時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

今日は パインの日 New! ブラジョンさん

ドールハウス [ 長澤… New! じらーるぺるごーさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

November 16, 2010
XML


「忌館 ホラー作家の棲む家」 (講談社)。元々は、副題の「ホラー作家の棲む家」という題名で発表されたようだが、文庫化の際に「忌館」と改題されたとのことだ。




 ストーリーは、作者自身が主人公を務める話と、その主人公が「迷宮草子」という同人誌に書いた「忌む家」という題名の作中作が交互に繰り返す形で進んでいく。その作中作は、主人公が東京に越してきた際に、何かを感じて、借りて住むようになった洋館からインスピレーションを得て書いたものであり、やはり洋館を舞台としたかなり不気味な話である。ところが、その作中作の登場人物名で、何者かが、日本ホラー小説大賞に応募してきたという。そして、主人公も次第に家にとり憑かれたようになっていく。

 実は、この家は、タイトルからも連想できるように、かなり訳ありの家だ。表紙イラストの、どこか不気味な感じを受ける美女は、主人公のファンといって、彼に近づいてきた稜子という人物なのだが、実は、この家とも因縁があり、驚くべき秘密を抱えている。

 話が進んでいくにつれて、最初は別々の話のようだった本編と作中作が「家」を媒体に、次第に不気味な一体化を進めていく。そして迎える想像を絶するような結末。ミステリーとして、ある程度は謎解きをされる部分があるが、真偽の分からない部分も多く、ホラーの部分は、最後まで謎のままで残っている。そして、謎と一緒に恐怖もまた残っているのだ。


○面白かったらポチっと1票! 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


○姉妹ブログ
「文理両道」
「本の宇宙(そら)」
(本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 16, 2010 07:20:36 AM
コメントを書く
[日々の読書(ミステリー)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: