しあわせのかたち

しあわせのかたち

2004/09/22
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テーマ: 戦争反対(1263)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 なんの偶然か本日所用で渋谷に行く機会があった。久しぶりに109のあたりにいったが、相変わらずの喧騒。人が多いのは結構だが、スクランブル交差点のあたりから若い人が減ったような気がする。そのあと別件で立ち寄った六本木ヒルズ周辺と比べると、渋谷という街の元気のなさがよけい感じられた。



 9月 12日 と 13日 の日記で触れたチェチェン情勢に少し動きがあった。北オセチアでの学校占拠事件、犯行グループの声明がウェブサイトに載ったらしい。以下、新聞記事を抜粋しておくが、新たに明らかになった事実と新たに浮上した疑問は以下のとおり。

(1)犯行はチェチェン独立強硬派バサエフ野戦司令官の一派
(2)ロシア政府がその対処において、「故意に犯行グループを挑発する行為」があったらしい
(3)関わったのはチェチェン人14名、イングーシ人9名、ロシア人3名を含む合計33人
(4)当初ロシア側の発表では「10名」とされていたアラブ人は2名


 ちなみに「犯行声明が載った」という「カフカスセンター」のwebサイトは現在閉鎖中(http://www.kavkazcenter.com/)。ロイターの第一報が入った時点では健在で、クソ重い回線をくぐり抜けて原文を見に行ったのだが、その時はやっと表示されたと思ったら当該文章が載っていなかったというテイタラク。誰か英文で構わないので、犯行声明のログを持ってたらくだせえ。


学校占拠 最強硬派が犯行声明 露政権、犯人挑発か

 【モスクワ=内藤泰朗】ロシアの北オセチア共和国で今月初めに起きた学校占拠事件で、同国からの独立を目指すチェチェン共和国最強硬派のバサエフ司令官は十七日、犯行声明を出した。事件をめぐっては、反テロ強硬姿勢に傾くプーチン露政権がその処理にあたり犯人を故意に挑発するなど事件の政治利用を図ったとの疑惑が、当初の発表と食い違う事実の相次ぐ判明により一段と強まっている。

 独立派ウェブサイトに寄せられた犯行声明によると、学校占拠事件のほか、旅客機二機同時爆破テロやモスクワの地下鉄入り口での自爆テロなどの連続テロは同司令官の仕業で、占拠事件には、女性二人を含むチェチェン人十四人のほか、イングーシ人九人、ロシア人三人ら計三十三人が加わった。当局が十人と発表したアラブ人の数は二人だったという。

 犯行目的は、チェチェン独立にあり、国際テロ組織アルカーイダの指導者、ビンラーディン氏との関係も否定した。だが、アラブ人参加理由の説明はなかった。そのうえで、「なぜ、二十五万人もの罪なきチェチェン人が殺されたのか」と、プーチン大統領を批判し、「世界は目をつむる。われわれは自分たちのルールで戦う」と闘争継続の姿勢を示した。
 これに対し、プーチン大統領は十七日、「テロリストへの先制攻撃準備を真剣にしている」と述べ、強硬姿勢を一層強めた。

 こうした中で関心が高まっているのが、事件を奇貨としてプーチン政権が強権支配の強化を図ったのではないかとの疑惑だ。ロシアの有力インターネットメディア、ガゼータ・ルーは十六日、占拠事件対策本部の関係者にインタビューし「本部では、指揮したい者が勝手に指揮していた」と同本部の混乱ぶりを報じ、同時に事件後もくすぶる政権による犯人挑発疑惑の根拠も挙げた。
 まず、本部側は、人質の数が千二百人ほどいると知りながら、事件発生後二日目に「三百五十四人」と発表。続いて犯人側の要求も偽情報を発表し、「これを知った犯人側はいらだち、政権側が強行突入に向けて世論操作していると解釈し、追い込まれていった」。
 ただ、同関係者は、対策本部が「連邦保安局のトップと連絡を取り合っていた」にもかかわらず犯人側を挑発する行為を重ねた理由については明言を避け、意図的に犯人挑発が行われたことを強くにおわせた。

 プーチン政権側は、こうした不可解な点について、国民への説明や議会の調査は「不要だ」として、服喪期間が明けた直後に、「テロと戦うには新たな中央集権体制が必要だ」と発表した。
 しかし、新体制導入の真の目的が反テロ戦争にあるのではなく、社会保障の特恵をなくすなど国民に不人気な改革を今後行うのに最適な体制を創設することにあるとの見方が有力で、事件の真相は、明らかにされない恐れが強まっている。
(産経新聞) - 9月18日2時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040918-00000009-san-int


 正直な感想→テロリストとロシア政府、どっちもどっちやねえ。。。
 つくづく、犠牲者の子供たちが哀れだ。

 ちなみにロシア政府が「ラディンとの関与」にこだわるのは、欧米諸国との対応を睨んでのことだというのは簡単に想像がつく。17日にモスクワで開催された国際市長会議で、プーチンは「ラディンとの対話は拒否しているのに、チェチェンの反政府勢力との協議を要請するのはダブルスタンダードだ」と明言したそうな。

「(欧米が)協議を要請」というのが気になって探したところ、米国のブッシュがなかなか楽しいことを言っていたことを知る。


米大統領「民主主義順守を」 対テロ強権政策で露に苦言


 ブッシュ米政権は、プーチン政権とはテロとの戦いで協調関係を維持、チェチェン独立強硬派によるテロも厳しく非難して同政権を支援してきたが、今後、米露間で民主主義をめぐる問題がくすぶる可能性も出てきた。
 ブッシュ大統領は「ロシアで決められたことがロシアの民主主義を傷つけることになることを懸念する。名誉ある民主国家は中央政府と地方政府の均衡が取れているべきだ」と述べ、プーチン政権が示した地方自治体首長の事実上の任命方式の導入などを批判した。

 パウエル国務長官も十四日、ロイター通信との会見で、プーチン政権への懸念を示し、来週にもニューヨークでロシアのラブロフ外相と協議する意向を表明している。
 長官は、先月末に起きたロシア旅客機同時爆破テロや、今月初めの北オセチア共和国での学校占拠事件に触れ、「この種のテロと戦う必要があるのは理解している」としながらも、「テロリストを追跡する試みにおいては、民主化改革やその過程から外れないよう適切なバランスを取らなくてはならない」と、述べた。
 アーミテージ国務副長官も十四日に、訪問先のラトビアで、「ロシアは、より大きな透明性(の確保)と民主主義へと歩むという期待から後退した」と非難している。
(産経新聞) - 9月17日3時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040917-00000013-san-int


「政府が民主主義の敵と戦うときは民主主義の原則を順守しなければならない」(ブッシュ談)

さあ皆さんご一緒に。
オマエガナー。

<そのほか参照サイト>
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/chechen/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040918-00000460-reu-int





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Last updated  2004/09/22 07:20:44 PM


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