時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

今日は パインの日 New! ブラジョンさん

ドールハウス [ 長澤… New! じらーるぺるごーさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

March 15, 2010
XML


「幕末魔法士 」 (田名部宗司/ アスキー・メディアワークス) 。イラストが椋本夏夜さんということで、つい買ってしまった。私の読むラノベは、「シャナ」、「アカイロ/ロマンス」に続いて、これが3作目である。それにしても、デビュー作で椋本夏夜さんにイラストを描いてもらえるとは、なんという果報者だろう(笑)。

○「幕末魔法士 」(田名部宗司/ アスキー・メディアワークス)



 この舞台は、幕末。なぜ幕末かと言うと、明治維新を成し遂げたのがもし魔法士(Mage:メイジ)だったらというダジャレからという作者のあとがきには笑ったが、この世界では、幕末に西洋から盛んに入ってきたのが、西洋文明ならぬ西洋魔法というちょっと面白い設定だ。なにしろ、大阪の適塾は、魔法を学ぶ場所であり、シーボルトは大魔法士なのだ。

 主人公は、久世伊織という適塾に学ぶ17歳の魔法士。一見美少女に見える美少年だが、その実やっぱり美少女というややこしい設定だが、これにはちょっと訳がある。師の命により、魔導書の翻訳のため松江藩に赴く。松江藩は神藤治部少輔の改革の成功により、長州や薩摩と並び称せられる程の雄藩となっていた。そこで出会ったのが、伊織の相棒となる失本冬馬という同じく17歳の少年。何とシーボルトの孫なのだが、魔法の方はからっきし。しかし、とてつもない剣の達人なのである。こちらにも何か隠された謎があるようだ。

 松江藩で、伊織はお約束通り、とんでもない事件に巻き込まれていくのだが、誰が糸を引いているのかは、早いうちに分かってしまうので、あまり、黒幕を推理するというミステリー的な楽しみはない。意外といえば、伊織が逗留していた家の下男である弥平の正体くらいだが、これも何となく唯者で無いことは、最初のうちから見当がつく。やはり、一番の面白さは、幕末と魔法を結び付けたというところだろう。

 強大な力を持ったラスボスとの戦いで、ピンチに陥った冬馬が封印されていた恐るべき力を発揮する。この辺りもお約束と言えなくもない。しかし、このラスボス、あらゆる魔法に通じているようだが、そんなに魔法の知識があるんなら、別に伊織を呼んで魔導書を訳してもらわなくても、自分で訳せるのではないかと思ってしまうのだが。

 もう一つ、伊織と冬馬のラブコメの要素もあるのだが、伊織は男だという建前で進んできていたので、本格的なラブコメになるのはこれからという感じだ。続編出るといいな。

○ランキング今何位? 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

○姉妹ブログ
文理両道
本の宇宙(そら)









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 15, 2010 07:06:44 AM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: