JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.11.13
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カテゴリ: JINさんの農園
「かさま歴史交流館 井筒屋」で笠間城関連の多くの史実を学んだ後は「笠間稲荷神社」への
「門前通り」を散策する。
看板商品?の和傘が店頭にカラフルに並んでいたがここは雑貨の店ではあるが、
豆乳湯葉アイスや各種ジェラートで人気の店と。



そして「きむらや」。
笠間稲荷名物『笠間いなり寿司』を稲荷神社のお膝元で作り続けている店と。
お蕎麦や胡桃を使った“ちょっと変わり種”のいなり寿司を買いました。



そして車に戻り、「笠間城跡」にある「千人溜駐車場」に向けて「笠間城跡めぐり案内」を
見ながら坂道を上って行った。







笠間つつじ園近くの道路脇にあった「上を向いて歩こう」 の「歌碑」。
を向いて歩こう」(うえをむいてあるこう、英題:スキヤキ、SUKIYAKI)は、坂本九の楽曲。
作詞は永六輔、作曲は中村八大、プロデューサーは草野浩二。
ビルボード(Billboard)誌では、1963年6月15日付において、2020年9月現在においても
日本出身者として唯一となるHot 100週間1位を獲得。同誌の1963年度年間ランキングでは
第10位にランクイン。後に数多くのアーティストによってカバーされ、いまだに外国人による
モノマネのネタにもされる。坂本九や永六輔のメモリアルソングとしても用いられる。



「​ 上を向いてあるこう ​」👈リンク
 ♪♪ 上を向いて歩こう  涙がこぼれないように
    思い出す 春の日  一人ぽっちの夜 ♪♪
 ♪♪ 上を向いて歩こう  にじんだ星をかぞえて
    思い出す 夏の日  一人ぽっちの夜 ♪♪
 ♪♪ 幸せは雲の上に   幸せは空の上に
    上を向いてあるこう 涙がこぼれないように
    泣きながら歩く   一人ぽっちの夜 ♪♪
 【口笛】
 ♪♪ 思い出す秋の日   一人ぽっちの夜
    悲しみは星のかげに 悲しみは月のかげに ♪♪
 ♪♪ 上を向いて歩こう  涙がこぼれないように
    泣きながら歩く   一人ぽっちの夜
    一人ぽっちの夜 ♪♪
 【口笛】



道路の反対側の竹の生い茂る山の中に住居が垣間見えたが、これが坂本九が生活していた




「歌碑」の横にあったのが「弁財天」。



近づいて。



「弁財天」近くのふくよかな石仏像。



そっして道路の先にあったのが「大黒石」。



反対側に廻り込み。




鎌倉時代の初め、佐白山の僧兵と、七会の徳蔵寺の僧兵がその勢力を争って戦った。
佐白山の僧兵は戦いに敗れて佐白山頂近くまで逃げのび、山上にあった大黒石をころがした。
徳蔵寺の曽兵は、ころげ落ちる大黒石の下じきになり多くの死者が出たため、佐白山の僧兵は
あやうく難をのがれることができた。大黒石は、そのときここまでころげ落ちて止まったと
いわれています。この大黒石の中ほどに小穴があり大黒のおへそといわれ、このへそに小石を
三度つづけて投げそのうち一つでも入れば、幸せがあると伝えられています。」



そして更に坂を上り、無料の「千人溜駐車場」に到着し、散策開始。
駐車場の一番奥にあったのが
「佐白山観光道路完成之碑
日本三大稲荷で知られる笠間市であるが 市の中央に位し 天を摩す巨木の生い茂る 幽邃に
して眺望の良い佐白山を開発し 以つて当市の観光資源にしようとの試みは 市民の永い間の
願望であった
市議会に於いては 昭和三十八・三十九両年度を以つて 観光道路建設の議決が為され 茲に
漸くにして一応の完成を見たことは寔に喜ばしい限りである
茨城県に於いても鹿島砂丘の一大開発を図り また筑波山麓には学園研究都市の誕生を見ようと
している秋でもあり 私共のこのささやかな企てが他日当市発展の為めの布石の一つとなる
ことを信じ この事業が未だ不完全ながら 今後このような目的に向つて 代々にわたり多くの
後継者の手によつて完遂されることを念願して已まない
茲に観光道路完成の記念すべき佳日に当つて この事業に対し多大の御協力と御援助とを
与えられた方々に対し 謹んで深甚の謝意を捧げる次第である」。



「笠間城跡」案内板は比較的新しかった。



笠間城跡
築城年代:承久元年(1219)
築城者:笠間時朝  形態:山城
概要
笠間城は、笠間氏の初代時朝の築城伝承を持ち、中世は笠間氏の居城として使用されました。
天正18年(1590)に笠間氏が没落すると、宇都宮氏家臣の玉生氏が、慶長3年(1598)には、
蒲生郷成が城主になりました。この郷成が笠間城を近世城郭として変貌させたと考えられます。
近世は笠間藩の居城として機能し、政務の利便性のために下屋敷が建設された後も、山城部分は
維持されました。茨城県では唯一本格的な石垣が築かれており、当時の姿を見ることができます。
保存に向けて
平成26年度より、笠間城跡の本格的な調査を実施しています。周辺地形図の作成や
考古学的調査など、各種調査を実施しており、これらの成果を蓄積することで、中世
城郭・近世城郭の笠間城の姿を解明し、国指定史跡の指定を目指します。
これまの調査成果
現在まで、天守曲輪石垣の応急処置、周辺地形図の作成、本丸跡地下探査および
微地形測量、古文書調査を行ってきました。特に、地形図の完成により、笠間城の縄張
の詳細が確認でき、「正保の城絵図」の笠間城の姿と対比することができます。⑦⑧⑨
のように、近世は城郭として把握されていない部分にも、城郭関連遺構がみられることが、
確認できました。」



「笠間城」絵図。



頂いた地図から「笠間城跡」案内を。



「本丸」に向かって坂道を上って行く。
「ミズヒキ」の群生地が現れた。
祝儀などで使われる水引きそっくりなことから名がつく。木陰などの暗い場所に育つので、
目立たない花だが、わび、さびの世界に通じるのか、茶室の脇などに植えられることも。



舗装された細い坂道を上って行く。



石碑が見えて来た。



「史跡 笠間城大手門跡」。
後世に道ができたため破壊されているが、石垣をたどると枡形空間だったことがわかるので
あった。
そして 大手門の正面に見られる石垣は雑草に覆われていたが立派な石垣が確認できたのであった。



「大手門」はこの位置に。


  【http://napoleone.at-ninja.jp/Ibaraki/Kasama/Kasama.html】より

更に上って行った。



この辺りから階段が始まった。



石段を一歩一歩。



「本丸」下の石垣には雑草も少なく立派な石積みが確認できた。



そし石段を一挙に上ると。



「本丸」跡に到着。
正面(南側)の大きな土塁上に八幡台櫓が築かれていた。



「本丸」周辺地図。



天主西の本丸は山頂部の郭群最大面積の郭で江戸初期の頃まで御殿が置かれていた。
その南側は高さ4m程の土塁が連なり北側には小口に対する枡型が設けられていたと。
また土塁上とその東側下手には2基の二層櫓が建てられていた とのこと。


【http://www.eniguma49.sakura.ne.jp/zyousi/ibaraki/kasamazyou/kasamazyoucg1.html】より

この様な復元図もネットには。


【https://blog.goo.ne.jp/konasuke_2012/e/f543a22e3776185f1986bb6684328e4b】より

「笠間時朝公を追慕して」碑。



「いま 笠間市民は時朝公の拠れる百佐白山上に立ち文明の炬火を灯さんとして大いなる
努力を傾けている。
文明の炬火とは何であるか それは平和を求めるが為めの飽くことのない闘いの姿である。
山の自然は人の心を和らげ憎しみの心 憤りの心を拭つてくれるものである。
山こそ真に平和な姿の象徴である。
時朝公歿して茲に七百年 世情漸く騒がしきとき 鎌倉時代にあって能く風流の道を解し また
一面佛心◯ことに深く ひたすらに平和な姿を欣求した一代の先覚者 笠間長門守時朝公を
追慕するの情切なるものがある。
たまたま 時朝公築城七百五十年祭を行うに当たり いささかその遺徳を偲ぶ次第である」



この巨石は?



歌碑が二基。



「藤原時朝あまたつくりたてまつりたる
等身の泥仏をおがみ奉りて
君か身にひとしとき支し仏尓そ心のたけもあらはれにける
(きみがみに ひとしとききし ほとけにぞ こころのたけも あらわれにける)



返事 藤原時朝
心より心をつくる仏にて我身能たけを知られぬるかな
(こころより こころをつくる ほとけにて わがみのたけを しられぬるかな)
裏には「笠間初代の城主藤原時朝はこの地佐白山上に城を創建し笠間地方の領主となり笠間氏を名乗る 
時朝は宇都宮氏の一族塩谷氏の出で鎌倉御家人として活躍する 和歌にすぐれしばしば京都に
赴き公家との交わりが深くまた仏道を信じて多くの造像を行ない現に三体の仏像が笠間に有し
鎌倉仏の名作として国の重要文化財に指定されている このような文化人である時朝が当地方の
基礎を築いたことは郷土の誇りである
笠間義士会創立十周年にあたり新・和歌集に遺る浄意法師と時朝との贈答歌を碑に刻み永く時朝の
偉業を顕彰する 
碑面の文字は会長塙瑞比古の筆である」。



