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2015年01月29日
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カテゴリ: ビジネス
東京オリンピックの開催が決まってからというもの、何かにつけて日本の素晴らしさを取り上げられることが増えているように思います。テレビ番組でも、外国人に日本の良いところのアンケートをとって発表するような内容が増えていると思いませんか?

外国の方が日本の良さとしてよく挙げるのが、接客レベルの高さです。どの店に入っても、それがたとえ高級店でなくても、店員の愛想が良く、丁寧に接客してくれる。コンビニで何も買わずに出ても、「ありがとうございました」と言われる。こんなに接客が素晴らしいのは日本だけだ、というように。

しかし、わたしたちは今の状態で満足していていいのでしょうか?

たしかに、世界的に見れば日本の接客というのは高い水準だと言えるでしょう。でも、今のままで十分だ、ということにはなりません。実際、ひどい接客をされることもありますし、ひどいとまでは言えなくても、「もっと良くなるはずなのに」と感じる接客を見る機会は多いものです。

昨年からよく使われるようになった「おもてなし」という言葉についても、普段の生活の中で上質な「おもてなし」を受けることはほとんどないと思います。そう考えると、日本の「おもてなし」「接客」というのはそこまでスゴイと言えるものではないような気がしてきます。

もちろん、日本の接客というのはわたしたちにとっては「当たり前」のことですから、慣れによってスゴイと感じられなくなっている、という面もあります。でも、それだけでなく、まだまだ改善できるところはたくさんありますよね。

接客というのは、一つの仕事でもありますが、それと同時にあくまでも「人との関わり方」でもあります。わたしが感じるのは、「日本の接客は、仕事としては高い水準にあるが、人との関わりという面ではむしろ乏しいのではないか」ということです。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言われても、本当に心がこもっている接客に出会うのはマレです。たいていは「ただマニュアル通りに言葉を発しているだけ」にすぎず、「温かさ」が足りないように思うのです。

ただキレイな言葉を使っているだけでは、おもてなしができているとは言えません。心のこもった接客ができていなければ、おもてなしとは言えないのです。本当にいい接客をしようと思えば、接客をただの仕事としてとらえるのではなく、人との関わり方の一つとしてとらえることが重要なのではないでしょうか。

日本は世界に誇れるものがたくさんありますが、接客だってもっと磨けばもっと世界的にも評価されるのではないかと思います。ただ「こなす」のではなく、心を込めて、精一杯のおもてなしをできる人が増えれば、日本はもっと暮らしやすく、もっと素晴らしい国になるのではないかと思っています。みなさんは、どのように思われますでしょうか。






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最終更新日  2015年01月29日 15時48分41秒
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