海のむこうから
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
娘が生まれて2ヶ月半が過ぎ、予防接種も済んだ頃から、ベビーカーに乗せて少しずつ外に出るようにし始めました。それまでは、娘は、たまに車に乗せて病院や義姉の家などに連れて行く以外は、ずっと家の中にいたので、新しい経験に大喜び。眼をきらきらさせ、好奇心いっぱいにあたりを見回す様子には、思わずこちらが微笑んでしまいます。どんどん成長して、同じ環境や遊びではすぐに退屈するようになってきた彼女を楽しませてあげるにはぴったりの方法なので、忙しくても、努めて毎日連れ出してあげるようにしています。親に似たのか(笑)、朝寝坊が大好きな娘は、早朝の授乳の後、かなり遅くまで寝るので、こちらはその間の時間を有効に使い、朝の運動や朝食などを済ませてひと仕事した後、昼少し前に、家の近くにある大きな公園に一緒に散歩に行きます。週末は家族連れでにぎわうこの公園も、平日のこの時間帯はほとんど人気がなく、二人きりのゆっくりとした時間が過ごせます。目に映るものや聞こえてくるものについて、思いつくままにいろいろなことを娘に話しながら、あるいは歌を歌いながら、ゆっくりとしたペースで歩きます。そうすると、これまでよりもずっと沢山のものに目が留まることに気がつきました。木々の間に見え隠れする、さまざまな色や形の鳥たち。見上げた木の枝にひっそりとなっている実たち。咲いている花たちが少しずつ開いたり、朽ちていったりする様子。同じ木々や花々でも、その日の天気や空気によって色が違い、からりとさわやかな匂いがしたり、しっとりと湿った土の匂いがしたりします。吹きぬける風とともに、木たちの葉がさわさわと音を立てていっせいにそよぎ、はらはらと葉が舞う様子に思わず見とれ、鳥たちを目で追ううちに、自分も娘と同じように、いや、もしかしたら彼女以上に、毎日の散歩を楽しんでいることに気がつきました。そして、自然に触れながら、頭を休めてぼうっと歩くことで、心身ともにいかにリフレッシュできるかということにも。日々の用事や仕事に追われて、ともすると、家の中を走り回ったり、パソコンに向かったりしているうちに一日が終わってしまいがちだったのが、娘のおかげで、思いがけず素敵な時間をプレゼントしてもらえたようです。
2008.03.10
コメント(0)