全3件 (3件中 1-3件目)
1

今年も、JPX日経400の銘柄入れ替えのタイミングを狙って、9月限の先物を対象に、「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」の裁定取引をしていたので、今回はその結果について。 ※本当は、先週末にアップする予定だったのだけど、1週間遅れてしまいました<(_ _)>(関連の日記)〇日経400売り-TOPIX買いの裁定取引を今年も:3か月前の日記〇日経400売り-TOPIX買いの裁定取引(結果):昨年の結果(ちなみに昨年も勝利) 1.狙い〇 ”JPX日経400”の実態は、ほぼTOPIXに同調して推移するが、むしろその劣化版とも言えるような、”凡庸極まりないアクティブ運用”。〇 毎年8月は、”JPX日経400”にとって、魔の銘柄入替えが実施される(今年は、8月5日に公表され8月31日に実施)。〇 銘柄入れ替えの前後には、コバンザメに齧られて、TOPIXに後れをとってしまうだろうと予想。〇 そこを狙って、今年も、9月限の先物を対象に売り買いほぼ同金額になるようバランスを取って「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」のポジションを建ててみた。2.銘柄入替え〇JPX 日経インデックス400 構成銘柄の定期入替について(日本取引所、日経新聞) 銘柄入替えは、8月9日に公表、8月31日に実施された。 追加銘柄と除外銘柄は以下のとおり。 参考まで、9月9日時点(9月9日には特に意味はありません)の時価総額も比較してみたところ、除外銘柄の時価総額の平均が約2200億円なのに対して、追加銘柄の時価総額の平均が約3000億円と、構成銘柄がやや大型の株にシフトし、これまで以上にTOPIXに近いポジションを取ることになった。 ちなみに”JPX日経400”は、基本的に規模の大きな銘柄が採用されやすい構図になっていて、上場から3年経過してなかったり、過去3年で大きな赤字を計上していない限りは順当に時価総額上位銘柄が選ばれる。 そのため、経済状況が順調(赤字企業が少ない)であれば時価総額上位銘柄の比重が高まるのは、”JPX日経400”の”仕様”。3.2016年の結果 今年の指数先物9月限の満期日は9月9日。この9月9日までの3か月間(9月限が期近物であった期間)のTOPIXとJPX日経400の推移は以下のとおり。 今年もJPX日経400がきっちりと劣後してくれたので、良いお小遣い稼ぎになりました。 JPX日経400よ、来年もよろしくDEATH。4.過去2年間のTOPIXとJPX日経400の推移 蛇足的に、過去2年間のTOPIXとJPX日経400の推移は以下のとおり。 この間、JPX日経400は、ほぼTOPIXに同調して推移しており、独自の指数として存在する意義がほとんど無いことが分かる。(そもそもJPX日経400の構成は、TOPIXに対し8割弱まで同調し、2割強しかポジションを取っていないので当たり前) そして、TOPIXに対してわずかに取っているポジションの結果として、TOPIXからわずかに劣後しているのがJPX日経400の実態。 ちなみに、この間、TOPIXはマザーズ指数にはほんの僅か勝っているものの、日経平均や東証2部指数、JASDAQ平均には後れをとる相対的に弱い指数だったのだけど、 東証上場銘柄 (市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ) を母集団とし、”資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数を創生します。これにより、日本企業の魅力を内外にアピールするとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ります。” などと御大層な能書きを掲げるJPX日経400は、相対的に弱い動きだったTOPIXを更に下回っているのだから話にならない。 世の中、ご立派な能書きと、ごり押し的プロモーションだけではどうにもならないということだろう。※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Sep 16, 2016
コメント(2)

またまた、へそ曲がり的な話をチラシの裏に。 先日の日記で、 ”自社株買いより株式持ち合いが有効” と題して、昔の日本型経営システムのうちで”株式持ち合い”の優れた側面について書いてみたのだけど、 今回は、昔の日本型経営システムの時代の会社役員が慣行で役員就任時にそれなりの株数を購入・保有しており、会社の業績・株価を落ち込ませないことに強いインセンティブを持っていたことを取り上げてみたい。 1.日本型経営システムの時代の会社役員の自社株保有 日本型経営システムが色濃かった時代、上場企業の役員の多くは社員からの昇格だった。 多くの上場企業では、社員から役員への昇格時にかなりの株数を購入する慣行があったように思う(記録的なものがないのでおぼろげなのだけど)。そして平取締役から常務・専務と昇格する際に更に買い増し。 時には、社員としての退職金を全て注ぎ込む、またはバブル期の高株価時代には社員としての退職金では足りず更にローンを組んで購入せざるを得ないこともあったようだ(それにしても、バブル時にローンを組んで自社株を購入せざるをえなかった役員の皆様は御愁傷さまでした)。 これって、万一会社の業績が悪化して株価が暴落すれば、役員の人生設計が崩壊しかねないほどのインパクト。 社員と役員の報酬の差が今ほど大きく開いていなかったことも考えあわせれば、昔の役員ってちょっと不憫。2.ストックオプションとは比較にならない厳しさ 今の時代の、役員へのインセンティブといえば、ストックオプション。 ストックオプションは、株価が上昇すれば利益を享受するという、楽しみな方向だけの、ある意味お気楽なもの。時には、権利行使時の発行株数の増加により一般株主との利害が相反することも。 株価が下落しても大損するわけではないので、一か八か的な高リスク経営にもなりかねない。 それと比較して、昔の会社役員が人生設計を左右するほどの多額の身銭を切って自社株を購入する慣行は、経営の失敗が許されないという方向でも働く、強烈なインセンティブ。 まさに、株価が下落すれば損失を被る一般株主とも運命共同体だったと言えるのでは。3.感想 今の自社株買い・ストックオプションのコンボは、お手盛り感満載。昔と比較して、役員の報酬水準も大きく上昇しており、持てる者がさらに貪るための仕組みにも見える。 ひるがえって、株主の方向を向いていなかったと評されることも多い日本型の経営システムなのだけど、 実は、今以上に株主と会社役員が運命を共にしていた、という側面もあるのでは。 まあ、日本の成長を支えたシステムだけのことはあるように思う。 ※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Sep 3, 2016
コメント(2)

