したが、その続編にあたるのが 「イタリア幻想曲」 (内田康夫:角川書店)である。題名が示すとおり、舞台となるのは、イタリア・トスカーナ。なんと、浅見光彦の兄陽一郎も、学生時代にこの地を訪れていた。そして、陽一郎がこの地で出会った久世という男が事故死を遂げていたのだ。

 そして、三十年後、奇妙な依頼で、この地を訪れた光彦は石渡という日本人が殺害されるという事件に遭遇する。

 30年前の出来事と、現在の殺人事件。これらは、不思議な運命の糸で結び付けられていた。キーワードは、日本赤軍と聖骸布。一見関係が見出せそうに無い二つのものを、内田センセ独特のセンスで結びつけた作品である。しかし、内田センセ、放射線に対する知識はあまりないようである。聖骸布のキリストの像は放射線で焼き付けられたようなことを書いているが、それで、近くにいた人が、どんどん白血病になっていくというのは無理がある。どうも放射能と放射線の区別がついていないようだ。これは残念。 

○「貴賓室の怪人(「飛鳥」編)」の記事は こちら

「イタリア幻想曲」(内田康夫:角川書店)



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Last updated  September 19, 2007 07:55:06 AM
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