時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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May 15, 2010
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カテゴリ: TVドラマ


 テレビ朝日系列で、毎週水曜日に放映されている 「臨場」 。12日に放映されたのは、第5話「カウントダウン」だ。

○原作「臨場」:(横山秀夫 光文社 )



 寺西という一人暮らしの老人が自宅で死亡していた。倉石に仕切りを任された一ノ瀬は、衰弱による臓器不全で事件性はないと見たてるが、倉石は、

「なぜ、死ななきゃならなかったんだ?」

「お前の眼は節穴か!」


と、彼を叱りつける。なぜか、寺西は、訪問ヘルパーに300万円を送るよう、遺言を残していた。

 実は、一ノ瀬は、捜査一課に異動の話があり、今回の事件は、彼の卒業試験のようなものである。一ノ瀬は、倉石に、何度かダメ出しをされ、自分の力のなさを棚にあげて、倉石が一課への異動話のため、自分にいいがかりをつけているとすねるの。

 これには、思わず、 と突っ込んでしまう。ダメ出しを喰らうのは、結論が間違っているからで、自分が正しいと思ったら、それを証明すればいいだけだ。昔は、このように、怒られながら、自分で考えて仕事を覚えていったものだが、最近は、会社だけでなく、学校でも、手取り、足とりして教えないといけないようだ。これだは、外山滋外古氏が彼の著書である 「思考の整理学」 で述べているような、「グライダー人間」ばかりになってしまうのも当然だろう。



 ところで、このドラマの名物といえば、倉石がキュウリを齧っているシーンだろう。今回倉石は、犬にまでキュウリを齧らそうとしていた。犬も、さすがに、なめてはいたが、齧ってまではいなかったようだが。

 ひとつ勉強になったことは、感情が高ぶった時の涙には、副腎皮質ホルモンが多く含まれるということ。もしかすると、ミステリーなんかを読むときに、役に立つかもしれない。


(原作)
・横山秀夫:「臨場」

(監督)
・橋本一

(出演)
・内野聖陽(倉石義男)
・松下由樹(小坂留美)
・渡辺大(一ノ瀬和之)
・高嶋政伸(立原真澄) ほか


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○関連過去記事
臨場 -強烈な個性の終身検視官-
臨場 第4話 「似顔絵」

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Last updated  May 15, 2010 09:28:30 AM
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