2005/08/29
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--------------------30話のつづき--------------------





今後の作戦はこうだった。

明るくなる午前6時半ごろ開始だ。

外に出たときに視界が見えるように日の出の時刻に作戦をあわせたからだ。

この学校の壁は相当厚いらしく、竹彦も以前からマメオの隙を見て掘っている場所があるらしいのだが、未だ外へは通じていない。

そこの地点まで行きキョミのツッパリで壁に穴を開ける。

キョミがツッパリをしている間は拓飛をはじめとしたおれたちは敵に備えて見張りをするという単純なものだった。

本当はキョミのツッパリと同時に、拓飛のスクリューのコラボで壁を破壊する案だったのだが、キョミに「汚ねぇ。」の一言で却下された。

まあ、確かに汚いし、キョミの力が必要不可欠なため、本人の意見を優先した。



この数時間でキョミの態度は極端に変わっていった。

言葉遣いが荒々しくなり、少しずつではあるが態度が傲慢になっていったのだ。

あるものは部屋の掃除をさせられ、あるものはキョミの肩もみ、ある者はキョミの下の世話まで・・・・・・





特にひどい扱いを受けていたのはモコトだった。




キョミにとってそれはただの悪戯のようだったが、それはそれは悲惨なものだった。

キョミのニギリッペを至近距離で食らわされたのだ。

さらに「必ず鼻で深呼吸するように」との、悲惨な条件付だ。

モコトはチナツに無理やり口をふさがれ、されるがまま忠実にそれを実行し、またもや泡を噴出し気絶した。

どうやら覚醒と共に、匂いも覚醒してくれたようだ。

それを見たキョミとチナツは大笑い。

他のみんなは見てみぬふりをしていた。



そのモコトも先ほどやっと復活したばかりだ。

げっそりとしながらふらつく足取りでキョミにお茶を運んでいる。

キョミはずっと人間座椅子させられているおれのひざの上でタバコをふかしていた。

おれの脚がプルプルと震えるたびにタバコの灰を頭の上にかけられた。

力を持つとこうも変わるものなのか・・・・・・人間ってやつは・・・・・













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Last updated  2005/08/29 04:03:46 PM
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