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隠居人はせじぃさん
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市場祭りの帰りの道沿いの生け垣に『山茶花』の花が咲いていました。
この時期、花が少なくなる晩秋ですが、赤や白の山茶花の花は、
存在感を示す時なのです。
そしてこの花は長い間咲き続け、正月を迎えても咲いているものも多いのです。

椿(つばき)の中国名「山茶花」が、いつの頃からかこのサザンカの名前として
間違って定着したようです。
読みは「山茶花(さんさか)」⇒「茶山花(ささんか)」⇒「さざんか」
というぐあいに変化したらしいのです。
日本が原産地。江戸時代に長崎の出島のオランダ商館に来ていた医師が
ヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まったとのことです。
山茶花と椿は似ていますが,どこが違うと思いますか?
ツバキ(椿)の花は落ちるときにボテッと全部一緒に落ちてしまいます
(このことが斬首刑を連想するのか,武士は椿の花を嫌ったそうです)が,
山茶花は花びらが一枚いちまいばらばらに散るのです。
そして遠くからでは気がつきませんが、近くによって葉を見つめてみると
サザンカは、葉縁が小さくギザギザしているのです。
サザンカの花言葉は、「困難に打ち勝つ」、「ひたむきな愛」。
サザンカは「たき火」「さざんかの宿」など馴染みのある歌があるように、
昔から庭や垣根などに植えられている常緑の花木です。
昔から品種改良が盛んで、純白から深紅まで多くの花色があるようです。

春にチャドクガの幼虫(毛虫)が発生します。葉を食い荒らして丸坊主にしてしまい
ますので、見つけしだい薬剤を散布して駆除する必要があります。
私も以前に経験しましたが、誤って触れると毒毛によって皮膚がかぶれて
ピリピリとした痛みがなかなか取れないので気を付けましょう。
花が少ない初冬の季節に華やかで凛として咲いているサザンカを見ると
『なぜ冬を選んで咲くんだろう』と想いを巡らし、何故か元気がでる
アラカンオジサンなのです。
そして口ずさむのです。
♪♪♪さざんか さざんか 咲いた道 たきびだ たきびだ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよしもやけ おててが もうかゆい♪♪♪
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