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年末に基礎工事を終わらせてあった現場に、昨日から大工さんたちが入って、建て方工事が始まった。昨日は土台と一階の柱のセッティングだったが、今日からはクレーンが来て、梁のセットと二階床構造合板貼りの工程。最新のHSS金物工法なので、組み立てはスムーズだが、途中から雪模様になって、床は半分くらいまでしか出来なかったようだ。夏場の雨も同様だが、雪はとくに滑って危険だから無理は出来ないし、第一、雨や雪で濡れると、横架材と合板が接着出来ないからだ。乾燥した構造用集成材をプレカットしたものを、金物とドリフトピンで組上げてゆく今の工法だと、構造材の建て方に釘は一本も使わない。その代りに、柱と梁の接合部には何本ものピンが打ち込まれるので、現場は在来工法の大工仕事という感じではなく、ツーバイフォーの現場におけるフレイマーの作業に近い。ハッキリ言って技術よりパワーが必要。建て方が終われば、彼らは本来のカーペンターとして腕を振るうことになるわけだが、この先、ツーバイのような分業体制に移行して行かざるをえないかもしれない。さて、一昨日から行方不明だった例の仔猫が、又舞い戻ってきた。てっきり何所かに行ったか、誰かに拾われたか、はたまた死んだかと思っていたんだが、生きていてホッとした反面、また厄介なことだ。
January 31, 2008
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帰宅後、後半を観た。セットプレイから中澤が押し込んで、岡田ジャパン初得点。その後山瀬が2得点。それも、本来FWの大久保と播戸のアシストからというのが、なんとも皮肉だったが。相手は背が高いだけでプレスはないし、有力な選手も来てなかったらしく、全然脅威感なし。それでも3点取れたのは、結果としては悪くない。内田をどういうつもりで使っているのか良くわからないが、若いくせに攻撃性に乏しいのは不満だ。闘う個性としては、安田の方が使えると思うんだが。それよりも、今野こそスタメンにすべきではないか。今野の存在がこれからの代表の鍵だ。駒野や阿部はもういい。鈴木は昔から嫌いだ。前半を観ていないが、現場に居た次男も、巻が居なくなってから良くなったと言っていたから、もういい加減にオシムチルドレンも淘汰していいのではなかろうか。結局今夜活躍したのも、中澤初め、言わば岡田チルドレンだったわけで、かつてコンサドーレに在籍した山瀬、今野、播戸が代表のユニフォームを着てピッチに居ることに、札幌人としては、非常に感慨深いものがある。俊輔はタイ戦には来ないようだが、無理して来る必要もあるまい。今の段階で俊輔や伸二、稲本に頼らなければならないようでは、話にならないからナ。勿論、彼らが一堂に会した試合を早く観てみたいものだが、今のメンバーのチームの質がもっともっと高くなってくれないと、面白くもなんともない。2月にはかなり実戦が組まれているようだから、少しは向上することを期待しよう。
January 30, 2008
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年明けから続いた真冬日の間、車庫に居ついていた仔猫が、暖気になった昨日の午後から行方不明になった。昨日の午後、外部のフォーラムに出かける時まで、人の足もとにじゃれついていたんだが。居ればいたで、ニャーニャーうるさかったが、居なくなるとさみしいような気がする。見たところ雌のようだったので、飼えば厄介なことになるから、寒くて可哀そうだからとは言っても、困ったものだと思っていたが、声や姿が見えなくなると心配だ。日曜日に義父の法事があり、坊さんが読経を始める前に、思いついて、手帳に入れてあったリリの写真を、ついでに仏壇に置いておいた。うちと宗派が違うんだが、まあいいか。身の回りに動物が居る暮らしが懐かしい。どちらかというと、やはり犬の方がいいけれど。そういえば、今夜はサッカーの試合があるんだった。たしか、今あちらに長期出張している次男が観戦に行ってるはず。NHKがハンドボールを中継するらしいが、何を勘違いしてるんだか。韓国に勝てるとは思えないが、とりあえず話題になって、国威発揚になるものなら、朝青竜だろうがなんだろうが、何でもいいってことなんだろうかね。
January 30, 2008
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今夜、ちょっと前に、テレビで、関西のハウスメーカーの強度不足が発覚したと報道されていたが、ああいう会社をハウスメーカーと言うのだろうか?単なる住宅販売会社でしょ。尤も、この国で、ハウスメーカーと称されているのは、大半が住宅販売会社だろう。近年急激に台頭しているパワービルダーというのも同じだ。ホームビルダーという呼び方もあるが、少なからず似たような会社が多い。そういう会社では、いわゆる営業が第一で、要は、住宅を造るのではなく、売ることに精力が注がれる。そして、大方の住まい手も、いつしか、住宅は買うものだと思い込む。結果、住まい手は消費者となった。日本の住宅だけが、世界の中で唯一、消費税の対象になっていることが、わが国の住宅業界の歪みを象徴的に表している。自分と家族の生命を託すべき住まいを、売る、買う、という形で考えるのはやめてもらいたいものだ。
January 29, 2008
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土曜の夜は会社の行事で、代表戦は一応録画してあったが、その後のニュースやサッカー番組で、ダイジェスト的に見たら、わざわざ再生して全部見る気の起こらない内容だった。いくら準備期間がどうのと言ったって、ちょっとまずいんじゃないか?個々のパフォーマンスが低すぎて、戦術の違い云々じゃないよなあ。昨夜はセルティックの中継を観たが、あのチームも、あれじゃあCLに出ました、で終わりだな。俊輔も前半のロスタイムに1回働いただけ。尤も、フェイントで切り返したセンタリングの、たった1回の働きが、セルティックにとっては虎の子の1点になったんだから、最低限の仕事はやったと言えようが、後半早々と交代で、あとはほんとにしょうもない試合だった。それにしても、日本代表。どうしたものか。小野が何とかドイツで働けると、随分道は開けると思うが。結局、高原、稲本、俊輔、小野伸二に託すしかないんだろうなあ。他の連中のレベルが低すぎる。
January 28, 2008
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今週の「クラシックの愉しみ」は、シューベルトの孤独、がテーマ。このところの札幌は、近年にない寒さに続いて、一挙に雪が降り積もり、いかにも一年中で一番冬らしい状態にある。こんな時には、やはり「冬の旅」か。ちょうど1月31日はシューベルトの誕生日。今回使ったのは、テノールのクリストフ・プレガルディエンと、アンドレアス・シュタイアーがピアノフォルテを弾いたもの。「冬の旅」というと、曲想的にか、F=ディスカウ初め、バリトンのレパートリーみたいな感じだが、シューベルトはテノールを想定して書いてある、らしい。実際、テノールのこのCDで聴く歌は、ピアノフォルテがちょっとクセっぽいが、恋に破れてさすらう若者らしくて、結構いい。1曲目は最初の「おやすみ」、2曲目が7番目の「凍った川で」。今回の選曲の根拠は、歩く音型。愛した人から遠ざかる、とぼとぼと或いはよろめくような、重い足取り。シューベルトの最晩年の作品には、実は、同じような曲想が頻出する。ピアノトリオの2番の第2楽章や、20番のピアノソナタの第2楽章。当時不治の病だった梅毒に冒され、死期を悟ったシューベルトの心の中の底知れぬ暗闇と孤独。グレイトの第2楽章も例外ではない。3曲目は、ベーム指揮ベルリンフィルのCDで。弦楽四重奏のジャンルにしても、「死と乙女」がそうだし、最後の15番の第2楽章もそう。4曲目に、アルバン・ベルクQで聴く。5曲目は再び「冬の旅」に戻って、前半の最後12曲目の「孤独」。6曲目、スイスのドイツ語圏のゴシックメタルバンド「ラクリモーサ」の2枚目のアルバムのタイトル曲「EINSAMKEIT」(孤独)。キーボードのティロ・ヴォルフが、チープなオルガンの音主体の楽曲の途中にドイツ語でつぶやくように歌うが、それがまるで「冬の旅」の最後の「ライヤー回し」のように聞こえる。このバンドのことを知っている人は少ないだろうし、CD屋でもあまりにもマイナーなジャンルなので、古いアルバムの国内盤は手に入らなかったんだが、先年イタリアはミラノの街の有名な「リコルディ」という大きなレコード屋で、手に入っていなかったラクリモーサのCDの大半を見つけたときは、本当に、夢か!と思ったくらいだった。尤も、多分イタリアでも売れてるわけじゃないから、棚に残っていたのだろう。気のせいか、レジで、この東洋人は何て変なものを買い込んで行くんだろう、という顔をしていたし。まあ、いいんだけど。ゴシックメタルなるものに、他にどんなものがあるのかは知らないが、このバンドのクラシカルでダークで妙に甘い旋律が魅力的なのは事実なんだから。
January 27, 2008
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昨年末時間がなくて、2回も演奏会を聴き逃していたので、久々のキタラ。今日も、明日の新年会のための振り替えだったが、仕事が長引いて、おまけに積雪の渋滞にはまり、やっと着いたのは1曲目が終わって、もうすぐ2曲目が始まる直前だった。尤も、最初の曲がジョン・ケージの「四季」とかいう知らない曲で、次もルトスワフスキのチェロ協奏曲という、全く関心の外の曲だったので、遅れても大して気にはならなかったんだが、チェロのウィスペルウェイは聴いてみたかったわけで。で、そのチェロ。実に素晴らしい音だった。マイスキーを凌ぐかもしれない。ただ、如何せん、曲がつまらん。20世紀に蔓延した、痙攣しているような、典型的なゲンダイ音楽で、楽団員は、あんなものを弾いていて、本当に楽しいのだろうか?わかったような顔をして拍手している聴衆は、裸の王様。拍手がチェロの音色に対してだったら、まだ良し、だが。面白くない曲は、面白くないと、断罪すべきだ。チェロへの拍手に応えるアンコールに、バッハの無伴奏1番のサラバンド。惚れ惚れするいい音だった。隣の席の家人ではないが、もっといい曲で、このチェリストを堪能したかった。休憩後は、お目当てのツァラトゥストラ。指揮は高関健だったが、この人は対向配置主義らしい。それはそれで別にかまわないが、何と言うか、高揚感に欠けるノッペリしたR・シュトラウスで、イマイチ物足りなさがあって、不完全燃焼。あの曲は、もっと扇情的な演奏でありたい。R・シュトラウスって、本来的に、思想とか、精神とか、意味とかとは遠い所にある音楽でしょ。例えば昔の、Z・メータとロスフィルの録音で、「喜びと情熱について」の部分で、ホルンが咆哮しながら駆け上がるみたいな音型を強調するみたいな、ケレンが欲しいのだ。帰り道、雪降り。去年の秋に発見した美味いラーメン屋に寄る。先回も閉店間際だったが、今夜も同じ。注文して食べたものも、同じメニュー。但し今夜は大盛り。煮卵はもう品切れになっていて、しょうがないので、叉焼を追加したが、さすがに若い頃に比べると、最後は結構きつかった。年齢を感じる。しかし、とにかく、近年のアタリの店であることに間違いはない。使っているメンマの歯ざわりといい、キクラゲやキヌガサタケの食感といい、申し分ない。勿論、麺も悪くないし、少し辛くて甘みのある赤味噌のタレというのか汁(スープという言い方はどうも違和感がある)は病み付きになる。まあ、所詮好き好きなんだが。
January 25, 2008
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ちゃんと、降るものは降る。今朝方から、積もるために降る雪。道路は一挙に大渋滞。市の除雪体制がどうなっているのかわからないが、これだけ降り積もっているのに、主要道路にさえ、除雪車が出動している気配はなかった。これまで、殆ど除雪が必要なかったんだから、予算が足りないわけでもあるまいに、即出動しても良さそうなものを。全く、お役所の考えていることはわからん。民間の、あるいは一般市民の経済活動を、何と思っているのか。そのロス、損失がわからないんだろうし、多分わかろうともしていないのだろう。自前で除雪出切る労力や設備があるところは、限られている。大多数の、そうでない人々のためにこそ、行政というものは、あるのではないのか?
January 24, 2008
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今朝のテレビでは、東京あたりでちょっと雪が降ったと、大騒ぎしていたが、今年の寒さは近年にはないことみたいだ。我が家の傾斜屋根部分には、太陽光発電のパネルが載っているが、今日で丸一週間、発電量はゼロである。多少の雪が積もっても、日中陽射しがあれば、気温次第では落雪して発電するのだが、この一週間というもの、雪も降ったが、陽射しのある日がなかったわけではない。それでも7寸5分勾配の屋根から、雪がなくならないということは、いかに外気温度が低く経過しているか、ということだ。オール電化なので、暖房は夜間電力を使う蓄熱暖房機だが、夜間の蓄熱量の目盛りも、去年より明らかに少し多目の設定になっている。幸い、世間様が灯油の値上がりで悲鳴を上げているのに比べれば、ずっとマシなんだろうが、今月の電気料金は、やはりそれなりに高くついているようだ。ガソリンの暫定税率を巡って、相変わらず国民不在のカケヒキ政治が続いているが、たとえガソリンが安くなったとしても、灯油や重油には関係ないので、北国の住人の暮らしは楽にはならない。政治が国民を救えないこの国って、いったい何なんだろうか?
January 23, 2008
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国民の目から見ると、いつも何をやっているのか分からない国会審議。ろくな議論もなく、国民への説明も殆どないままに、いつのまにか変な法律が通って、公布され施行されてゆく。特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律なるものが、去年の5月に公布され、来年の10月から施行されることを、いったいどれくらいの人達が知っているだろうか?耐震偽装が拍車をかけたとも言えるが、一見消費者保護のように受け取られようが、実態は役人の責任逃れと、政治献金できるような大企業のための法律だ。住宅一軒建てるために、2000万円ものお金を供託出来る会社が、どれくらいあると言うのか?さもなくば、保険に入れということだが、あまりにもリスクが大きいとして、たとえば世界的な最終的保険会社のロイズあたりでも、この保険については引き受けてくれないと聞いているし、日本という国は何と可笑しな法律を作るのかと、世界の建設業界から笑い物になっているとも聞いている。変なごまかしや、不正を働くことなく、地道にやってきた、本来の地場住宅建築工務店にとっては、迷惑どころの騒ぎではない。奇麗ごとのCMで国民を食い物にしてきた金儲け主義のハウスメーカーや、それらにたかる役人のために、なぜ我々が苦しめられなくてはならないのか。近年出てくる建築関連の法律は、いったい誰のための法律なのか、全くわからない。この国は、あくまでも一般国民を、自立しない愚かな被搾取者にしておきたいのだろう。
January 22, 2008
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今日の仕事は、土日に降った雪の始末から。事務所の前はロードヒーティングが入っているからいいが(灯油なので、それも今年は出来るだけ少なめに運転しているが)、隣地の駐車場は先週の排雪から間もないのに。朝礼時に居た社員ほぼ総出で除雪。まあ、人数で、さほど時間はかからなかったが、朝からひと汗。月曜は夕方に会議が続くが、今日は又、新年会の段取りの打ち合わせやら、業務改革の進捗状況の確認やら。おまけに、定例会議前に、NTTの光ケーブルの工事に関する勉強会までやったので、みんなヘトヘト?今の時期、現場はさほどではないが、新たな年度に向かって、スタッフは案外一番忙しく、頭も使う時期なのである。
January 21, 2008
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昨夜久し振りにセルティックの試合の中継を観た。試合はパッとしなかったが、俊輔はかなり回復した感じだった。いかんせん、彼のセンスについて来れる選手が少なくて、見ていてイラついた。あのチームのレベルでは、ミランには到底勝ち目はない。レッズに勝るのはフィジカルくらいか?俊輔もそろそろ年齢的に、高原と同じ道を選択した方が良いのかもしれない。あとに続く者が欲しいが。
January 20, 2008
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修理に出してあったダブルMDデッキが返ってきた。やはり不具合だったメカユニットの交換だった。費用は1万円ちょっとかかったが、同じようなものが手に入らなくなっているのでしょうがないし、治っただけありがたい。それに、さすがにVICTORで、丁寧な仕事だ。修理報告書も入っているし、パッキングもきちんとされていた。交換したモジュールは、資源の有効利用のために再活用させていただきます、との断り書きがあって、交換不良部品は引き取らせていただく、ために修理料金は特別価格なんだそうだ。何か納得してしまうではないか。たかがミニコンポの修理とも思ったが、良かった。
January 20, 2008
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今週の「クラシックの愉しみ」は、まだ子年が始まって間もないということでテーマを探したが、さすがにネズミが出てくる楽曲は「くるみ割り人形」くらいしか思い当たらず、ふと思いついたのが干支。西洋クラシック音楽の作曲家に干支もないもんだが、試しに12年ずつ遡って作曲家の生まれた年を見て行くと、イヤ驚いたの何のって!コープランド、ファリャ、Rシュトラウス、チャイコフスキー、Jシュトラウス父、グリンカ、ロッシーニ、そしてモーツァルト、ハイドン、カンプラ、、、。凄い顔ぶれ。あまり共通点があるとは思えないけれども。で、1曲目は、時節柄Jシュトラウス1世のワルツ「ウィーン情緒」OP116を、ボスコフスキーアンサンブルの、ヴァイオリン3本プラスコントラバスという編成の録音で。2曲目、ハイドンの交響曲第104番ニ長調「ロンドン」の第1楽章を、バーンステインNYPで。3曲目が、モーツァルトのピアノソナタ第18番ニ長調K576の第1楽章を、宮沢明子で。4曲目は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調OP35の第3楽章を、NミルシテインとWスタインバーグ指揮ピッツバーグSOで。最後に、Rシュトラウスの交響詩「ティル」をカラヤンVPOで。2曲目以降は、もう気が付いた人もいるだろうが、先日放映された「のだめヨーロッパ編」に出てきたものばかりでありました。この調子で、他の干支も調べたら面白いのではなかろうか?
January 20, 2008
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昨夜から今日にかけて、30センチの積雪。これまで比較的少なかったのが、一気に帳尻を合わせてきた感じだ。それでも、市内の南の方が早く降り始めていたらしいので、やはり自然ではないのかもしれない。札幌では地形の関係か、12月に南の地域から雪が降り始めるのが普通だからだ。それでも、ベタ雪ではなくて、軽い雪だったから、除雪はそれほど大変ではない。とは言え、せっかく排雪した事務所の駐車場も元の黙阿弥。週明けは、現場ともども除雪からスタートになる。さて、今日も午前の来客打ち合わせ以外、人も少なく静かな事務所で、来週の安全衛生協力会の総会と、当社主催の新年会のための挨拶を2つ、書いた。毎年、社長の業務としては、来期の経営方針を書くのと同じくらい重要な仕事である。協力業者さん達や関連業種の方々への、わが社の今年の施政方針演説に等しいからで、最近は僕が何を話すか楽しみにして来る人もいるらしいので、結構なプレッシャーだ。それでも、何週間か頭の隅で発酵させてきたものを、A4用紙1枚と2枚に、一日がかりで書き終えて、ヤレヤレというところ。
January 19, 2008
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新年会が続く。昨日も今日も雪降り。ようやく平年並みの積雪量になってきた感じ。寒さは相変わらず。近年湿ったベタ雪が増えたが、さすがにこの寒さだと、本来のサラサラした雪だ。雪質が変化してきているせいばかりではなく、本州人のように雪降りに傘をさして歩く人が増えてきていて、僕なんかは結構苦々しく思っているんだが、この雪なら傘をさすヤツも少ないだろう。
January 18, 2008
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今朝は札幌でもマイナス10度を切ったらしい。昔は珍しくもなかったが、近年、都市化の影響か、朝外に出て、鼻の穴に鼻毛がくっつく感覚の寒さには、なかなかお目にかからなくなった。今年は今のところ、雪が少ないのが変だが、寒さは冬らしい。自然のリズムがこれ以上狂わなければいいんだが。これくらい気温が低ければ、車もかえってスリップしないし。マイナス2,3度くらいまでが一番性質が悪い。タイヤと凍った路面の間に水の膜が出来るから滑る。スケートが滑る原理と同じこと。うんと寒ければ、多少の摩擦熱でも水にならない。マイナス30度の北欧では、パサパサの雪の道路を、時速80キロ以上で走れると聞いたことがあるくらいだ。いずれにしても、何をするにも、冬は、厳しい。
January 17, 2008
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昨日車庫の中に居た仔猫が、まだ居る。朝会社に着いて、シャッターを開けると、昨日居たところではなく、別の棚の一番上の、ウエス類を入れた袋の上に蹲っているのを発見。ちょうど良い布団のようなところをちゃっかり見つけた、ということか。親猫と居るのを見たという社員もいたが、昨日も今日も親猫は見かけない。近所の飼い猫なのか、野良猫なのか、今のところ不明だ。外がこんなに寒くなければ、とっくに追い払うところなんだが、例え猫とはいえ、生きているものをわざわざ死ぬかもしれない目に会わせるのも気が進まない。早く暖かくなってくれないかな。
January 16, 2008
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今年の冬は、暖冬気味の近年にしては、妙に寒い。で、昨夜、思い立って、久し振りに「冬の旅」を(前半だけだったが)聴いた。全曲聴くには時間が遅かったこともあるが、精神的に、なかなか辛いものがある曲だ。その、聴かなかった後半に、孤独というタイトルの曲がある。ドイツ語で EINSAMKEIT。スイスの、いわゆるゴシックメタルバンドLACRYMOSAの、2枚目のアルバムのタイトルにもなっていたことを思い出し、そのタイトルロールをかけてみて、ホホウと思ったこと。冬の旅の終曲の、ライアー回しを思い起こさせるような、チープなオルガンがいつ果てるともなく続く。書いたTILOは、もしかすると、知っていて、この曲をこんな風に書いたのかもしれない。晩年のシューベルトの悲惨。晩年の曲の多くに聴かれる、まるで、死へ向かうような、孤独な歩行のリズム。冬の旅と、LACRYMOSAの陰鬱な楽曲が、妙にシンクロしている。
January 15, 2008
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今日、事務所の、僕の車の車庫に、猫が居るのを発見。ヨモギの、まだ仔猫から完全にオトナになっていないような猫が、奥の棚の上にうずくまっている。寒いのか、ひもじいのかはわからないが、困った。猫は一度も飼ったことがないし、飼う気もないが、この極寒の中に追い出すのは、ちょっと可哀相な気もするし。
January 15, 2008
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帰宅して、ヤッターマンのビデオを見た。主題歌は歌詞もメロディも昔のものだが、アレンジのせいか、スピード感がなく、ぬるい。絵は今風なんだろうが、まあ、さほど違和感はない。ボヤッキーやドクロベーらの声がそのままで嬉しくなる。それよりも、30年の記憶のズレだったのか、ドロンジョ様の声は小原乃梨子だったのであった。いろんなシテュエイションというか、登場する小物も昔と変わらず、大変結構。とは言え、真正面から評論するほどのものではなし、懐かしいながらも、昔ほど腹を抱えて笑えるほど無邪気にもなれない自分に、ちょっとガッカリ。時間帯的には、当然オトナ向けに作っているものではないだろうが、どうせリメイクするなら、思い切ってオトナ向けにしてもらいたかったかも。あのアニメの主役は、決して中学生?の男女やヤッターワンではなく、あくまでもドロンジョ様たちなんだから。
January 14, 2008
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仕事してたので、結果しか知らないが、高校サッカーは結局室蘭大谷が屈した藤枝東が、柏に手も足も出ない感じだったらしいね。大前とかいう選手のプレイは観たかったなあ。さて、急いで帰って、ヤッターマンを見なくちゃ。竜の子プロのアニメの最高傑作と信じて疑わないヤッターマン。懐かしいねえ。でも曽我町子が亡くなってしまってるはずだから、どろんじょ様の声は誰がやるのかしら?
January 14, 2008
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言葉にも品格というものがある。テレビで、ママチャリ耐久レースとかいうのをやっていたが、ママチャリとはいかにも下品な言い方だと思った。何のことはない、普通の自転車のことではないか。買い物籠が付いているからなのだろうか?近年、業界用語みたいなものから、おそらくヤクザの隠語みたいなものまでが、一般人の会話の中で得意そうに?使われるようになっていて、とても不快だ。そういう言葉を当たり前のように使う人間の品性を疑うし、例えば「何気なく」というべきところを「何気に」という人の知性を疑う。言葉を大切にしないということは、思考が雑だということだと思う。
January 14, 2008
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近所に出来た建売住宅3棟のチラシが入ったので、どんなものか見学に行ってきた。かつて親しかった中学時代の友人の家のあったところの向かいだったが、以前そこに何があったかはもうわからない。おそらく普通なら2コマ分の土地を3つに分けたのだろうが、敷地は30から50坪台で、3LDK2階建てのオール電化住宅である。寒い吹雪の中、外の車の中に営業マンが待機していた。いつもとは逆の立場であるが、ご苦労さんなことだ。価格からすると贅沢なものは当然使ってはいないが、ヒートポンプのエコキュートだった。僕は温水を廻す暖房方式は好きじゃないが、建売の場合、ランニングコスト云々より、使い勝手の方が重要なのだろう。それよりも、説明からすると、完成してからほぼひと月くらいらしいが、家の中の空気が妙に刺激的なのが気になった。今時フォースターじゃない建材などは使っていないだろうし、第3種換気も付いていたんだが。この時期、完成後に窓を開放しての換気などは当然無しだろうが、普通のやり方であんなに空気が良くないということがあるだろうか?別に宣伝や自慢じゃないが、うちの建物であんなことはない。何が原因なのだろうか?
January 13, 2008
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俊輔がやっと試合に出たらしい。怪我は完治したのだろうか?昨年後半、仕事で忙しかったこともあったが、俊輔のいないセルティックの試合には殆ど興味も湧かず、サッカーのテレビ観戦そのものから少し遠ざかっていたが、次の試合はいつなのか。高原が帰ってきてしまったので、ヨーロッパでそれなりに働けているのは、松井と中田浩二くらいか。小野伸二が結局駄目だったのが残念極まりないが、水野がセルティックでどれくらい働けるか楽しみだ。いずれにしても、いわゆる黄金世代に続く選手達の中で、ヨーロッパからのオファーが来たり、自ら乗り込もうとする者が少ないのが気になる。Jリーグのレベルが上がったとは言え、所詮知れたもの。海外で揉まれなければ使い物にはならない。才能と技術と、やる気のある選手はいないものか。
January 13, 2008
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レギュラー番組としては、今日が今年の第1回目。通算240回目になる。今回は、2008年のアニバーサリー作曲家特集。去年ほどの大物は少ないが、それでも生誕150年には、プッチーニ、イザイ、英国のパリー、マーラーの同窓生ハンス・ロットがいる。没後100年には、サラサーテとか、米国のマクダウエル。没後50年だと、ヴォーン・ウイリアムズや、フランツ・シュミット、ヤーネフェルトなど。かなりマニアックというか、マイナーな作曲家が多いかもしれない。ということで、1曲目は、没後250年の、ヨハン・フリードリッヒ・ファッシュの、トランペットと2つのオーボエのための協奏曲ニ長調。モーリス・アンドレ、ピエール・ピエルロ、ジャック・シャンボン、パイヤールという演奏だが、往年のエラートの、あの有名なパッヘルベルのカノンが入ったLPのB面に入っていた曲。華やかな、お正月向きの曲。2曲目、サラサーテの「序奏とタランテラ」OP43、十代の五嶋みどりの、剃刀のようなヴァイオリン。3曲目は、エドワード・マクダウエルの第1ピアノコンチェルト、イ短調作品15の終楽章プレスト。グリーグのものの冒頭と一瞬誤解するような、ティンパニのロールクレッシェンドに被さる全奏と、ピアノの華麗なソロが3回も繰り返されて始まる。使ったのはハイペリオンのCD。4曲目、マーラーがパクったと言われてもしょうがないような、ハンス・ロットのホ長調のシンフォニーのスケルツォ。使ったのは、時間の都合もあって、アルテ・ノヴァのCD。5曲目は、プッチーニの歌劇「修道女アンジェリカ」間奏曲。ご存知、生誕100年を迎える、かつての帝王カラヤンが遺したレコードの中でも極めて印象深い、超高級ムードミュージックアルバムのような間奏曲集から。しめくくりは、英国の、OLD GRAND MANと呼ばれたVWの、最も知られた曲グリーンスリーヴズによる幻想曲を、今回はサー・エイドリアン・ボールトの、やはり、いかにもオトナという雰囲気の録音で。この曲は、普通フルートとハープと弦楽合奏に編曲されたもので聞く事が多いと思うが、VWは承認していたと言われているが、作曲家自身が編曲したものではない。個人的な好みでは、バルビローリのたっぷり歌わせる演奏が一番好きだが、いろんな録音を聴いてみると、案外ボールトの一見そっけないような演奏に、実は味わい深いものがあったりする。ひとつ面白かったのが、若いバーンステインが振ったものがあって、通常フルートのところがヴァイオリンソロになっていて、意表をつかれる。いずれにしてもVWについては、別に特集を組むときもあろうか、と考えている。
January 12, 2008
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三連休の初日とあってか、午前の来客打ち合わせ以外は、ひたすら新築プランの作成に没頭。一軒は、自分でもほぼ納得がゆくものまで完成。余勢をかって二軒目に着手して、まあこんなものかなというものを2つまでは考えたが、さすがに頭の疲労で、書き込むまでの気力続かず。それにしても、今日も寒い。今回の寒さがこの冬のピークではなかろうか。今月末に建て方を予定している現場があるが、その頃までには寒気が緩んでくれないかなあ。
January 12, 2008
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改革には、当人たちのやる気だけではなく、起爆剤が必要だったのだ。
January 11, 2008
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松下電器が、ナショナルというブランドも、松下という名前も棄てるという。グローバルな企業になるためらしい。松下幸之助が生きていたら、同じ決断をしたのだろうか?ちょうど今朝、イギリスだったかで、地球温暖化対策の一環で、白熱ランプから蛍光ランプに替えることを促進しているニュースを見ながら、もし松下幸之助が生きていたら、電球に比べてまだまだ高価な蛍光管の普及促進に対して、何もせずにいたろうか?などと考えていたところだった。これからの真のグローバルな企業というのは、例えばパタゴニア(ポーズだけなのかどうかまでは知らないが)みたいに、地球環境のことを社是に掲げるくらいの企業ということであって、単に世界中の消費者に名前の通りがいいように、などという皮相な考え方じゃ、しょうもないんじゃないのか?名は体を表す。名前というものは、かなり重要なものだ。名前を変えることによって、変わるものは確かにあるのだろう。しかし、名前を変えただけ、というのも、たとえばどこかの国の省庁みたいなことも、ある。要は、名前を変えることによって、本当に中身が変えられるのかどうか、だ。パナソニックという名前が、本当に、創業の精神や、社会的使命感に相応しい、真のグローバルな企業なれるのかどうか、注目したい。
January 10, 2008
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昨日から急激に冷えこんでいる。雪はさほど降っていないので、路面はスケートリンク状態だ。自宅から事務所まで、車で、夏の倍以上の時間がかかる。信号でストップして、車体が完全に停止すると、青信号に変わっても、滑って発信出来ないのだ。交差点の横断歩道では、人が、歩くというより、転ばないように足を滑らせながら移動している、という感じだ。年配者でなくとも、まず、信号の間には渡りきれまい。そんな道路で車を走らそうというのだから、疲れるなんてものじゃない。仕事の能率はがた落ちだ。北国のハンディは大きい。
January 9, 2008
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そろそろ帰宅しようかと、ネットのニュースを見たら、福岡の飲酒運転殺人(だろ?)事件に、求刑の三分の一にも満たない判決を出した、とてもまともな神経とは思われない裁判官が存在していることに、驚愕したところだ。判決に当たって、何か怪しい状況だったのは知っていたが、確かつい最近の別の事例ではそれなりの判決が出ていたから、犯人の隠ぺい工作の方を評価するとは、言語道断の判決だ。今回の裁判官たちは、KYどころの騒ぎではない。司法が世間の風に簡単に左右されて良いとは思わないが、彼らの人間としての資質を問う場がないことに、激しい憤りを覚える。法律が誰のためにあるのか、何のためになくてはならないのか、ということが解らない者が、裁判官だの役人だのと言ってのうのうと存在している。実にふざけた話だ。
January 8, 2008
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ダビング用のミニコンポ、ダブルMDデッキを修理に出してみることにした。今日まで休みなので、これから、馴染みのオーディオ店に持ち込んでみる。購入した家電量販店でもいいのかもしれないが、移転してしまって遠いし、どうせ保証期間は過ぎ去っているから。一応メーカーに送ってもらって、見積もりしてもらうことにした。修理が可能なら幸いだ。今時似た様な製品もなさそうだから、もし治らなければ万事休すになる。それにしても、CDにしてもMDにしても、メカの故障が多すぎないか?寿命が短いというか。昔の、国内生産品には、こんなことは少なかったような気がする。家電やオーディオのような電気製品に限らず、近年のわが国(で販売されている?)の工業製品の品質は、落ち続けているのではなかろうか。競争に打ち勝つべくコストダウンに励むのもいいが、たとえ少しイニシャルコストが高めでも、しっかりした品質と寿命が欲しい客も居るのだゾ。
January 7, 2008
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この休み、合間を見ては、去年買い込んだまま未整理だったCDの、ノートへの記帳がようやく済んだ。何しろ、26穴36行のルーズリーフで、1冊大体150枚300ページ分4冊のリストである。勿論全行埋まっているわけではないが、LP時代から書き継いできているものなので、いつかPCに落としたいと思い続けているが、自分ではそんな時間はないし、これを見ただけで、皆恐れをなしてしまって、誰も引き受けてくれないのだ。アルファベット作曲家順、ジャンル順、演奏者、レコード番号、それだけなんだけどなあ。CDが済んだだけで、他に買いこんである中古LPはまだだし。まあ、CDに比べると、LPの方が1枚当たりの曲数は少ないし、CDほど曲目が混ざってないのが多いから、整理する時間は短いが、この休みのうちには多分間に合わないだろうな。最近、間違って、在るものを買ってくることが少しずつ増えてきていて、年齢を感ずるし。今年は少し購入量を減らそう。興味の湧かない新譜が多いのも事実だし。昔の名演みたいなものは、かなり揃ってしまったし。CDだって、いつまで存続するのか、不透明になってきているし。こういう趣味がいつまで続けられるものやら。第一、ここにある量を、この先、全部、ちゃんと聴ける時間があるのかだって、わかりゃしないわけで、そろそろいい加減にしなければいけないのかもしれない。
January 6, 2008
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まだ正月休み中だが、昨日は朝から営業仕事。午後は事務所に行って、届いていた年賀状の整理などして、夕方また別の営業仕事。10時過ぎに帰宅して、のだめのテレビを観た。ヴィエラ先生にマーツァルが扮しているためか、プラティニコンクールの会場がプラハだったりするが、結構本当らしいドラマに仕立ててあった。随分金がかかっていそうだが、フランスでなくチェコに舞台を代えたのは、多分チェコの方が予算的に安かったからなんだろう。かつてチェコフィルでさえ、イングヴェイ・マルムスティーンのエレキギターコンチェルトの伴奏をしたくらいなんだから。それはともかく、コンクールの予選の間違い探しのシーンなど、新世界のスコアと照らし合わせて、ビデオでもう一回見てみようかと思わせられる。あのオケやヴァイオリニストが、実際はどこなのか誰なのかは知らないが、良く協力してくれたもんだ。しかし、相変わらず、原作のキャラクターに当てはめた役者がそれらしくて面白い。残念ながら、まだプラハには行った事がないが、やはり一度は行って見たいところだなあ。
January 5, 2008
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昨日から今しがたまで、テレビで再放送していた「のだめ」のドラマ版。途中のCMの長さとやかましさに辟易しながらも、結局全部観てしまった。明日と明後日の晩には、ヨーロッパ編があるそうだが、これでは笑いごとではなく、この正月は「のだめ」三昧になってしまいそうだ。原作とはかなり違う設定だったりするが、キャストも原作のイメージに近くて、やはり面白かった。使われる楽曲は概ね原作に従っているが、中にはドラマにしか出てこない曲も多い。ひとつだけ、スラブ舞曲風の、タイトルのわからない曲があって、気になる。原作に出てくる曲に関しては、ネット上にも、まとめた労作があるようだが、ドラマのバックに使われたものについてのものはあるのだろうか?
January 3, 2008
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元旦は前夜の神社参りのために朝が遅くなる。今回も金ちゃんのアイスキャンドルを見に、テレビで尾高さんの「アッピア街道の松」によるカウントダウンを観てから、市内最西端の星置神社まで走った。雪がなく気温も高く風もなく、初詣には絶好のコンディションだったせいか、例年より人出が多かったが、アイスキャンドルの制作と維持管理には、暖冬は逆に大変だったろう。ただ、暖冬で凍るのに時間がかかった分、氷の透明度は良くなったらしい。水中の気泡が抜けるためには、それなりの物理的な条件と時間が整わなければならない、ということか。何ごとも奥は深い。で、30日の晩、夜を徹して?拵えた甘煮を開封して味見。今回の出来は、☆ふたつ、かなあ。素材がいまいちだったのと、出汁の色合いが少しだけ濃かったせいか、全体に上品さに欠ける。味は悪くはないが。年に一度のことゆえ、なかなか満足な結果は得られるものではなく、毎年一発勝負みたいなところがあるが、さて、これもいつまで続けられるか、人生の先が少しずつ見えてくるような年齢になると、季節の繰り返しも貴重なものに思えてくる、今日この頃。正月に酒はつきもので、酒を飲めば眠気もさす。うたた寝の後天皇杯を観て、やっぱり柏木のいない広島は、したたかな鹿島には手も足も出ず、という感じで途中で見切る。いつもなら、そろそろ聴き初めにモーツァルトのハイドンセットのト長調でもかけるところだが、今年は31日に買ってきた、3枚のタモリの復刻CDを聴いてみる。扱っている時事ネタ的な部分には、時代を感じさせるところもあるが、期待通りに面白い。繰り返して聴くかどうかは別だが。夕方になり、近くの札幌村神社が建て替えられたと聞いたので、歩いて出かけてみる。勿論アイスキャンドルがあるわけでもなく、閑散としている。それから最近気に入っている、近くの、きわめてリーズナブルなイタリアンレストランに行く。歩きなので、そこでもワインを飲む。帰宅すると、テレビはニューイヤーコンサートの前半が終わって休憩中のところだった。今年は全く意外な人選のジョルジュ・プレートル。83歳で歴代最高齢なんだそうだが、かつてのプロボクサーみたいな風貌はさほど変わっていない。誰が振っても、ウイーンのドナウはドナウなので、ミスマッチというほどのこともないが、誰が決めるのか知らないが、面白い人選だ、としか言いようがなし。地味なコンサートへの懸念があったのか、バレリーナがムジークフェラインの中でナマで踊る趣向が最後にあったが、ホールやゆるい階段などを懐かしく思い出した。また、あの場所を訪れる日は来るだろうか。
January 2, 2008
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おみくじの吉には5種類あるが、順番があるらしい。大吉、中吉、吉、小吉、末吉だそうだ。今回2箇所の神社で3回ひいてみたら、全部末吉だった。凶とかもないわけじゃないから、中身のご利益はともかく、すごい確率ではないか?今年はいったいどういう年になるのやら。
January 1, 2008
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予期していた雪も降らず、ほとんど快晴の穏やかな元旦。しかし、これはおそらく嵐の前の静けさ。今年がこんな穏やかな年になるとは思えない。
January 1, 2008
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