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今週末は芝居ラッシュです。多門さん出演のOi-SCALEのオムニバス公演、飛鳥ちゃん出演のマエタケスタ!「Room07~虹色の日々~」、ぢゃり出演の天然工房「やさしい教室」 みっち出演のクーピー、個人的に好きなイキウメ、未見のPPPP、はぶ談戯…絶対全部は行けません。9月はこれ以上にオンパレードだし…金欠確定。それでもそんな合間を縫って人と会いたい。海に行きたいです。あと水族館。「みずもの」が好きなんです。だからお寿司が食べたいのです。誰か連れてってください。本当に毎日暑いですね。誰か一緒に溶けてください。 『太陽がアイスクリームを殺したの 嘘つきのその唇甘くて』
2006.08.28
仕事オフ。 しばらく遊んでなかった友達の家でまったりと朝まで過ごす。こないだの芝居について話したり。友人曰く、ボクの話は基本少女漫画らしい。うん、おそらくあたっている。 ほとんど少女漫画を読んだことはないので確かなことは言えないが。土曜日は飲みに行くのが定番なんだけど、こんな心地良いまったりもたまには良いのです。まあ、それでもお酒は飲んじゃうんだけど。おすすめは氷結の早摘みグレープフルーツ。 『四次元の空から届く羽根があり 世界は白く塗りつぶされた』
2006.08.27
朝から墓参りに行く。お盆過ぎてから行くのがここ何年か恒例になってきてる。10年目と言うのは節目なのだろうが、別に特別なことはしない。いつも通り、簡単に活けた花と好物を3種類くらい並べてちょっとだけ自分のことを話す。 「25歳になっちゃいました」10年前は、もしかしたら一緒にむかえるかも、とは思っていたけどまさか一人でむかえられるとは思ってなかった。がんばったがんばった。忘れられるのは嫌だな、と言っていたのを思い出す。だったら芸能人になればいいじゃん、と返したのを思い出す。多分、尾崎豊とかはみんな忘れないよ、と。そうかなあ、なんて不服そうな顔をしていた。 ほらな。忘れてないじゃないか。
2006.08.26
山梨に赴く。 自然と一体化。川、山、風穴…マイナスイオン全開のこの地で、まるで「緑」を着ているような気になる。夜は肉をじゅーじゅーと焼き、花火のキラキラで目を潤す。 露天風呂につかりながら焼酎を飲む。循環機能の促進状態によるアルコール摂取で2、3杯でほろよい気分になりながら、このままお湯になれればいいのに、などと思う。この数日間、なんだかいろいろと考えていた。自分の能力とか、生き方とか、人との接し方とか。結婚すべきかどうかという問題について、実は本格的に悩んだりしていた。だが、このところ友人たちの結婚式や婚約発表などを身近で見る機会があり、二人の表情とか、二人のお互いへの思いやりだったりとか、二人の「すごく二人」な所を目の当たりにし、どうやら結婚というものは勢いやノリでするものではないということを思い知らされ、一人でいたいと思っている時はおとなしく一人でいることにした。友人に小さな嘘をつかれていたことを知った。それは嘘ともいえないような嘘で、例えるなら「昨日トトロを見たんだよ」と言うような嘘で。そっかやっぱりトトロっているんだ…と信じてしまったボクの方がどう考えても悪いんだけど。 それでも本当かもと思ってしまった。世界のどこかには、灰色で大きくて葉っぱの傘で空を飛ぶ生き物がいて、それをたまたま彼が目撃したっておかしくない、と。おかしかった。たかがそのくらいのことでひどく動揺してしまい、息苦しさで前傾姿勢になり、こんなにも自分は脆いのかと気づかされ、景色がぐんにゃりと歪むほどの眩暈を感じた。同時に「そんなことはどうだってよいのです」と常日頃言っていたことが、実は「どうだってよくない」事だと気づかされ、やっぱりぐんにゃりした。他にもアレとかソレとかコレとか。 こんがらがってくる。 人間関係がこんがらがってくると、ついつい全部切ろうとしてしまう。おい、待て。その中には絶対切ってはいけない糸もあるんだぞ。一度切ったら切る前には二度と戻れない糸が。そんな声が聞こえたり聞こえなかったり、鋏を置いたりやっぱり持ち直したり。ふと、自分が昔書いていた脚本を思い浮かべ、あの頃に比べて分かり易いハッピーエンドの作品を書かなくなっていることに気づく。このままお湯になれればいいのに。
