JINさんの陽蜂農遠日記

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2025.06.14
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カテゴリ: JINさんの農園
16. 月に竹林蒔絵印籠・木彫蓮実根付
印籠:「法橋胡民【花押】」銘
根付:「連車」銘
中山胡民 江戸時代( 19世紀)



竹林蒔絵印籠・木彫蓮実根付


16. 月に竹林蒔絵印籠・木彫蓮実根付
印籠:「法橋胡民【花押】」銘
根付:「連車」銘
中山胡民 江戸時代( 19世紀)
青貝徴塵の月光にご注目!
月夜の竹藪を表した印籠。銀の研出藤絵でぼかしを加えながら朧な月を描き、研出第絵と付描を
重ねて重層的な竹藪を表す。地面には青貝を蒔いて月光の反映を表現し、幻想的な効果を
高めている。中山胡民(1808 ~ 70)の原羊遊斎の門人。片輪車の手箱などをはじめとする羊遊斎の
テーマや作風を継承し、松平不昧や酒井抱ーとも交流した。後に法橋に叙せられた。


17.太平有象唐墨形火炎太鼓象嵌印籠
黒檀彫衝立に唐子根付
印籠:「半山製【野】」銘
望月半山 江戸時代(18世紀) /根付:江戸時代(18 ~ 19世紀)





太平有象唐墨形火炎太鼓象嵌印籠
黒檀彫衝立に唐子根付
印籠:「半山製【野】」銘
望月半山 江戸時代(18世紀) /根付:江戸時代(18 ~ 19世紀) 文人の大好物!カラスミそっくりの印籠

「太平有象」は天下が安泰で吉祥が現れる意の吉祥句で、周囲に楽器散らしの文様を配す。
墨の欠けやひび割れまでも表現している。望月半山は宝暦頃(175~64)に活躍した小川破笠
(16630~1747)の門人で、破笠の作風を継承してニ代破笠を称したという。



18.宝露台唐墨形印籠(ほうろだいとうぼくがたいんろう) 重ね色紙蒔絵文箱形根付
印籠:「是真」銘 根付:「是真」銘
柴田是真 江戸~明治時代(19世紀)



表面には 「寶露臺」の文字 周囲に楽器 を散らす。


ネットから。


18. 宝露台唐墨形印籠(ほうろだいとうぼくがたいんろう)
重ね色紙蒔絵文箱形根付
印籠:「是真」銘 根付:「是真」銘
柴田是真 江戸~明治時代(19世紀)
是真迫真のだましテクニック
ひび割れや欠けの生じた古墨そのもののように見えるが、実は木製の素地に漆塗りで出来ている。
本物そっくりの質感を表現するため、黒漆に炭粉を蒔いたという。
表面には「寶露臺」の文字の周囲に楽器を散らし、裏面には甘露を盛った甕を表す。明代の墨匠・
方于魯(ほううろ)が刊行した自作の墨の図録『方子墨譜』に載る「寳露臺」墨の図と古代の伝説を
元に独自の意匠を作り上げている。



19.山水漆絵印籠( さんすいうるしえいんろう )
浪に千鳥蒔絵箱形根付
印籠:「梶川作【英】」銘根付:「是真」銘
梶川  根付:柴田是真
江戸時代( 18 ~ 19世紀)根付:江戸~明治時代い9世紀)




19.山水漆絵印籠( さんすいうるしえいんろう )
浪に千鳥蒔絵箱形根付
印籠:「梶川作【英】」銘根付:「是真」銘
梶川  根付:柴田是真
江戸時代( 18 ~ 19世紀)根付:江戸~明治時代い9世紀)
倹約令時代の反骨精神
印籠としては異例の真っ黒な漆で中国風の山水風景が描かれ、高蒔絵により山や楼閣が巧みな
凹凸をもって立体的に表される。江戸後期の天保の改革(1841~ 43)では、文化の爛熟した
金銀の贅沢な使用を禁じたこの時代の印籠とも想像される。柴田是真作の根付には独特の
青海波塗の波が施されている。


