時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

氷河期のゴミ [ 櫛木… New! じらーるぺるごーさん

今日は パインの日 New! ブラジョンさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

August 15, 2008
XML


「数奇にして模型」 (講談社)は、森博嗣のS&Mシリーズの一つである。森博嗣の作品は、タイトルの意味がよく分からないものが多いが、これは一応模型に関係した事件を扱っているということで、少しは分かりやすい方であろうか。しかし、英語の副題の方は 「NUMERICAL MODELS」 となっており、これと併せて考えると、ますます意味不明となってしまう。

 内容を簡単に紹介しよう。 「模型」 ということから類推されるように、この作品は、模型愛好者すなわちモデラーたちを扱ったミステリーである。舞台は那古野市内。そこで開催された、模型交換会の会場で、密室殺人が起こる。殺されたのはモデルの筒見明日香。明日香の殺されていた部屋には、M工業大学社会人大学院生の寺林が昏倒していた。同じころM工業大学でも、もう一つの密室殺人事件が発生しており、寺林にその容疑がかけられていた。西之園萌絵は、犀川創平の妹の雑誌記者儀同世津子に、従兄の作家で模型マニアの大御坊安朋の紹介を頼まれていたため、例によって事件に首を突っ込んでいく。

 この作品でも、森博嗣らしく、大きなどんでん返しの結末が待っている。しかし、このどんでん返しぶりは、かなり反則技くさい。また、犯行の動機の方も、あまりにも異常すぎて、かえってリアリティに乏しくなっているのではないかと思う。

 しかし、後先考えずに猪突猛進する萌絵のキャラと、やる気があるのかないのか分からない犀川のぬるキャラぶりの対比は、相変わらず面白い。しかし、今回、犀川は、珍しく、最後に、ぬるキャラらしくない活躍をしていた。


○応援クリックお願いします。 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ






風と雲の郷 別館「文理両道」は こちら

風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」は こちら







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 15, 2008 07:14:44 AM
コメント(6) | コメントを書く
[日々の読書(ミステリー)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: