海のむこうから
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先日の日記に書いたように、落ち込んだ気持ちで過ごしていた時。追い討ちをかけるように(?)、ちょっと凹むことがありました。私が日本に一時帰国した直後、夫は転職して新しい国で仕事を始めました。その国での生活環境が整うまでは、私は日本でゆっくりする、という計画。でも、実は、最終的に別の国に赴任する可能性が動いていて、私はそちらにかなり期待をかけていたのでした。しかし、待てど暮らせど、そちらの状況がはっきりしない。そのうち、夫の方が業を煮やして言い始めました。もう、あの話はなかったと思って今後の計画を立て始めた方がいいかもしれない、と。私にとっては、かなりショックでした。もちろん、まだはっきり決まったわけではないけれど……。でも、なぜか、夫がそう言ったことで、望みをかけていた可能性が薄らいでしまったような気がしたのでした。1年半住んだアフリカの国での暮らしは、とてもいい経験になりました。今まで眼にしたことがなかったようなことを眼にし、本当にいろいろなことを考え、悩み、試行錯誤した時間でした。でも、とても辛かったことも事実。暮らしにくい環境でのストレスに自分が弱いことを、つくづく思い知らされた時間でもありました。どんなにいい経験になったって、もう、あの環境には二度と戻りたくない!!その気持ちばかり募っていました。日本の快適な暮らしに慣れた後、しかも初めての子どもを抱えて、あの暮らしに戻ることを考えると、気が滅入りそうでした。でも、私が日本でのんびり出来るように、その環境の中で一人で頑張ってくれている夫を思うと、そんなことは言えない。ただでさえ心配性の両親にも、打ち明けられない。なるべくそのことは考えないように、明るくふるまいながら、でも、実は、この2~3ヶ月、私の中では、その恐れや不安がどんどんふくれ上がっていたのでしょう。先日、心を許せる人たちと会った時、その思いを吐き出してしまいました。話を聞いてもらって、自分でもびっくりするくらい泣いて、思い切って夫に気持ちを打ち明けよう……。そう決心した翌朝。なぜか、あれほどイヤでイヤで仕方なかった気持ちが、すうっとウソのように薄らいでしまったのです。なぜだか、自分でも分からない。一時的に気が楽になっただけかな?という気も、しないでもないのですが……。とりあえず、様子をみてみようかな。そんな風に思い始めていた今日。夫が、「ここでの暮らしにも、こんないいこともあるよ」というリストを送ってくれました。夕方出かけた散歩で寄った近所の神社には、七夕祭りの飾りつけがしてありました。たくさんつるされた短冊にこめられた、いろんな人たちの願い。そこに「神様への手紙」を書くコーナーを見つけ、今の自分の思いをしたためてみることにしました。出てきたのは、不思議と、「何処何処へ行けますように」「何々が叶いますように」といった願い事ではなく、自分の心を静かに保って天の計らいを信頼できるように、といったことでした。これからどうなるのか、どこへ行くことになるのか、分からないけれど……。なぜか、ジタバタする気持ちが少しずつ落ち着いてきている、今日この頃です。
2007.07.05
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