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指揮ユベール・スダーン。1曲目ブラームスのピアノ協奏曲2番。ピアノは1986年のチャイコフスキーコンクール覇者だというバリー・ダグラス。面白味のないピアノで、ほとんど爆睡。アンコールがあって、聴いたことのない、しかし明らかにケルトの音階で、My Lagan Love というアイルランド民謡が、彼の編曲で演奏された。なんとも掴みどころのない前半が終わり、後半はフォーレのペリアスとメリザンド組曲と、合唱はなかったがラヴェルのダフニスとクロエ第2組曲。指揮棒を持たず全身を使うスダーンの熱演に、ふだんフランス物と縁遠い札響が、意外といい反応を見せた。ドイツ物主流で来た札響にも、そろそろこういう変化球が必要だ。でも尾高さんの後任は、もっとドイツ音楽の権化みたいなマックス・ポンマーなんだよなあ。
January 31, 2015
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テレビは騒がしい似たようなものばかりで見る気もしないが、午前中たまたまテレ東の、東北震災後半年で復旧した製紙工場の話を見ていたときのこと。CMが流れた中で、3月23日、ゼップでジューダスが公演するというのを知った。OB客の中のヘビメタ友達?に、元旦早々だったが電話を入れてみたら、バーンに出ていて知っていたとのこと。どうしたらチケットが入手できるのかわからなかったので彼に尋ねてみて、ついでに一緒に入手をお願いした。でも、よくよく考えてみたら、自分のそのころのスケジュールもともかく、金曜日のコンサートなので、彼が仕事を休んでまで来られるのかどうか。ただ、ペインキラーは絶対やるんじゃないか?とか、昔ほど声が出ないのかもしれないけれど、ナマロブはやっぱり見てみたいものだとか、彼は40歳くらいだが、そのころには64歳になっているはずの高齢者とが、元日から大盛り上がりであった。
January 1, 2015
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去年はどういうわけかタイミングを逃して、正月に神社に行かなかった。そのせいでもあるまいが、あまり良いことがなかったような気がして、今年は元日のうちに近所の神社に詣でることにした。天気予報では年末年始大荒れとか言っていたが、札幌は晴れて穏やかな元日の午後、散歩がてらにジュリもお供して参詣。5分ほどのところにある神社に着いてみると予想外の長蛇の列で、参拝出来るまで30分もかかってしまったが、極めておとなしいジュリはその間騒ぎもせず、あたりの人々に迷惑もかけず、いつものように可愛いねという声がかかる。待っているうちに少しずつ気温が下がっただけでなく、普段見慣れない光景と大勢の人にビビったのか、時折抱えると震えているから可笑しい。列の後ろの人が喋っているのが聞くともなく聞こえ、お賽銭は神様に始終ご縁があるように45円入れるのだとかで、初耳だったが面白いので小銭入れを覗いて、ようやく順番が廻ってきたので真似して45円を投入。例年になく安く上げた?のがよろしくなかったのか、おみくじは何と!記憶にない凶でビックリ。最悪からのスタートという解釈も有りだろうが、やはり新年早々縁起でもないので引き直すと、今度は大吉と出た。いい加減と言えばいい加減、大らかと言えば大らかなのが神道のいいところだが、果たして今年はどんな年になることやら。ただ、どちらのおみくじにも共通していた文脈的には、結局自分の心がけ次第ということで、そのあたりにも欧米の契約宗教とは異なり、日本固有の、八百万の神々に対する畏敬が根本思想に在るのであろう。寒くなって来ていたので、境内にいくつか出ていた露店から甘酒を買って、飲みながら帰途へ。ジュリも解放された感じで、いそいそと帰路につく。
January 1, 2015
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例年のように、モーツァルトのト長調四重奏曲K387から聴き始めた。ただ、今年はスメタナではなく、1972年にウィーンの連中が来日したときに、当時のトリオレコードが録音したもの。10年以上前に一度、耳慣れないレーベルから、3枚組で復刻CDが出たことがあって、当時有名だった若林駿介氏がミキシングしたことで知られた録音だが、今、原盤はどこにあるのだろうか。元のLPにはヴェルナー・トリップとのフルート四重奏曲第1番がカップリングだが、ジャケットに写っているヘッツェルは、当時まだ32歳くらいか。過ぎにし日々である。
January 1, 2015
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