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野鳥を撮影してきた後にはレタッチが待っています。 私は以前から、ずーっと RAW で撮っています。露出設定の失敗をカバーするために始めたのですが、レタッチをするには RAW の方がはるかに扱いやすいと感じます。ただし、データは大きくなります。それでも、2,000万画素なのでフルサイズの高画素機の RAW データに較べれば小さいものです。 そして、RAW を使うと、色温度を撮影時にいちいち設定しなくても良いので楽です。 そして、優秀な Lightroom Classic CC のノイズ除去はRAWでないと使えません。Lightroom Classic CC にノイズ除去の機能が追加された以前の撮影データも、この機能を使ってノイズ除去が行えるので、RAWデータで撮影していて良かったと思っています。 野鳥の写真のレタッチを自分なりに工夫してみました。鳥を撮り始めて一か月も経っていないので、これが正解なのか、常識から外れているかはわかりません。自分流です。 二つの画像は、上が撮影で得られたRAWデータ、下がレタッチ後の Photoshop のデータです。最後の仕上げは、Photoshopでレベル補正をし、プリントをする場合は、Photoshopでリサイズ後にスマートシャープを使います。 Lightroom Classic CC で OM-1 の RAW データを取り込むと、左側のような状態になっています。 デフォルトでは、色温度が 5350K、色かぶり補正が +6 となります。これはカメラのよって異なり、E-M1 Marklll では 5450K と +10 になっていました。 ヒストグラムを見ると、適正な露出に思えます。 RAWデータそのままでは、赤がかぶっているように見えます。背景の青空を見ると、本来の色よりも紫に近いのがわかります。そこで、色かぶり補正のスライドバーを緑側に移動しました。今は冬で周囲の落葉広葉樹には葉がありませんが、夏になり葉を付けるようになると、画像に緑色がかぶるので、補正量が変わります。 その結果、青みを感じたので、色温度を +250 の 5600K にしてみます。青く見えたのは青空の色がかぶっているのが原因だと思います。 空の青と木の枝の色が自然に近い色になりました。主体のヤマガラの色はどうなのでしょうか。この仕上げが善か悪なのか、私にはまだわかりません。 次に気になるのは、ヤマガラの眼の下から後部にかけての薄いオレンジ色の部分が、少し飛んでいて、羽毛のディティールが失われていることです。そして、くちばし下の黒の部分が黒つぶれに近く、同じくディティールが失われていることです。 これは「色飽和」とか「クリッピング」とか言われる現象です。この画像の場合、完全には色は飽和して異なように見えます。 そこで、シャドウをプラス側に補正し、ハイライトをマイナス側に補正しました。レタッチでは、常にこの補正を使っています。 これで、色の飽和が幾分改善します。私はプラスマイナス50以上の補正はしないようにしています。これを越えると不自然に見えるように感じるからです。今回はシャドウの補正がこれから逸脱しました。 簡単に済ませるには、この状態で十分かと思います。眼の虹彩が見え、キャッチライトも入っています。 上のLightroom Classic CC のヒストグラムを見ると、グラフに納まりきらなかった RED と GREEN がグラフ内になんとか納まっています。 拡大すると背景にノイズが見えます。Lightroom Classic CC でノイズ除去を行うとかなりきれいにノイズが消えます。 やはり、眼の下から後部とくちばしの下の黒い部分の一部は羽毛のディティールが見えませんが、これで良いのではないでしょうか。自然に見えます。 ここからもう一歩進め、マスクという機能を使って部分的に補正すると、下の画像のようになります。ここまで必要なのかどうかは判断が分かれるところでしょうか。悩ましいです。これが元のRAWデータの画像です。
2024.03.20
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野鳥を撮り始めて半月ほど経って、野鳥写真についてわかってきたことがあります。 OM-1と300mmF4.0を使い、全て手持ち撮影です。 鳥撮影を始めた日の撮影です。天気は曇り空です。 データは、OM-1、M.ZUIKO DIGITAL 300mm F4.0、F4.5、1/1000秒、ISO800 です。 露出はマニュアルにしています。 フォーカスは被写体認識と C-AF+MF です。フォーカスが大きくずれると、OM-1 が被写体認識できなくなるので、フォーカスリングを動かすと MF になる設定です。被写体認識しない場合は、拡大 AF を使います。 白い部分がある鳥の場合、露出はアンダー目が良いです。 白い部分が白飛びしてしまうとレタッチでは元に戻しにくくなります。反面、黒つぶれは救えることが多いです。 また、RAW データを得ているとレタッチで復元できる幅も広くなります。 絞りは開放ではなく、ひと絞りほど絞った方が良いです。 私のレンズは、300mmF4.0でフルサイズ換算で600mm。しかし、焦点距離は300mmなので、被写界深度はフルサイズの600mmより深いです。 シャッタースピードは、早い方が良いというのは当然ですが、鳥の動きの状態にもよります。 動きが速い小鳥の動きを止めるためには、1/2000秒でもブレてしまいます。 動きがなければ、1/250秒でも大丈夫です。 絞ってシャッタースピードを速くすると、ISO感度を上げて明るさを補うことになります。ISO感度を上げすぎるとノイズが目立つようになるので、組み合わせには気を使います。 できるだけISO感度を抑えつつ、絞りとシャッタースピードを調整することが必要です。 Lightroom Classic CC のノイズ除去が非常に優秀です。ノイズ除去以前は、全紙プリントに耐えうる画像を得るためには、ISO800が限界でしたが、このノイズ除去を使うと、ISO1600~3200程度でも、全紙へのプリントにも耐えうる画像を得ることができるようになりました。 上の画像のレタッチ前とレタッチ後の画像を1200x900ピクセルで切り抜いたものを載せました。 Lightroom Classic CC のノイズ除去の処理後に、Lightroom Classic CC でレタッチするとこのように変化します。 撮影時は少し露出不足でした。ノイズも目立ちます。 シジュウカラの羽毛や木の枝の質感がしっかり表現できています。眼にもキャッチライトがクッキリ入っています。 つまり、RAW データは、上の写真のレタッチ前の画像のように、ディスプレイ上ではあまりきれいには見えませんが、レタッチ後の画像に加工できるだけのデータを持っているということになります。 カメラで jpeg 画像を撮って出しの場合は、ノイズ除去、明るさ、色の調整などの全ての画像処理を瞬時にカメラが行っていることになります。
2024.03.19
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飛んでいるアオサギの写真を撮影した。レンズは300mm IS PRO + MC-14 で、フルサイズ換算840mm。f:5.6、1/2000秒、ISO500。 アオサギは昔から好きな鳥である。 ファインダーの中に納めることがやっとで、まともな写真は数少ない。慣れてくれば上手くいくのだろうか。 概ね一定の速度で進路を変えないアオサギだから、今の私の技術でもこの程度の写真が撮れたのだと思う。 被写体認識での AF も外れているショットもある。レンズがフラフラしているのだから仕方ないことだろう。 超望遠レンズの被写界深度は浅いというが、本当である。紙のように薄いと言われる。 目にフォーカスが来ているが、くちばしの先はフォーカスが来ていないように見える。 カメラの進歩のお陰である。
2024.03.12
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ウオーキング(散歩)が続かないのは、目的が歩くことだけだからとわかっている。なので、カメラを持ち、近くの農業用ため池と雑木林がある方面に行先を変えてみた。 カメラには300mm F4.0 IS PRO を装着。デイパックに楽々入る。手持ち撮影なので三脚無し。フルサイズのデジカメに600mmF4.0では無理であろう。きっと気合が必要である。 野鳥だけが被写体の撮影は今までになかった。OM-1の底力を確かめることもできる。 これはビギナーズラックである。ヤマガラなので珍しい鳥ではないが、こういうのを撮ることができると面白い。 背景のボケた木の枝と青空も良い感じに撮ることができた。OM-1の被写体認識も機敏に動いていた。フレーミングに集中することができる。 トリミングするとこうなる。くちばしの細かな凹凸も見て取れる。肉眼では見ることができない。そして、Lightroom Classic CC のノイズリダクションが優秀。 ちなみにノイズリダクションはRAWでないと使うことはできない。 音がしない電子シャッターで連写していたら、こんな一瞬も撮ることができた。シャッタースピードは1/1600秒だが、残念ながら被写体ブレを起こしてしまった。向きを変えるときはジャンプするようである。鳥のついての知識は非常に薄い。 向きを替えてからの下を覗き込んでいるところ。 きちんと目にフォーカスが来ている。鳥でも眼にキャッチライトが入ると写真のイメージが変わる。 ため池ではカイツブリのつがいと黒い鳥が仲良く静かな時を過ごしている。黒い鳥は、画像検索で「オオバン」ということがわかった。 オオバンが向きを変え、波紋ができたところを撮影する。 仲良しである。
2024.03.08
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