日銀の株式ETF買い入れ枠と1日当たりの株式ETFの買い入れ額の倍増により、堅調に推移した8月相場。日銀の威力の前には、相場の波乱に乗じて儲けようとする目先筋も売るに売れない感じになっているのだろう。 だけど、実際に日銀が買い出動した日数は少なく、今のところは”見せ金”的に効果を発揮している模様。日銀の実弾(買い入れ枠)が温存されているのも今後の相場の安心材料だなと思う。 そういう堅調な相場展開だったのだけど、それに反して私のポートフォリオは冴えない感じ。まあ、目先のことで右往左往しても仕方が無いと、やや諦観ぎみの今日この頃。 では、平成28年8月31日時点での、ポートフォリオに占める割合が0.5%以上の銘柄(コード順)。2137 Hヴェラス2292 S FOODS2538 JFLA2593-5 伊藤園優先株2695 くらコーポ2700 木徳神糧2729 JALUX2874 ヨコレイ2876 JCコムサ2915 ケンコーマヨ2925 ピックルスコーポレーション3053 ペッパーフードサービス3097 物語コーポレーション3109 シキボウ3125 新内外綿3139 ラクト・ジャパン3246 コーセーRE3250 ADワークス3385 薬王堂3459 サムティ・レジデンシャル投資法人2786 サツドラホールディングス3397 トリドール4041 日本曹達4118 カネカ4301 アミューズ4629 大伸化学4653 ダイオーズ4669 エイジス4997 日本農薬5184 ニチリン5189 櫻護謨5406 神戸製鋼所5542 新報国製鉄5903 SHINPO5984 兼房6178 日本郵政6747 KIHD6897 ツインバード工業6927 ヘリオステクノ7181 かんぽ生命7182 ゆうちょ銀行7249 尾張精機7256 河西工業7264 ムロコーポレーション7291 日本プラスト7315 IJTT7399 ナンシン7516 コーナン商事7551 ウェッズ7605 フジコーポ7646 PLANT7999 MUTOHホールディングス8013 三井物産8044 大都魚類8198 マックスバリュ東海8411 みずほFG8703 カブドットコム証券8818 京阪神ビルディング9028 ゼロ9035 第一交通産業9501 東京電力9502 中部電力9503 関西電力9506 東北電力9507 四国電力9508 九州電力9509 北海道電力9534 北海道ガス9656 グリーンランド9679 ホウライ9830 トラスコ中山9956 バロー日経225(225mini先物想定元本換算) 2019年12月限、2020年6月限、2020年12月限ミニTOPIX先物9月限買い-JPX日経400先物9月限売り の裁定取引リストから外れたもの 3376 オンリー 相対的に割安感が薄れてきている中で、東証1部昇格発表で株価が急騰したため、潮時かなと思い全て売ってみた。6440 JUKI 売ったわけではないけれど、株価が大きく下げて0.5%を下回ったため。8123 川辺 第1四半期決算でインバウンド需要期待が薄れて来たような感じに見えたので、半分以上売ってみた。リストに加わったもの 2538 JFLA ダメ企業に変化の兆しがあるのではという妄想をいだき、低位株フリークとして大きく買い増してみた。(関連の日記) 〇ジャパン・フード&リカー・アライアンス 3397 トリドール 主力の”丸亀製麺”は円高・不況にも強そう。また、月次の売り上げも堅調だけど株価が大きく下げてきて、成長力を考慮すれば十分買える水準になったのではないかと思い買い増してみた。〇その他、買ったわけではないけれども、ポートフォリオ全体がやや不調な中で、株価が上昇したり横ばいだったりで0.5%を上回った銘柄。6897 ツインバード工業7249 尾張精機7291 日本プラスト7605 フジコーポ8013 三井物産9501 東京電力9679 ホウライ ポートフォリオ上位陣では、急騰銘柄を少しずつ売ることを心掛けた一方で、株価が大きく下落した業績好調な内需関連銘柄(SFOODS、くらコーポ、ケンコーマヨ、物語コーポ、薬王堂、トラスコ中山 など)を少しずつ買い増し(または以前”吹き値売り”していたものの買戻し)してみた。 また、超主力のアミューズについては、本当はやらない方が良いのだろうけど、少しずつナンピン買い出動。これは愛だね。 そんなこんなで、8月末時点のレバレッジは1.6倍強まで上昇(なお、ミニTOPIX先物9月限買い-JPX日経400先物9月限売りの裁定取引は、ポジションがほぼ相殺されるので、レバレッジの計算には含めていない。)。 レバレッジが高めの水準で少し危険だとは思うのだけど、買い方には日銀様もついていることだし。。。 ※投資は、損しても得しても自己責任で!※ランキングサイトに登録してみました。にほんブログ村にほんブログ村
Sep 1, 2016
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


