時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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September 26, 2008
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「灼眼のシャナ」 (高橋弥七郎:メディアワークス/角川書店)は、人間の存在の力を喰らい、世界のバランスを乱す「紅世の徒」(ぐぜのともがら)と、それを阻止しようとするシャナ達フレイムヘイズとの戦いを描いた一連の人気シリーズである。今日は、その11巻目を紹介しよう。

 この巻では、前回の、ちょっと悲壮な話からがらりと変って、シャナや坂井悠二たちの通う御崎高校恒例、楽しい学園祭のお話だ。ストーリーが、戦いの話一直線ではなく、時折こういった学園ドラマといった感じのエピソードが織り込まれているのも、このシリーズの魅力の一つだろう。

 御崎高校の学園祭・清秋祭は、地域の商店街も巻き込んだ、一代イベントだ。そして、そのメインイベントが仮装パレードである。シャナ達のクラスの出し物は、「オズの魔法使い」と「ロミオとジュリエット」。シャナや悠二、吉田一美といった、いつもの仲間が代表に選ばれる。誰がどの役をやるかはくじ引きで決まる。悠二と一緒にロミオとジュリエットをやりたいシャナと吉田一美の気合いの入れ方が面白い。

 しかし、はさすがに、楽しい学園祭の話題だけということはない。悠二が、練習で初めて封絶を行った時に現れた「銀色の炎」。これを見たヴィルヘルミナやシャナは呆然とする。そして、最後は、悠二が宿している宝具・零時迷子を巡って、新たな事件の発生を予感させて、次の巻に繋がっている。これでは、早く次の巻も読みたくなってしまう。



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○「灼眼のシャナ10 」の記事は こちら




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Last updated  September 26, 2008 06:33:22 AM
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