フードナビグループ代表取締役 渡辺大河ブログ

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2015年01月08日
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カテゴリ: ビジネス
飲食店に行った時、みなさんはカバンなどの荷物をどこに置きますか?習慣的に、荷物を入れるためのカゴを探す人は多いのではないでしょうか?

飲食店では、テーブルの下やサイドに荷物を入れるためのバスケットを用意しているところが多いですよね。これはいつ・誰が始めたサービスなのかは定かではありませんが、昔からあったというものではないはずです。

このようなカゴが用意されている飲食店が少なかった頃には、手荷物をどのように置いていたのでしょうか。おそらく、小さいバッグであればイスの背もたれなどに置いていたでしょう。上着は背もたれにかけておく人が多かったかもしれませんね。そして、大きなバッグは直接床に置いてしまうのが一般的だったと思います。

ところが、荷物を入れるためのカゴを置いている飲食店が多くなった今では、バッグを床に直接置いたり背もたれに置いたりすることに対して抵抗を感じる人も増えているのではないでしょうか?「床に直接置くのはなんとなくイヤだ」「荷物を置いたせいで座るところが狭くなるのはイヤだ」そう考えてしまいませんか?


サービスというのは、お客様の「不便だな」「もっとこうなればいいのに」という気持ちに寄り添い、お客様がより快適に過ごせるように工夫するものです。そして、サービスは一度始めると、後戻りはできません。とあるサービスを始めると、それがいつのまにか当たり前の「標準サービス」となり、そのサービスが無いと不満を持ってしまうものだと思います。

荷物を置くためのカゴにしても、まだカゴを用意している飲食店が少なかった頃には「カゴを用意してくれるなんてすごい!」と思っていた人も多いかもしれませんが、今では当たり前すぎて、カゴがあっても感動することはありませんし、むしろ、カゴが置いてないと「この店はサービスが悪い」と思われかねません。

他にも、たとえば値引きサービスなんかはもっと顕著です。売上を伸ばすために、はじめは期間限定でおこなっていた割引がいつのまにか標準化してしまうことがあります。すると、お客様もはじめは「安くてうれしい」と感じますが、次第にそれが当たり前になってしまい、値引きサービスをやめたとたんに「この店は高い」という印象を持ってしまうのです。

このように、何かお客様に対してサービスをおこなうのであれば、そのサービスがずっと持続可能か、ということを考える必要があるのではないでしょうか。持続不可能なサービスをやるのであれば不用意に長期間おこなうのではなく、本当に期間限定にすべきでしょうし、長期間にわたってやってきたサービスについては今後もずっと続けていかなくてはならない、ということを考えなくてはなりません。

スタッフの負担が大きいサービスやコストがかかりすぎるようなサービスを新しく導入しようとする場合は、慎重に判断した方がいいのではないでしょうか。もちろん、荷物を置くためのカゴを用意することはさほどコストもかかりませんし、スタッフの負担にもならないでしょうからぜひやるべきだと思います。




CEO 渡辺大河 DaigaWatanabe





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最終更新日  2015年01月08日 11時26分37秒
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