2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全9件 (9件中 1-9件目)
1

題名:「池袋ウエストゲートパーク」著者:石田衣良発行:文春文庫頁数:367読みやすさ:3/5おすすめ度:3/5 都会の荒んだ日常(?)の中に、少年達が居場所を求めて、離合集散する池袋という街を舞台に、民間警察よろしく活躍する一人の少年が主人公の青春モノでした。 ”池袋”ってところがなんか絶妙なステージとして、この物語の重要な部分でしょうか!? 主人公の行動が設定の”19歳”にしてはちょっと大人すぎて、かっこよすぎて、なんだかずっと違和感を感じながら読みましたが、それは私が田舎モンだからでしょうか。 田舎モンのついでに言わせてもらうと、この小説のようなことが現実に都会の少年少女たちの中で普通に起こっているとすれば、とても怖いことであり、末期的な感じがします。 しかし、見方を変えれば、今の日本の社会問題を凝縮し、敏感にとらえているような感じもします。それをさらっと訴えながら、スマートに物語を展開させているあたりは著者のセンスの良さを感じました。 構成は、事件(テーマ)ごとの短編形式なのでページ数のわりには読みやすく、電車の中でもOKです。シリーズがどんどん出ているので、追々読んでみたいと思いました。
2005年11月30日
コメント(2)

題名:「素数ゼミの謎」著者:吉村仁挿絵:石森愛彦発行:(株)文藝春秋頁数:126読みやすさ:4/5おすすめ度:5/5 ”んん?なに?「素数ゼミ」?”とまたまたタイトルが気になって買ってしまいました。 久しぶりに奮発して文庫本以外の本を読みましたが、この「素数ゼミ」という生き物の神秘さにはすっかりはまってしまいました。 アメリカで13年または17年に一度、特定の地域に大発生するセミの話で、2004年にはヤンキースの松井選手も試合中に悩まされたほどの大量発生をしたそうです。 このセミの謎は大きく分けて3つ。その1:成虫になるのになぜこんなに時間がかかるのか?その2:なぜせまい地域にこんなにも大量発生するのか?その3:発生の周期がなぜ13年と17年という数字なのか?ということです。 「その1」と「その2」については、地球の歴史や生物学的な理由からわかりやすく説明してあり、なるほどそうか!とよく理解できました。 問題は「その3」のなぜ13年と17年なのか、というところです。これについての説明は、昔習った「素数」に関する解説から公倍数やら確率やら、まったくもって数学の問題集を解くような感じです。 あまり書いてしまうとネタバレになってしまうのでやめときますが、小さな身体のセミたちの長くて深い進化の歴史にただただ感心してしまいました。 本そのものはイラスト入りで120ページほどですからとても簡潔です。 また文章も子供に語りかけるような調子で書いてあるし、漢字にはふりがなも振ってあるので小学生でも読めるし、生き物が大好きな子供にはとても興味深い内容だと思います。 もちろん大人でもはまってしまうほど興味深い内容の「科学絵本」でした。
2005年11月23日
コメント(4)

題名:「黄色い目の魚」著者:佐藤多佳子発行:新潮文庫頁数:455読みやすさ:3/5おすすめ度:5/5 題名が気になって買った本です。 目次もしっかりあって、読み始め2編目までは短編集だと思って読み進めていたのですが、3編目以降から、それは重く複雑で、しかしとても純粋でとぎすまされた長編であることが判明します。 主人公は10代半ばの、心がまさに成長過程にある2人の男女です。2人とも同級生の中からはちょっとはみ出した感のある存在ですが、ふとしたきっかけから「絵」というものを媒体にして、氷の上を歩くようなピリピリとした心のやりとりをはじめます。 私は絵については描くのはもちろん見てもちんぷんかんぷんなんで、絵に関するいろいろなことはわからないことが多かったのですが、彼らの真剣勝負な心の絡み合いはハラハラするものがあり、つい引き込まれてしまいます。 一方、彼らを取り巻く大人たちとの関係や、彼らの中での”位置づけ”などが絶妙に描いてあり、とても緊張感がありました。 450ページからあってけっこう長いのですが、最後までドキドキしながら読んだので、長さはあまり感じませんでした。
2005年11月21日
コメント(3)

題名:「いかん。あかん。よう言わん!!」著者:わかぎゑふ発行:角川文庫頁数:185読みやすさ:4/5おすすめ度:4/5 関西の女優、わかぎゑふさんの爆笑エッセイてんこ盛りでした。 劇団を2つも主宰し、忙しい身の中で日頃感じるちょっと歪んだ現代社会をぶった切る、痛快な内容です。 今は亡き中島らもさんなどともいっしょに活動されていただけあって随所にそのエッセンスが感じられておもしろかったです。以前読んだ中島らもさんの「こら!」に通じるものを感じました。 わかぎさんは特に体育会系というか、礼儀やお行儀に敏感で最近の若者の行状とか、失礼で非常識な人たちが増えていることを嘆いておられます。 私も電車通勤で高校生や大学生といっしょになることが多いのですが、「こらこら!」と言いたくなるようなお行儀が横行しているので読みながら何度も頷いてしまいました。 また、巻末の群ようこさんとの対談では、お互いの母親の行状を嘆いていて、ちょっとおかしかったです。大物の親はやっぱり良くも悪くも大胆な性格のようですね。 形式は、短い文章(一本が2~4ページ)がたくさんあって、その都度話が切れるので、電車で読むにはピッタリです。
2005年11月16日
コメント(0)

題名:「ベルナのしっぽ」著者:郡司ななえ発行:角川文庫頁数:318読みやすさ:4/5おすすめ度:3/5 目が不自由になった著者が結婚し、出産を決意したところから盲導犬とのつきあいが始まります。幼児期の体験から、もともと犬が大嫌いだった著者が、訓練所での馴らし期間を経て盲導犬ベルナとの生活が始まり、子育て、そしてベルナとの別れまで順を追って描かれた体験記です。 盲導犬に対する認識がまだまだ低い時代のことでもあり、いろいろ辛い目にも遭われたようです。夫婦ともに目が不自由な中での子育てに深く関わってくれたベルナの賢さ・優しさが随所に表現されてあり、感銘を受けます。 そして著者と一心同体のような存在であったベルナとの別れのところはやはり辛く悲しいものですね。犬の寿命は人間より短いので仕方ありませんがあたりまえですがやはりとても辛い感じです。 考えてみると盲導犬を連れている人はほとんどの方がそういう目に遭遇するわけですよね。わが子同然の存在でしょうから、盲導犬との別れがくるたびに悲しい思いを乗り越えているのかと思うと心が痛みます。 文章としてはとてもやさしく、読みやすかったです。子供でも十分に読むことができるので子供たちにもお薦めです。
2005年11月11日
コメント(4)

題名:「西日の町」著者:湯本香樹美発行:文春文庫頁数:189読みやすさ:3/5おすすめ度:4/5 ある時点で発展をあきらめたような地方都市。そんな赤茶けた感じの町でひっそりと暮らす母子の家に突然やってきた母の父、つまり祖父を軸にストーリーが展開します。 「てこじい」と呼ばれるその祖父は、部屋の片隅にうずくまるようにじっと動かず、ほとんど喋らず、邪魔にもならず役にも立たず、静かに過ごします。 しかし、彼の過去や、母(つまり娘)との衝突や愛情の中に深く興味を抱く主人公の心の動きがおもしろかったです。 母子の心情、父娘間の独自の世界、兄弟愛などなど、いろんな角度から家族のあり方を問いかけているような気がしました。 また、そういう関係をやや屈折したものとして描きながらも、ストレートに伝わってくる感じが印象的でした。
2005年11月10日
コメント(1)

題名:「こんなに違う 中国人の面子(メンツ)」著者:江河海(ジャン・ホー・ハイ)訳者:佐藤嘉江子発行:祥伝社黄金文庫頁数:387読みやすさ:3/5おすすめ度:2/5 以前読んだ邱永漢さんの「中国人と日本人」と関連して、中国の人と日本人の違いを探ろうと思って買いました。 スタイルは中国人の著者が中国人がこだわる”面子(メンツ)”に焦点を当て、いろんな中国人(25人)をインタビューしてその発言をまとめる形の構成になっていました。 確かに中国人は良くも悪くもメンツにこだわる民族であるということはよくわかりました。 しかし、タイトルにもある”こんなに違う”というのはとても疑問でした。書かれている内容は、日本の中でも程度の差こそあれよくある話ですし、メンツというものがプラスにはたらく場合とマイナスにはたらく場合がある、というのも常識的に理解できることです。日本向けに書かれたものであるならば、もう少し日本人と”ここが違う”という点を浮き彫りにして欲しかった感じがします。 その中で、あえて日本人と違う点を探してみると、やはり”オーバーアクションなわかりやすさ”でしょうか、前述の「中国人と日本人」で、中国人を「商人気質」、日本人を「職人気質」と区分した邱永漢さんの見解と照らしても理解できるような気がしました。 見えないものに評価をする日本人に対し、見えるものしか信じない中国人、と考えるとわかりやすいかも知れません。 インタビューのやりとりを読んでいると、かつて見たブルース・リーの映画でレストランや商談などのシーンでよく表現されていたような映像を思い出しました。なんとオーバーな演技だなあと思っていましたが、今思うと中国ではけっこう普通に見られる光景なのかも知れません。
2005年11月08日
コメント(3)

場所:姫路飾磨港時間:15:00~19:00仕掛:ファミリー竿2.7m、サビキ(アジ針5号) 磯竿2号5.3m、電気ウキ2号、ケミホタル(スーパーロング)、水平W針タナ:2~4ヒロエサ:アミエビ(サビキ)、冷凍キビナゴ・サビキの小アジ(タチウオ)釣果:小アジ(10~12cm)10~15匹、タチウオ1匹(カタ:指3本)、イカ1パイ タチウオのシーズンになりましたので、うちの一番下のチビ(保育園年長)を連れてサビキとタチウオをねらいにいきました。 この時期は特に釣り人の人出が多いのでラーメン屋・たこ焼き屋・焼き芋屋などが出没します。 昼過ぎに出たのですが、なんだかんだと用意をしていると結局午後3時からの開始になってしまいました。初めはサビキでイワシかアジをねらいます。(夕方にかけてイワシが来る日は晩になってからのタチウオも活性が高いのでタチウオのバロメーターにもなります) ここは大きな貨物船が着くような岸壁ですからけっこう水深もあります。食べるにはアジの方がいいのですが、あとのタチウオのえさとしてはイワシの方がよかったのですが中層あたりで小アジがパラパラとかかりました。 ブルブルと手応えを確認してからチビにバトンタッチ。「お~!すげー!」と素直に興奮し、自分を天才だと勘違いしながらバケツに泳ぐアジを見てご満悦です。 日も落ちて電気ウキとタチウオのウキ仕掛けに変更です。ここは投光器+ウキ無し置き竿(複数)というスタイルが多いのですが、私は投光器もないしウキのじんわり沈む感じが好きなのでいつもウキ釣りにしています。 夕方釣ったアジをエサに何投かしてみました。ウキに何度か不穏な動きがあったので上げてみると、なんとイカがくっついているではありませんか。タチウオではほとんど外道は期待できませんが、これはとてもラッキーな外道となりました。 次の不穏な動きでは、ザックリと中央からアジがまっぷたつになっていました。タチウオの仕業に違いないのでいるのは間違いありません。(クソー!) その後しばらくして、ついにウキがじんわり沈んだので、チビを呼んで約束どおり20カウントをします。そしたら13カウントぐらいでウキがポワンと浮いてくるではありませんか。バラシです。ちょっと待ちすぎました。チビに「20数えなあかんのや!」と言った手前、それをかたくなに守ってしまい結局バラしてしまいました。残念! 今日のこのアジは食べるには小さいのですが、タチウオのえさにはやや大きいようで、数回ザックリやられたので買ってきた冷凍キビナゴに変更します。 しばらくしてまたウキが・・・。今回はチビを呼ばず、タイミングを見はからって大きく合わせ、がっちりかかったのを確認してチビを呼びました。ハリキッてかけより、興奮してリールを巻くチビですが、さすがに重たくて途中で交代です。サイズはいつもはズボンのベルトぐらいのが多いのですが、これは指3本はゆうにあり、ここらではけっこう大きいサイズだったのでうれしいです。 チビは大きさと歯を見て「怖い怖い」と腰が引けてしまいました。 時間的には”これから”という感じではありましたが、チビもいっしょということもあり、夕飯までに戻らなくてはならないので、ギリギリ19時で終了です。 今日はまあチビの釣りデビューということで、釣果としてはショボかったものの、ファミリー的にはまあまあといったところでした。
2005年11月03日
コメント(6)
さすがに朝夕の冷え込みがこたえるようになってきました。街路樹の銀杏も色づいて、空の透明度も増してきました。通勤の自転車もそろそろ手袋がいりそうな気配です。もみじの壁紙に替えました。
2005年11月01日
コメント(5)
全9件 (9件中 1-9件目)
1
![]()
![]()
![]()