JINさんの陽蜂農遠日記

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オジン0523 @ Re:再び大涌谷へ(05/16) 朝食の食べそこないとは? 深酒? であれ…

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2020.12.10
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カテゴリ: 国内旅行
「恵山」の「火口駐車場」に向けて、海岸に沿った道道635号線・元村恵山線を進む。
前方に白煙を吹き出す「恵山」の勇姿を楽しみながら進む。



そして道道635号線・元村恵山線を左折し、「恵山」の「火口駐車場」に向かって
「恵山登山道路(市道柏野2号線)」を進んで行くと前方の山の斜面から
大量の水蒸気が吹き出していた。
火山活動の水蒸気が山頂付近ではなく、裾野にまで降りて来ていることに、この時は
驚いたのであった。



「恵山登山道路(市道柏野2号線)」を水蒸気の方向に向かって進む。



クネクネと曲がった坂道を登って行くと、水蒸気の発生場所を眼下に確認できる場所が

その場所には、作業着、ヘルメットをつけた男性がいたので訪ねると、
地熱開発を計画する 3 社共同事業者による地熱資源の資源量調査を実施しているのだと。
この日は初めての水蒸気放出であるとのこと。
発電に必要となる蒸気の量や特性を確認するための噴気試験を実施しているのだと。
地熱資源量を把握するための井戸をΦ250mm径で2000mまで掘削したのだと。
この試験が順調に完了し、発電に必要な蒸気量が十分確認出来れば、資源開発の段階を終え、
いよいよ地熱発電所の建設に向けた関係者との協議に移るのだと。



水蒸気と共に同伴して来る湯水を貯留する大型タンク3基が満杯になるまで、水蒸気を放出し、
騒音、水蒸気の流れ等の環境アセスメント(環境影響評価)も同時に行っているとのこと。



道路脇の近くには「九番」と刻まれた石仏があった。



そして​ 「恵山(えさん)」
「恵山」という名前の由来は、アイヌ語の「イエサンヌプリ」(火を噴き溶岩が
流れ出る山)という説、同じくアイヌ語で「エ」(頭)と「サン」(前に出る)で、
つまり岬を意味するという説など、いろいろな説があるが、他の北海道の多くの地名が
そうであるように、アイヌ語が由来となっているのは間違いないと。



そして車を降り、散策開始。




とりあえず散策路を進む。
火口原駐車場で車を降りると、視線の先には白い噴気の立ち上る露出した山肌が。
まさに「山が生きている」ことを感じさせる姿に息をのんだのであった。
駐車場から山頂までは3キロ弱とのこと、所要時間は約1時間であると。



いろいろな場所から白き噴煙が。
地震計、傾斜計、空振計、GPS、遠望カメラを設置し24時間体制の観測が行われているのだと。



火口の白き山肌と紅葉とのコラボ。



白き噴煙をズームで。



隣の海向山(569m)方面の紅葉も始まっていた。
低標高にもかかわらず、多様な高山植物が見られる恵山、特に南東側斜面に多く見られる
ツツジ類。5月下旬から6月上旬になると、約60万本のエゾヤマツツジやサラサドウダンツツジや
ムラサキヤシオ等の開花で山肌が真っ赤に染まります。
この時期には「恵山つつじまつり」が開催されるのだが今年は???。



「薬師堂」。
堂内には石仏が安置されていた。



土砂の流れ止めが拡がっていた。



水の流れている場所が賽ノ河原。



熱水の湧き出す場所も。
この付近はエゾシカなどの「ヌタ場」になっていると。
「ヌタ場」(沼田場、ぬた場、ぬたば、英語: wallow、ドイツ語: Suhle)とは、イノシシや
シカなどの動物が、体表に付いているダニなどの寄生虫や汚れを落とすために泥を浴びる
場所のこと。 沼、湖や川の畔、休耕田など。 ノタ場とも。



449mピーク南尾根上部付近を見上げる。



正面が恵山山頂・ 標高618m。



恵山道立自然公園にあり、新日本百名山、北海道百名山、北海道の百名山にも選ばれている。



「火口原駐車場」から「恵山」山頂コース(権現堂コース)は,片道約70分ほどと。
(標高差約310m)
恵山溶岩ドーム西側の爆裂火口を見る。



噴煙をカメラで追う。
札幌管区気象台・地域火山監視・警報センターからは
「火山活動は静穏に経過しており、噴火の兆候は認められません。
噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)」の予報事項に変更はないと。



