時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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October 31, 2008
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 内容の方を、簡単に紹介しよう。区役所の税務課に勤める宇都宮直子は、税金の督促に訪れた相手の岡根から、長野県出身ということで分厚い角封筒を預けられる。岡野は、長野県知事の秋吉の元ブレーンだった男だ。封筒には、知事を追い落とそうとする者たちとっての不都合な真実があった。そして、岡根が長野県で殺される。光彦は直子の夫と大学時代の友人だったことから事件を調べ始める。

 ところで、内田康夫氏の作品で、長野県と言えば、内田作品のもう一人のスター、「信濃のコロンボ」こと竹村警部を思い出す。実はこの作品は、光彦と竹村警部の共演が売りの一つなのである。しかし、残念なことに、他の浅見光彦シリーズに出てくる警察関係者と同じ程度にしか存在感がなく、竹村警部ファンには、少し期待外れかもしれない。

 今回は、いつものような旅情はあまり感じられず、長野県政に関する作者の憤りのようなものが、そこかしこから噴き出しているような社会派ミステリーとなっている。思い入れが強い分、従来からのファンには受けが悪くなっているようだ。

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Last updated  November 1, 2008 12:29:05 PM コメント(10) | コメントを書く
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