海のむこうから
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皆さん、こんにちは。またまたご無沙汰しました。9月には、日本でも大雨で被害が相次いだようですが、こちらでも次々とハリケーンがやってきました。現地の人たちに聞いても、シーズンとはいえ、こんなに次々と大型のものがやってくるのは珍しいとのこと。我が家は、海に近いとはいえ、マンションの4階なので、水浸しになる可能性はまずなし。しかも、建物には停電時に自動的に発動する発電機が備え付けてあります。ハリケーンに停電はつきものですが、この建物では燃料を持たせるために一日数時間発電機を止めるくらいなので、あまりわずらわされなくて済みました。しかし、現地の人たちの普通の家では、何日も電気や水が止まってしまったり、水浸しになったりすることがしょっちゅうなのです。アフリカに住んでいた時、度重なる長い停電や断水に悩まされた私としては、さぞかし大変だろうと思うのですが、彼らは意外と慣れた様子で、「日中はろうそくなしでも過ごせるし、料理は2-3日分作ってあるから、何とかなるわよ」といった反応。たくましいなあ、と感心します。さて、相次いでやってきた一連のハリケーンが去ってすぐ、私は娘を連れて、数年前に住んでいた中米の国へ旅行しました。そして、帰国してから、ハリケーンたちがもたらした影響に気がつき始めました。農作物や家畜が大被害を受けたので、なにしろ、市場がひどく品薄の状態なのです。鶏たちが大量に死亡したとかで、卵が市場から姿を消しました。いわゆる闇市で、普段の倍の値段を払ってやっと手に入るのです。これまでは難なく手に入ったバナナや玉ねぎも、一生懸命探さないと手に入らない状態。我が家の眼の前には、木のスタンドで野菜や果物を売るミニ青空市のようなものがあって、ちょっと何かを買い足すのにとても便利だったのですが、ハリケーン以来、ずっと閉店のままです。そこで働いていたお兄さんとは顔なじみになって、ちょっと小銭が足りない時におまけしてもらったり、一番いい品物を選んでもらったり、何かとお世話になっていたので、彼のことも心配。商売上がったりで、どうやって暮らしているのかなあ、と気になります。街中のいたるところにあった、同じような小さな市場は、ほとんどみな同じように閉店しているとのことです。そして、手に入る品物はもちろんみな値上がりしています。初めは、夕飯が乏しくなってしまうなあとか、娘の離乳食のメニューがいつも同じになってしまうなあとか考えていた私ですが、お手伝いさんたちに頼んで何とか限られた野菜や果物、卵が手に入ることのありがたさを身にしみて感じ始めています。
2008.10.07
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