2006.08.23
「シャーベット・シェルター」を観に来てくれた方々と四人で食事。渋谷で、ボクの半日分のバイト代に相当しそうな贅沢ランチをご馳走になる。サラダがなんかサラダ以上のサラダ味でびびった。豚肉が「君は本当に豚なのか」と追究したくなるような深い味で、思わずこちらが「ぶひっ」と鳴きそうになりびびった。「前回の公演(白い部屋の嘘つきチェリー)の方が好き」という意見と「今回の方が良い」と言う意見を左右から同時に聞く。最近ボクの中では作品を作るにあたって「ファンタジー」「ミステリー」と言う二つの大きな要素があって、この二つがしっかり入っていれば、他の「コメディ要素」「切なさ要素」「ホラー要素」なんて言うものは作品ごとのバランスで変わって構わないと思っている。ただ、それはあくまでボクのこだわりであって、観にきてくれたお客さんは好き勝手言ってくれていい。「つまらない」と言われたことに対して「好みの問題だよ」などという言葉だけで片付けるのはどうかと思うし(好みだろうがなんだろうがつまらないものはつまらない)ボクはそこまで計算尽くで作品を作れる人間ではないので、指摘されないと分からないこともたくさんあるから。逆にどんなに指摘されても変えるつもりがない「こだわり」の部分はあるつもりなので、言いたいことは言ってくれればいいと思っている。結局その後3時間ほど、芝居のことやお互いの近況、そして吉祥寺にある「ボクの行きつけの喫茶店」のことなどを話す。仕事まで間があったので新宿へ出てたまとお茶をする。こないだの公演で「吉村朋子」から「紫村朋子」に改名した彼女はまだまだ若い23歳。「紫村 朋子」…姓名判断では「浮き沈みが激しい」と出ていた。…良いのかそれで?まあ、演劇人なんてそんなもんか。
2006.08.19
仕事前、あきらと軽くお茶。「空想組曲っぽい喫茶店」を紹介してくれるとのことで、吉祥寺まで足を運んだのだが、連れてこられたその店はまさしく「っぽい」喫茶店だった。あきらはパスタを、ボクはチーズケーキを注文。うまい。非常に気に入ったので、「自分の行きつけの店」として他の子を連れてくる計画を密かに練る。「え、ボクとお茶したいって?そうだなあ…いい店は何軒か知ってるけど。ああ、じゃああそこにしようかな。昔からの馴染みの店でね。チーズケーキが絶品なんだ」なんてことを考えながら、アイスカフェオレをすすっていた。あきらとお茶をしていると、演劇の話をしているつもりがついつい恋愛の話となってしまう。ボクも恋愛に関しては病んでる方だと思うがこの女も相当なものだ。ボクは放射能のように放たれる「あきら恋愛論」に身を委ねながら、彼女のパスタの巻き方がどうにも「やらしい感じ」だということを指摘しようかどうか迷っていた。結局店では言い出せなかったので日記に書くことにした。なんか、こう、やらしいんですよ。仮にもよそ様の劇団の主宰に向かって「やらしい」なんて言っていいものだろうか。いいんですよ。ボクも、あきらのブログでは結構な言われようだということを最近知ったので。あきらちゃん、また素敵なお店を紹介してね。だけどパスタ頼む際は「やらしい巻き方」になってないか注意してね。
2006.08.18
空想組曲VOL・2「シャーベット・シェルター」毎度のことでいろんな人達に迷惑かけまくりではありましたが、無事公演終えることができました。 ご来場くださった皆様。ほんとにほんとにありがとうございました。愛してます。迷惑でも愛してます。…って言うのが遅いって話ですよね。公演終わってもう4日も経ってるし…前回もこんな感じだった気がする。一日目、寝る。二日目、一人で水族館に行き、今回駄目だったところの見直し、良かった所の確認、という自分反省会を魚介類に囲まれながら行う。クラゲが食べたくなる。三日目、見に来てくれた方々を回り、に意見を伺いがてらお茶や食事などをご一緒する。四日目、芝居など見てまいりました。人の芝居を見て自分の芝居が終わったことを再認識する。少しセンチになり 誰かに会いたくなる。が、こんなときに限って誰もつかまらない。孤独死に追い込もうとする陰謀めいたものを感じる。そんなこんなでようやくヤツ(現実)と戦う準備が整ったわけです。明日からは常に臨戦態勢でヤツ(現実)と向き合わねば。無視しようとしても目の前に現れるんですよ。ヤツは。さて、今回の芝居。このところ上演してきた作品とは意識してテイストを変えてみました。まあ、比重が違うだけでミステリーでファンタジーというのはいつものことなんですが。それでも比重が変わるだけで随分見え方も変わるということを再認識することができました。全体的に淡々と進むし、重苦しいムードが漂ってるので精神的に疲れるし、情報量は多いから気を抜くとついてこれなくなるし。なんて!なんてお客に優しくない! でも、これもボクのやりたい芝居の一つの形なのです。(もちろんまだまだ出来てないところ、表現しなければいけないところ、改善点はたくさんあるのですが)演劇って難しい。 化け物や天使がひしめき合うこの演劇界の中で、自分が描くべき世界は何なのか、未だに答えが見えない。やってくしかないんだけど。それでも自分が本当にやりたいことをやってるのか不安になる。やれることやってるだけじゃないのかって不安になる。 それでもやってくしかないんだけど。 空想組曲、次回は比較的明るいトーンの話にしようと思っております。馬鹿なことしたくてたまらない。反動ですかね。前回もこんなこと言ってた気がする。その点では変わってないのだな、ボクは。 『変わりゆく鏡を割って 変わらない自分を責めて ひとりかもねむ』
2006.08.17
今日、お世話になった稽古場に別れを告げ、明日からはいよいよ小屋入り!楽しくもあり、恐ろしくもあり。今日はあきらと稽古場助手のもんちのバースデイだったため、最後の通し稽古の後にサプライズパーティを仕掛ける。亀岡さんが僕の指示したシーンを「やりたくない」と言い出し、そんなに言うならもう一度やってみようという流れになり、その中でケーキ登場!のはずが。打ち合わせがグダグダだったため、ボクと亀岡さんの言い争いが非常に長く、なんともやるせない空気に。途中から実はこれは逆ドッキリで、ボクにこのシーンをやめさせるための出演者達の苦肉の策ではないだろうか…と冷や冷やしていた。まあ、結果的に上手くいったからいいんだけどね。おめでと、もんち。あきら。さて、客演紹介。カムカムミニキーナの新星、亀岡孝洋さん。かなり前に出演している舞台を観た時から一度この人とやりたい、とひそかに想いを寄せてきた役者さんだったのだ。本当面白い。稽古場から笑いが絶えません。表情ひとつ、仕草ひとつで横隔膜を揺さぶってくる。 その攻撃力はもはや核。マジで。今回は「妻を探すお隣のおじさん」という役を演じてくれてます。こんだけ暗いシーンでよくこんだけ面白いことができるなーと感心する。しかも可笑しみとしてだけでなく、感情的にも成り立たせている。大した芸達者です。演技もさておき、人間的にもとても魅力的な人物です。この人と話していると、そのバランス感覚の良さに舌を巻く。その場にいる全ての人間に、さりげなく、そしてスマートに気を遣い、とても上質で楽しい会話を提供してくれる。亀岡さんがいるだけでその場の空気がやわらかくなる。ソフト仕様。 こう書いていると、本当に今回は素敵な人たちに囲まれていると実感する。素敵な役者さん。素敵なスタッフさん。前にも書いたけどこれで芝居が面白くなかったら、完全にボクのせいだ。面白いと思うけど。そういうわけで皆さん。空想組曲vol2「シャーベット・シェルター」いよいよ2日後に開演です。是非是非劇場に足を運んでみてくださいな。
2006.08.06
どうもほさかです。 最近、ボクの演出中の仕草を、みんなが影で面白がりモノマネしていたという事実を知り、微妙に不快度があがっているほさかです。そんな特徴的なことはしていないつもりなのに。(自己判断)さて、いよいよ稽古も佳境。ほんとに佳境。だってスタジオでの稽古はあと2日!いつの間にこんなに遠いところまで来てしまったのか…。ぶふー。 撫風。何度か通しを見て、なんともジャンル分けの難しい芝居だということを感じているのです。こないだの「チェリー」より、随分とミステリー。そして随分とファンタジー。印象はかなり違うと思うけど、空想組曲でボクがやっていきたいものの、もう一つの形だと思っております。さて役者紹介!間に合うか!?今回はメタリック農家の主宰、葛木英。劇団こってり時代に「金魚鉢の中で」と「アリスの愛はどこにある」という2本の作品に客演してもらった彼女とは、今回久々のセッション。 純粋に嬉しい。 そして楽しい。ボクは彼女の芝居が大好きで、何度でも一緒に芝居を作りたいと思っているので。(もちろん彼女さえ良ければ、だが) この歳でこれだけうまい女優はいないんじゃないだろうか。本気で。エロス、涙、テクニック、笑い、全てを駆使し、尚且つ計算して舞台に立つ彼女は非常に美しい。 たとえ稽古場でも、そのベルベットのようなオーラは色あせることはない。彼女は稽古前に念入りにアイメイクを行っているが、それは理由ではない。肌に塗られたウォータープルーフのファンデーションももちろん理由ではない。 語弊を恐れず言うならば葛木英は化け物なのだと思う。 こちら側の人間ではなく「むこう側」の住人なのだ。 彼女の芝居を見ていると「むこう側」の闇が見えてくるはずだ。毒リンゴのような赤黒い闇。そして気付く。「ああ、この女は化け物だったんだ」 ちなみに今回あきらの役は「メイド」である。化け物ではない。 客演を化け物呼ばわりするボクを、あきらはどう思うだろうか。許してくれるだろうか。許せ。君だって稽古中、ボクの仕草を見て笑っていたじゃないか。
2006.08.04
本日の紹介はシャンプーハットのつわもの、多門優さん。 多門さんは言葉がうまい。口がうまい、とは違いますよ。感情とか、説明しづらいものに対しての言葉の当て方が非常に的確なのだ。一見こわもて兄さんで、最初に紹介された時は「絶対ブーツにナイフを仕込んでいる」と疑ってしまい、多門さんが靴紐を結ぼうと屈んだ時には思わず「ごめんなさい」と謝りそうになった。稽古始めの顔合わせの時は「背中に日本刀が仕込んである」と疑ってしまい、多門さんが背中を掻いた時には思わず持っていたボールペンを握り締めてしまった。疑いぶりもひどいが日本刀にボールペンで対抗しようとした自分に少しげんなりした。 ごめんなさい多門さん。 実際の多門さんは「優」の名の通り、他者への視線が優しい。厳しいけど優しい。「男くさくてかっこつけてる人」はたくさん知ってるけど、「男くさくてかっこいい人」と言うのははじめて会った気がする。 優しくて男くさくてかっこいい。 ボクが女なら話して5秒で告白している気がする。例え10秒後に振られることが分かっていても。 多門さんには今回、長峰ねえさん(双子の妹の方)の旦那役を演じてもらっている。この二人の愛情が見え隠れするシーンが個人的に大好き。 そうそう。そう言えば通し稽古しました。2時間切っていたのに少し驚く。僕の芝居だと初通しは2時間10分前後は固いのに。けれど実際の時間と体感時間は違うので、無駄なところ、詰められるところはピックアップしていかないと。それに足りないところもいろいろありそうなので、あと1週間でできる限りのことはやっていくつもり。さあ正念場なのです!
2006.08.02
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