恵山の活動は、約4.5 ~ 5万年前頃に始まり、その後は約5千年~ 1.5万年ごとに
新たな位置に溶岩ドームを形成する活動を5回繰り返してきた。
恵山における最近1万年問の火山活動は、約8000年前の噴火で大規模な火砕流が発生して
山麓に台地が作られるとともに、恵山瀋岩ドームが形成された。
その後、約5000年前、約3000年前、約2500年前、約600年前にも噴火が起こり、約3000年前の
噴火以外では火砕流や火砕サージが発生した。また、約2500年前の噴火では恵山溶岩ドームの
山体崩壊により岩屑なだれが発生し、現在の爆裂火口が形成された。
有史以降では、1846年と1874年に水蒸気噴火が起こっている。このうち1846年噴火では
発生した火山泥流により多数の死者が出たが、これら2回の噴火活動に関する詳細な記録は
残っておらず、地球物理学的観測データもないため、どのような時問的推移を辿ったのか
不明な点が多い。
最近1万年以降の火山活動履歴(厩要)を表1ー2にまとめる。


【https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022500217/files/esanhinankeikaku_soan_1bukai.pdf】​より

2003(平成 15)年に火山噴火予知連絡会が、
「概ね過去1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動のある火山」を「活火山」と
定義し直した。現在我が国には 110 の活火山があるとのこと。



モウモウと噴煙が出ていて、硫黄の臭いも。



これ以上は「危険」と。ここからは引き返すことに。
別のルートから山頂まで行き、絶景を見たかったが、時間的にシンドそうなので
諦め、展望はこの後に「海峡展望台」に立ち寄ったのであった。



こんない噴煙の場所の近くまで来たのは初めてか。



数々の噴火口から溶融硫黄が噴出していた。



「​ 爆裂火口 ​」👈動画リンク をズームで。



もうもうと勢いよく。



「南無阿弥陀仏の碑」。



「24番石仏」。



「石仏」
古くから信仰の対象となってきた歴史を持つ恵山は、津軽海峡の向こう側、
下北半島の恐山と並ぶ霊場と呼ばれているのだと。



噴煙が直線状に並ぶ。



これは?



「恵山山頂へ」案内。



海向山コース、恵山展望台コース、岬眺望コース、権現堂登山コースがあるとのこと。



右下に「砂防ダム」。



石仏群。



そして下方に「火口原駐車場」への道が。



「権現堂(恵山山頂)コース入口」案内板。



駐車場の車に戻り「海峡展望台」に立ち寄る。
地熱発電調査の水蒸気がこの時も上がっていた。



水蒸気の流れから、風向きは変化していないようであった。
ここにも関係者が騒音計をSETして騒音測定中であったが、後から来た老夫婦の
オバチャンが大声で話をしていたのであったが・・・・。



「海峡展望台」案内図。
「海峡展望台」は函館市の東部、標高618mの恵山にある展望地。恵山温泉旅館の横にある
恵山登山道を登りきったS字カーブの一番上、恵山の中腹の標高約350m地点に位置すると。
津軽海峡が一望できるので、その名前がつけられたのであろう。



津軽海峡だけでなく、晴れていれば下北半島・津軽半島も望める景勝地。



左から青森県むつ市にある「釜臥山」、「北国山」、「障子山」をズームで望む。
「釜臥山」(かまふせやま、かまぶせやま)は、下北半島中央部に位置する恐山山地の
最高峰であり標高は878.2m、「北国山」844m、「障子山」863m。



これは、ピンボケであったが「朝比奈岳(」。



「日浦岬」方面を望む。
手間に「大澗(おおま)漁港」、その先に「武井ノ島」が見えた。



正面に青森市方面を望む。光る津軽海峡。



下北半島の「尻屋岬」方面であったが。



そして山を下り、道道635号線に戻る。




                              ・・・もどる・・・

                  ・・・つづく・・・





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Last updated  2020.12.10 00:00:19
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