2005/02/10
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●●●●●●●●●●●●●●●●● 注意 ●●●●●●●●●●●●●●●●●


   必ず最初の2月7日「マメオトコプロローグ1」から読みなはれ!切に願う!


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そして・・・1ヶ月後。




既に3日前からおれは地元に帰省していた。

今日は、待ちに待った8月15日。

・・・おれたちは早めに地元の公園に集合することになっていた。

その日、おれはお気に入りの一張羅に着替えた。

そして、いつもよりさらに一段とおめかししてみる。



「おれはハイカラシティTOKYOでもブイブイ言わしているんだぜ!」的な雰囲気をかもしだすために・・・

今日のためにハイカラシティTOKYOで15万円もはたいて服を買ってきたのだ。

本日のオシャレポインツは、この靴・・・・そう、ネイキのヘア・マックスだ。

しかもみんなには絶対言わないがニセモノです。

このヘア・マックスが今、ハイカラシティTOKYOでは大流行なのだ!

へへっ。

みんな驚くに違いない。

今宵の宴(同窓会)では何かあるかもしれない。

ひょっとすると誰か女の子と・・・・へへへぇーへへっ。

その為にもオシャレは欠かせないぜ。ぐふふふふ。

おおっと、こうしちゃいられない。



おれは近くに用意してあったピンク色の箱から、

コンドームを出来るだけ鷲づかみ、部屋を飛び出した。




おれは変な期待を胸の内に秘めつつ、公園へと向かった。

まだお昼時。

天気は良好。



山に囲まれた景色は以前と全く変わっていない。

近所のおばちゃんが畑を耕している。

こんな光景はハイカラシティTOKYOでは絶対に見られない。

なんだかこちらは穏やかにゆっくりと時間が進んでいるように思える。

しばらく歩くと公園が見えてきた。

よくここで遊んだものだ。缶蹴りや鬼ごっこ。

花火戦争をした時は、

近所の家にロケット花火が飛び込んでしもて、必死に逃げ帰ったっけかなー。

懐かしい思い出が走馬燈のように甦る。

公園につくと皆すでに集まっているようだ。

おれは懐かしさと新鮮さを感じながら一人ずつ確認する。

・日下茂誇斗(ひげ もこと)
・井堂琢磨(いどう たくま)
・加藤良一(かとう りょういち)
・田淵弘敏(たぶち ひろとし)
・神戸高広(かんど たかひろ)
・星野輝(ほしの てる)

そしておれ中下孝義(なかしも たかよし)