「修井碑」
文字はピンボケもあり解読不能。



「佐白山」案内板。



「佐白山」ハイキングコース。



「佐白山
皆さんに気軽に樹々とふれあい自然に親しんでいただくため、平成10年にいばらき森林浴の道
100選が指定されました。
笠間市街地の東に位置する佐白山はサクラ、スダジイなど様々な樹々が四季折々の姿をみせ、
古い石垣や掘割が静かに往時の歴史をしのばせています。
山頂に鎮座する佐志能神社の奥、巨岩が重なり合う石倉からは霞ヶ浦や鹿島灘まで望むことが
できます。
森林浴の道をたどり、自然と歴史にふれあうひとときをお楽しみ下さい。」



「指定植物の採取禁止」案内板。



「笠間城について」。



見にくいのでネットから。
「ここ佐白山は、「お城山」ともよばれ、市民に親しまれている。それは今から七百数十年の昔、
鎌倉時代に笠間地方初代の領主笠間時朝によって、十六年の歳月を費やして築かれた山城があり、
明治の始めまで約六百年間、地方政治の中心地であったからでもある。
城の地積は、およそ一万六千平方メートルと推測され、天然の地形を巧みに利用して、
「三の曲輪」「二の曲輪」「帯曲輪」「殿守曲輪」を設け、曲輪には白壁の塀をまわし、
出入口を城門でかため、要所には「宍ヶ崎櫓」「八幡台櫓」「殿守櫓」を配置し、守るに易く
攻めるに難い要害堅固な山城であった。今は苔むした石垣、礎石などが、ありし昔をしのぶ
ようすが残るのみである。想を江戸の昔にはせれば、緑なす木の間がくれに遥かの地から望み見た
城の城壁、とたたえるにふさわしい名城そのものでもあった。」


   【https://plaza.rakuten.co.jp/canonboy2012/diary/201809060005/】より

「笠間城跡」碑。



石碑の上部には「文化財愛護シンボルマーク」が赤く。
「文化財愛護シンボルマーク」は、文化財愛護運動を全国に推し進めるための旗じるしとして、
昭和41年5月に定められたものです。
このシンボルマークは、ひろげた両手の手のひらのパターンによって、日本建築の重要な要素で
ある斗栱(ときょう=組みもの)のイメージを表し、これを三つ重ねることにより、文化財と
いう民族の遺産を過去、現在、未来にわたり永遠に伝承してゆくという愛護精神を象徴した
ものであると。

文化財愛護シンボルマーク | 文化庁

「斗栱(ときょう)」とは 中国の木造建築で柱の上に置かれて軒などの上部構造を支える
部材。 組物。 日本や朝鮮半島にも伝えられ、寺院や宮殿建築に常用された と。



「笠間城跡」。



「ここ佐白山は、古くから正福寺の百坊があって、信仰の山として栄えていた。鎌倉時代の初め、
正福寺と徳蔵寺の勢力争いのため、下野国からつかわされた藤原時朝が、正福寺と百坊を滅して
城を築き、笠間氏を名乗ってこの地方を支配した。笠間氏は十八代続き天正十八年(一五九〇年)
に亡んだ。その後、蒲生、松平、小笠原、永井、浅野、井上、本庄などの諸氏が相継いだが、
延享四年(一七四七年)から廃藩まで牧野氏の居城となった。明治初年、本丸下屋敷などの
ほとんどがこわされ、今は苔むす石畳を残すのみとなったが、自然の要害をたくみに利用した
関東地方では珍しい山城の遺跡である。」



ここにも石碑が。



」碑。



更に石段を上って行った。
東日本大震災により、天守曲輪の石垣や石段が崩壊し、天守曲輪跡へは
立入り禁止となっていたとのことであるが、この日は更に進めたのであった。
このにも櫓門があったようだ。



「天守」周辺の地図を。



ここにも句碑があったが・・・。
「人の引く 道さえゆけば(婆) さくらかな(可奈)」。



隣にも・・・。



「佐志能神社」への案内。



天主への石段を上って行った。

笠間城 − Kasama Castle – Mikeforce::Castles

「笠間城天主跡」碑。天守ではなく天主と書くのは珍しいのであった。



更に石段を上って行った。



                              ・・・​ もどる ​・・・


                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2021.11.13 12:07:55
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