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早いもので、娘が生まれてから丸二週間が経ちました。一番大変だった一週間目が過ぎると、授乳のコツや娘のペースが少しずつつかめるようになってきました。産後の検診でも問題がなかったので、それまで殆ど寝室で休んでいたのを、少しずつ普通の生活に戻すようにもしました。とはいえ、娘が寝ている間にそそくさと他の用事を片づけるのは相変わらず。食事をするのも、入浴も、パソコンに向かうのも、昼寝するのもその調子で、必要な時には義母に少しの間あやしてもらったりしつつ、何とかやっていました。その頃、やっと夫が到着。私たち夫婦にとって待望の再会だったし、彼にとっては待ちに待った娘との対面でした。私よりもずっと赤ちゃんや子どもの扱いを心得ている彼は、到着早々、慣れたふうに娘を抱いたりあやしたり、ちょっとした体操をさせたりしながら、相手を始めました。食事中に泣き出したりしても、膝に乗せてうまくあやしながら、「君は安心して食べていていいよ」と言ってくれるし、私が疲れて昼寝したい時も相手をしてくれます。実は、ここのところ、私は少々情緒不安定気味。俗に言うマタニティーブルーというやつでしょうか。神経が過敏になって、ちょっとしたことにも過剰に反応してしまったり、妙に落ち込んだり、イライラしたりしてしまうのです。そんな時にも、夫は(内心手を焼いているのかもしれませんが)、大らかに構えて安心させてくれます。改めて彼の存在のありがたさを感じました。夫の家族にずいぶん甘えていたつもりでも、一人で頑張ろうとして、気がつかないうちに気が張っていたのかもしれません。夫が一緒にいてくれることで、その緊張が少しずつほどけていくような心地よさです。これから、一緒に力を合わせて娘を育てていくのが楽しみになってきました。色々衝突もあるだろうけれど、互いの持っている違う良さを大事に、二人三脚で育児という大仕事に臨む。きっと、私たち夫婦にとってかけがえのない経験になるでしょうし、娘の成長をバランスの取れた形でサポートしてあげられることでしょう。その機会を与えられたことを心から嬉しく思います。
2007.12.11
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皆さん、こんにちは。このブログ、本当にご無沙汰してしまいました。夫や家族と一緒にいろいろと考えた末、夫の実家で出産することを決め、10月の初めに日本から移動しました。それから夫の実家にお世話になること、約2ヶ月。一週間前に出産しました。遠いアフリカで仕事をしている夫は、出産予定日を目安に、12月初めに到着することになっていました。夫が到着してから出産したかった私は、毎日のようにお腹の赤ちゃんに話しかけていました。早くこの世の中に出て来たいかもしれないけれど、良かったらお父さんが来るまで待ってあげてね。お父さん、あなたが生まれてくるのに立ち会うのをとても楽しみにしているから、と。だから、予定日より一週間以上早く陣痛が始まった時は、少し複雑な気持ちでした。ついに生まれるんだ、という喜びやドキドキした気持ちと、夫の到着が間に合わなかったことの残念さとが胸の中で交錯しました。とうとう、出てくることに決めたのね。そんなにまで、早くこの世の中を見てみたいのね……。定期的にやってくる陣痛で眠れなかったその夜、赤ちゃんに話しかけながらふと、廊下の天窓から光が差し込んでいるのに気がつきました。見上げると、満月がこうこうと光を放っていました。めったに見られないような、澄んだくもりのない月でした。気が高ぶっていたせいもあったのでしょうが、何か特別な神秘的な美しさを感じさせる夜でした。赤ちゃんがその夜を選んで生まれてくるのが、何となく分かるような気がしました。翌朝赴いた病院で無事に出産しました。初めて我が娘と対面し、感動と興奮であっという間に一日が過ぎました。とはいえ、その後の日々は、覚悟してはいても、やはり体力的に少々ハード。夫の家族の全面的なサポートがあっても、寝不足と疲労でぐったりすることもありました。この世に出てきたばかりの赤ちゃんは、やはりお腹の中の環境とのあまりの違いにとまどうのか、ひどく心細そうに泣いたり、少しのことで緊張してしまったりすることがあります。そんな姿を見ていると、上手に対応して安心させてあげたいと思いつつ、何をどうしていいのか分からない自分が情けなくなってしまったりもしました。こんな私でも、この先ずっとやっていけるのかな……。そんな弱気になることもありました。夜中、慣れない授乳に疲れて、ふと天窓を見上げると、ちょうど陣痛が始まったあの夜と同じように、月が見えるのでした。毎夜、少しずつ欠けていく月を、名残惜しいような、いとおしいような気持ちで眺めました。あの夜の特別に美しい満月をもう一度見たい思いに駆られながら。そうすると、なぜか不思議に心が癒され、眠れぬ長い夜を何とか乗り切ることができるのでした。娘には月にちなんだ名前をつけることにしました。心身ともにあの夜の満月のような美しさを持った子に育ってくれることを祈りつつ。彼女がこれから私たち夫婦にどんな喜びをもたらしてくれるか、そして私たち夫婦が彼女の人生にどのように役立てるか、楽しみです。
2007.12.04
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