時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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July 31, 2018
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 以前レビューしたわかつきひかるの「闘技場の戦姫」だが、ひょんなことからanother story があることを知った。下巻のみkindle用に購入してみたが、どうもビデオ版アニメの絵を集めてコミックス仕立てにしたもののようだ。ヒロインは、本編と同じ隣国で剣闘士奴隷にされている王女スカーレット。

 私のkindleでは色は分からないのだが、PCのkindleソフトで見てみると、なるほどフルカラーだ。ちなみに、以前紹介した「闘技場の戦姫」は、スカーレットの脱出に手を貸しているグスタフとのイチャイチャが目立ったが、こちらの方は、エロエロを追求した作りになっている。

 本編の方では、彼女たちは無事に関所を通過できているのだが、こちらではスカーレットは関所の役人に捕まり、いろいろとご奉仕させられるというのが基本的なストーリーである。

 娼婦に化けて関所を通過しようとしたスカーレットだが、結局関所の役人に王女だと見破られてしまう。下種びた関所役人の王女雌奴隷化計画により、スカーレットはいろいろと調教されてしまうのである。役人は、スカーレットを罪人として国に引き渡すより、雌奴隷にしてご奉仕させることにしたのだ。なにしろ王女さまを奴隷化してご奉仕させるチャンスというのは小役人にはそうあるものではない。

 そして媚薬漬けの奴隷調教。拘束されて、あんなことやこんなことも。全裸で吊り下げられて、鞭でビシバシやられることにも快感を感じるようになってしまう。誇り高く強かった戦姫も、体を拘束されていてはどうしようもない。いつしか自分の体の色々な部分で、小役人に恥ずかしいご奉仕をするだけのただの雌奴隷に。最後にはあることがきっかけで、自分を取り戻すのだが、それまで媚薬漬けにされてさんざん調教されていたお姫様のこと、後遺症とか依存症とかは大丈夫かとつい思ってしまうのだが。

 ちょっとドン引きな感じもしないではないのだが、高貴な王女が、いろいろ調教されるシーンに萌える人にとってはおススメかも? 18禁らしいから、そのつもりで。誰ですか、ハアハアしているのは(笑)。ただし、本編のようにハッピーなところはどこにもないということだけを付け加えておこう。

※初出は、 「風竜胆の書評」 です。





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Last updated  July 31, 2018 12:12:05 PM
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