仲のいい7人がついに揃ったわけだ。

相変わらずみんな元気そうだ。

「おーうぃ!みんな!」

おれは走り寄った。

「おう!久しぶりじゃん。元気だったのかい? おっ。まぁまぁオシャレになったじゃん。」

モコトが標準語バリバリでしゃべる。

こいつはハイカラシティTOKYOに汚染されすぎている。

それにしても・・・・「まぁまぁ」ってつける所がモコトらしい。

まぁまぁとは・・・

「お前もおれほどまでではないがオシャレになったな。その意気込みで今後も勝手にがんばってくれよ。まぁ、到底おれに追いつけはしないだろうがな。ははは。」

的な意味合いを含んでいる。

くっ。

モコトから見下されるとは・・・これほどまでの屈辱、未だ

かつて味わったことはない。

悔しかったのでおれも言い返してやった。

「お前も元気そうだな。まぁまぁオシャレやん。そのTシャツ。」

モコトの顔が瞬く間にピンク色に変わった。



しばらく、そんな皮肉ったやりとりを皆で交わした。

誤解を招く前に言っておくが、お互いけなし合っていても、

仲が悪いというわけではない。

これは俺たちの挨拶みたいなもんだ。

仲がいいほど相手を落とす。

これがおれたちの、「おれ流」ってやつよ。



とにかくこの個性豊かなおれ以外の6人を簡単に説明しておこう。




日下茂誇斗(ひげ もこと)・・・まずはこいつをトコトン嫌と言うほど紹介せねばなるまい。

一言では紹介しきれないが、こいつはとんでもない男だ。

そのエピソードは星の数ほどあるが、

その内の一つは、モコトがかつて自分が霊能力者だと思いこんでいたことだ。

そう、あれはみんなで肝試しに行ったときのことだ。

以前から「おれには霊能力がある」と、豪語していたモコトは草むらを指さしてこう言った。

「ここはやばい。寒気がする。君たち。絶対にこの草むらには近づくな。おそろしや~おそろしや~。あぁ・・寒気が止まらない・・・」

みんなはびびりまくって一目散に帰宅した。

当のモコトはというと、次の日風邪を引いて熱を出した。

なんと・・・ただ単に風邪の初期症状で寒気がしていただけだったのだ!!

肝試し以前から風邪薬は飲んでいたらしい。

それ以来モコトは「インチキ霊能力者」と呼ばれる。

しかし、モコト本人、嘘をついていたつもりは全くないのだ。

本気で自分が霊能力を持っていると思いこんでいたのだ。

要するに勘違いボーイってやつだ。

許してやって欲しい。

さらには中学校のバレーボール部で3年になった時ついにレギュラーを手にしたモコトだったが、

速効で後輩に追い抜かれてしまい、

出場回数1回こっきりというなかなか真似できない伝説も作り上げている。

おれもよくバレーボール部を応援しに行っていたのだが、

モコトがベンチ横で興奮気味にアップしだし、

「お!ついにモコト投入か!!?思い切った采配だぜ!!」

と思っていると、そのまま出番無く試合が終わってしまい、

体がほてってピンク色になったままベンチに引きあげるケースを何度も見た。

アップの総合時間は誰にも負けないだろう。

自信を持てモコト。

それが今後の人生への糧になるはずだ。

そんな忍耐強いモコトだがこいつもいいところはいっぱいある。

まず、多分だが頭が良い。

顔に似合わずサイパンが好きで、

スキューバーダイビングというサワヤカな趣味を持っているということ。

ソフトボールが好きだということ。

こう見えて以外と真面目だったりもする。

他が見えなくなるくらいに一つのことに熱中するタイプだ。

みんなには冷静沈着で先を読んで行動しそうに見られるタイプだが、

以外と感情的になりやすくパニックに陥ることも多々ある・・・

良い悪いはあるにせよ、

特筆すべきは、とにかく誰からも愛される憎めない奴で、

こいつ抜きでは俺たちの存在理由を語れないほど絶大な価値を持った男だということだ。




次に井堂琢磨(いどう たくま)。

通称タンクトップのタック。

こいつもものすごい男だ。

元々自衛隊に入っていて、今はオレと同じ公務員をやっている。

背も高く、筋肉ムキムキで誰もが憧れる理想の体をしている。

趣味は筋トレ。キレイ好き。秘密主義。

顔はハーフのような端正な顔立ちだ。

俺たちのグループの中で最も男前だろう。

・・・・・・・・・まっ・・・・まぁ、おれよりは下だがな。

多少は認めてやろう。う、うん。

でも、何故か彼女を作らない。

かといって女遊びが激しいわけでもない。

秘密主義なので実際どーだかわからんが。

最近思ったのだが、こいつはただ一人の時間が好きなだけなのではないだろうか?

それだけのような気がする。

でもここぞと言う時は、その人間離れしたパワーと熱い正義感で俺たちを守ってくれるだろう。

そんな好青年だ。

あ、こいつも一つだけ弱点があった・・・

肉体は強いのだが、下の方は今イチ弱いらしい。

あくまで噂ではあるが、一応ここにバラしておく。




加藤良一(かとう りょういち)、通称リョウはとても熱い男だ。

背は低く、少しばかり猿の面影が残るかわいらしい顔立ちをしている。

・・・え?何?

芸能人で言えば誰に似てるかって?

即答しよう。

「ポンチオサム」に似ている。

・・・・え?・・・みんな知らないの?

うーん。

要するに、「はぐれすぎ刑事の里見刑事役」にクリソツだということが言いたいわけ。

これで、お分かりか?

天然ボケで母性本能をくすぐるのはこいつの得意技だ。

しかしその反面かなりアグレッシブな一面も兼ね添えている。

例えばナンパなんかは平気でやれるし、かなりの女好きだ。

度胸と無謀さは俺たちの中でもダントツトップだろう。

タンクトップではないぞ。

実は誰よりも冷静沈着で全て計算ずくなのでは?

という説が最近、急浮上してきているが、それはどうなんだろう?

でも、ありうるな。

あ、そういえばこいつ結婚して子供も一人いるんだ・・・

未だに信じられないぜ。




田淵弘敏(たぶち ひろとし)通称ヒロは、こいつも鍛えに鍛え抜かれた生え抜き戦士と呼ぶにふさわしいだろう。

かつてヒロの口から何度も発せられた

「ドカンと一発、旗あげしようぜ!」

という野望に充ち満ちた言葉はあまりにも有名である。

結局ヒロの言う旗あげとはどんな行為を示すのかは分からなかったが、

とにかくヤンキーに憧れる男であった。

今では落ちついている。

根はとっても優しいキャバクラ好きの大工である。




最後に神戸高広(かんど たかひろ)は保育園からの幼なじみで、背が185cm以上もある。

しかしただのヒョロヒョロの菜食主義者だ。

見かけはインテリヤクザに間違われるほどの強面だが、

しゃべると「ぼぉ~くは~」と、

自分のことを「ぼく」呼ばわりするとってもシャイで変わった男だ。

もちろんケンカはめっぽう弱い。

背も高く容姿は悪くないのだが、いまいちつかめない性格が、

女性のハートをもつかむことができず、

俺たちの中では女にもてない男の代表として未だに君臨し続けている。




これで全員の紹介がやっと終わったな。




あ、しもた。

モーテルの紹介が無かったな。

ま、いっか。

前に説明してるし、それを読んでおくれよ。

今後も新しい人物が登場するたびに説明せねばならんのか。

ふぅ。

パイプ役というのも結構大変だ。

結局、紹介というよりけなしてばかりだったような気がするが、これも愛情の裏返しだ。

なんだか仲のいい仲間を褒めるってことがどうも恥ずかしくてな・・・みんなすまんな。

まあ、これも「おれ流」ってことで片づけといて。




まぁ、そんな感じのイカれたメンバーが揃ったのだが、

さぁ、これからどうしようか?

まだ時計は2時を回ったばかりだ。

「とりあえず・・・乾杯すっか!?」

ヒロトシが缶ビールを出した。

「まぁ、昼からビールも悪くないな。ここは都会を忘れて

パーッっと景気づけにやるか!」

「カンパーーーーーーーーウィ!」

俺たち7人は久々の再会を祝って乾杯した。

その後話は尽きず、おもろい昔話をネタに、例えばタックがストーカーに追いかけ回されたりだとか、ヒロの弟がいかり肩だとか、モーテルが屁をこいたりだとか、モコトがサイパンで海に入ったら水の中の魚が全て気絶してしまっただとか、おれが郵便配達の途中でヤクザさんに怒られたりだとか、リョウが「あぁーーーっ!」と奇声を発したりだとか、
神戸がオチのないつまらんどーーーーでもいい話をしたりだとか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな感じで楽しい時間を過ごして・・いたら・・・・・・・・・・

そんな・・・・そ・・・そんな・・・・・感じで・・・・・・・・・・・・・・

みんな・・・・・・よっぱらって・・・・・・・・・・あれ?・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・

・・





つづく。









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Last updated  2005/07/12 07:52:35 PM
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