20.団龍紫壇彫印籠
江戸時代(18世紀)
堆黒写しか?超絶技巧の彫り
堆黒とは黒漆を厚く塗り重ねて文様を彫刻したもの。 中国では剔黒 (てきこく) という と。



近づいて。



20.団龍紫壇彫印籠
江戸時代(18世紀)
堆黒写しか?超絶技巧の彫り
黒褐色の紫団壇の地に菱形雷文繋ぎを刻み、表裏に団龍文を大きく一つずつ浮き彫りにする。
龍頭の向きはそれぞれ上下逆にして、変化をつけている。彫り口は鋭く精緻であり、漆芸の
堆黒(幾重にも塗り重ねた漆を彫り込んで文様を表す彫漆技法のうち、表面を黒漆で塗り上げた
もの)を意識したような作風である。



21.太刀 銘 吉房
附 雲文漆蒔絵鞘打刀拵(つけたりうんもんうるしまきえざやうちがたなこしらえ)






21.太刀 銘 吉房
附 雲文漆蒔絵鞘打刀拵(つけたりうんもんうるしまきえざやうちがたなこしらえ)
刃長2尺1寸6分( 65.4cm )
一文字吉房  鎌倉時代(13世紀)  拵:江戸時代(19世紀)
八重桜のごとき刃文
吉房は、鎌倉時代前期に隆盛した備前の刀工集団・福岡一文字の刀工。一派きっての丁字乱れの
名人で、信房・則房とともに「備前三房」の一人に挙げられている。古来、同銘で2 ~ 3代続くと
する説があり、大銘に切るのが初代、本作のような小銘は後代とされる。絢爛華麗な刃文はまさに
吉房の典型作といえよう。黒塗りの中に黒い雲文が浮かび上がる「夜桜」技法の見事な打刀拵が
付帯している。

















22
智将・直江兼続の愛刀
刀 大磨上げ無銘(号「後家兼光」)
附 芦雁絵鞘打刀拵
刃長 2尺6寸4分( 80. 0cm)
伝 長船兼光 南北朝時代(14 世紀)/拵:明治(19世紀)
兼光は備前長船派の嫡流で、景光の子という。本作は相州風が強く表れた南北朝時代延文
(1356~61)頃の典型作。大切先で身幅広く、先反りのついた豪快な姿で、大磨上げされており、
本来は三尺あまりの大太刀だったと思われる。直江兼光の愛刀で、没後は未亡人・お船rの方により
主家に献上され、「後家兼光」として伝来した。江戸の蒔絵師・渡邉桃舩(1815~?)による
芦雁蒔絵鞘華麗な半太刀風の拵が付帯する。









23
「沸」のきらめく四谷正宗の傑作
重要美術品 
刀 銘 源清麿/弘化丁未年八月日
附 小倉巻柄半太刀拵
刃長2尺3寸2分(70.3cm)
源清麿 江戸時代・弘化四年(1847)/拵:明治~昭和時代(19~20世紀)





幕末江戸の名工・清麿(1813~54)は、兄・山村真雄や幕府旗本の窪田清音(1791~1867)の
指導を受け、実用を旨とした刀剣製作を行った。本刀は清麿円熱期の作。
南北朝時代の大太刀が磨上げられた姿を意識したものと思われ、比較的おだやかな刃文の中に、
豊かな沸の粒やはげしくかかる砂流しが光る。黒田清隆(1840~1900)旧蔵の一振で、藍鮫着
黒塗研出鞘の半太刀拵が付帯する。




24
亀乗り寿老図鍔
「利寿【花押】銘」 
奈良利寿 江戸時代(18世紀)



25
飛瀑猛虎図鍔
「東雨」銘
土屋安親 江戸時代(18世紀) 




斬新な構図や風雅な意匠に特長がある。「安親」とニ字銘を切るものが多いが、本作は
「東雨」銘を切った晩年作の一枚。
◯孔を上手く取り込んだ得意の地透かしによって、樹下にたたずむ虎の存在感をさりげなく
高めている。





                              ・・・ もどる ・・




                  ・・・​ つづく
・・・









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Last updated  2025.06.15 14:44:25
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