しあわせのかたち

しあわせのかたち

2006/05/19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 忙し過ぎてネットの逃避中。あかん、仕事終わらな過ぎて壊れてきた。




「適当な条件下で、大きさが通常の6倍になる体の器官を挙げてください。
その時の条件も言って下さい」と質問をした。

指名された女生徒Aは、顔を真っ赤にしながら冷ややかに
「これは適切な質問ではありません。この件は学校に告発します」
と答えた。

しかし教授は平然としたまま、別の生徒に同じ質問を繰り返した。
次の女生徒Bは落ち着いて答えた。
「目の中の瞳です。暗いと大きくなります」

「正解です。それからAさんには言いたいことが3つあります」と教授は続ける。
「1つ、授業は真面目に聞きなさい」
「2つ、あなたの心は汚れています」
「3つ、6倍になるなんて思っていたらいつの日か本当にがっかりする日が来ます」


 というわけで、瞳である。

 私は学生時代ずっと、目からは光線が出ていると信じて疑わなかった。何かを真剣に伝えようとする時、必ず相手の目をシッカリ見据えて伝えるようにしていた。
 まあ具体的に何を伝えたかったかというと、「一緒にお茶飲みに行かない?」とか「つきあってくれ」だとか「ホテル行こう」とかだったわけだが(阿呆である)。


 以下はそんな阿呆な私が、大学の演劇論を受け持った先生に教わった話。
 研究室まで追いかけていって、詳しい話を聞かせてもらった。


 現代日本社会では一般的に、黒目が大きいほど意志が強そうだったり誠実そうだったり、女性だったら可愛く見えたりする。黒目とはいわゆる「虹彩」と呼ばれる部分(私はかなりブラウンがかかっている)で、特に真ん中の黒い部分を「瞳孔」(まあ多くの日本人は真っ黒)という。



 ただこの瞳孔を、相手に大きく見せる方法はある。
 言うまでもないことだが、相手に自分は誠実だと思わせたい時、意志が強い人間だと思わせたい時、可愛いく見せたい時にお使いください。役に立つかどうかは知りません。


 まず第一点。
 冒頭のジョークにあるように、瞳孔は筋肉によって一定の条件下で大きくなったり小さくなったりする。一般的には2ミリから6ミリくらいまで変わる。明るいところにいれば小さくなり(縮瞳)、暗いところにいれば大きくなる(散瞳)。さらにいえば興奮すると交感神経の作用で瞳孔は大きくなる。

 これを最大限に利用するには、屋外から屋内、明るいところから暗いところに入ることだ。
 告白の場所は屋内で。目が慣れる(充分に散瞳する)までジッとためてからにしましょう。


 第二点として相手から見られる角度がある。
 人間の瞳孔はネコやヤギと違って円形である。
 円の面積を最も大きく「見せる」には、真正面から正対することだ。
 何も胸を張って真っ正面を向く必要はない。顔だけが相手の瞳に正対するようにしましょう。

 よく人間の動作を観察していると、話し相手の顔が真っ直ぐこちらに向いていることが、驚くほど少ないことに気づく。それは相手がアナタの顔を見たくないわけではなく、単に日本文化のうちに「相手の瞳に正対して話しかける」という動作が組み込まれていないだけである。



 以上。
 重ねていうが、効果は保証しない。散瞳は意志の強さを表現するから、もしもまったく脈のない相手にこういう方法を取ったなら、かなり恐がられ嫌がられるだろう。

 探しものは見つかっていない。
 学生時代は、こんなことばっか真剣に考えていた。どう考えても効果なんかたかが知れているわけだが、それでも一所懸命こういう努力をしていた当時の私は、なんだか可愛い(そうか?)。

 なお、これを先生からはもうひとつ。

 こちらも気が向いたらそのうち書きます。





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Last updated  2006/05/19 08:01:27 PM


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