♪ 早暁のメタセコイアの下をゆく新第三紀のけもの一匹
パークロードには3本のメタセコイアの木が植えてある。何年も前から見ているが、セコイアと言う名が付いているのにちっとも大きくならない。セコイアは巨木で有名なのに、メタが付くぐらいだから別物なのか?と、ずっと疑問に思っていた。
メタセコイアの化石は日本各地の新生代第三紀層に見られ、カナダ北部・シベリア・グリーンランドなど北半球の北極周辺に広く分布。1939年に日本の関西地方の第三紀層で、常緑種のセコイアに似た落葉種の植物遺体(化石の1種)が発見された。
発見者の三木茂により、セコイアに「のちの、変わった」という意味の接頭語である「メタ」をつけて「メタセコイア」と命名され、1941年に学会へ発表された。それまで発見されていたヌマスギやセコイアと異なると考え、メタセコイア属を設けた。また、落葉樹であることも推定した。
当初、「化石」として発見されたために絶滅した種とされていたが、1945年に中国四川省磨刀渓村(現在は湖北省利川市)の「水杉(スイサン)」が同種とされ、現存することが確認されたことから「生きている化石」と呼ばれることも多い。
1949年に日本と皇室がそれぞれメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、全国各地の公園、並木道、校庭などに植えられた。別名 アケボノスギ。(Wikipedia)
樹形は針葉樹の仲間らしく端正で美しい。葉は枝に対生して複葉に見える。秋には紅葉し、短枝ごと落下する。早春に葉の展開に先立って枝先に雄花を多数咲かせる。雌花は緑色で、球果を形成し、秋に種子を散布する。樹形が美しいこともあり、公園や街路樹などとして植栽されている。
滋賀県 高島市マキノ町 のマキノピックランドを縦貫する県道小荒路牧野沢線には、延長2.4kmにわたってメタセコイアが約500本植えられ、マキノ高原へのアプローチ道として、高原らしい景観を形成している。
春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と四季折々に美しい円錐形のメタセコイアの並木は、日本紅葉の名所100選に選定され、平成6年、読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」にも選定されている。
わが市のパークロードのメタセコイアは、日本の気候にはよく合い生育は早いと言われている割には余りにも成長が遅い。常滑市の常武クリーンセンターに行く途中にも立派な並木があるのに、どうしてだろう。
これに対して本家本元の「セコイア」はさすがに凄い。樹木の王様とでも言おうか、樹齢、高さなど世界一のセコイアがアメリカのセコイア国立公園、レッドウッド国立公園に威容を誇っている。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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