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朝まで生テレビ!!を録画しておいたのを見ましたわ。webから問題提起の部分を引用します。-------------「一億総中流」といわれた時代はいつのことやら、いまや国民は、一部の「勝ち組」と多くの「負け組」に引き裂かれてしまいました。 小泉改革は、企業に対する税制優遇や雇用制度の規制緩和等で、確かにどん底だった景気を回復に導いたかもしれません。しかし、その副作用としてパート、アルバイトなど多くの不安定な被雇用者を生み、その様な人々を社会的底辺へと追いやりました。挙句の果てに小泉総理は、「格差はあって当然」とまで言い切ったわけです。「格差」が問題視されはじめてすでに2,3年が経っています。 しかし、問題は解決の方向へ向かうのではなく、むしろ、さらなる格差拡大の方向へと向かいつつあるといった方が良いかもしれません。 その様な状況で、小泉政権を引き継ぐ形で誕生した安倍政権では、ニート・フリーター対策である「再チャレンジ支援」が、政策の大きな柱の一つでしたが、いまだその具体的な形が見えてきません。(中略)果して、日本はどんな社会を目指すべきなのでしょうか。今月の「朝まで生テレビ!」で徹底討論します。---------引用終了---------私の感想は、○同一労働同一賃金は、実現不可能である。○労働組合によって、問題は解決なぞしない。労組は正社員の既得権を擁護する組織であり、非正規労働者のための労組は存在しない。○正社員でサービス残業をしていない人はほとんどいない。もし、オランダのようにパートタイマーにも正社員と同じ賃金を保障せよ、という法律ができたら、社員がどんどん辞めてパートになる事を選んだ、という松原教授の話は本当だろう。具体的な現場の話としてシャープ亀山の話題が出た。が、パネリストは実態を知らんな・・と思った。
2007.01.28
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nipparatさんによる囲碁ボケは下記のテーマで投稿募集中であります。「囲碁の名門、昨年度大学選手権日本一に輝いたW大学囲碁部が2007年度、突然廃部になりました。その意外な理由とは?」むろんW大学囲碁部が廃部になるわけないんですけど、それがシャレでない大学があるんです。(笑)「実は、私の入学した頃は、囲碁同好会は学生部の公認団体ではなかったのだ。そうなった理由は、二つあったと言われている。・・・詳しくは、神戸大学囲碁部再建の物語をお読み下さい。
2007.01.27
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>なぬ、30まで挫折を意識しなかったとはすごい。〔たぬきねいり〕はすでに小学生で挫折感を意識していたのだった。とのコメントを貰いました・・。私だって小学生の頃から仲間外れにされたり、親・教師など周囲に理解されていないなぁ・・と感じることはありました。それに中学・高校・大学と受験競争の渦中に入っていけば、挫折感・劣等感を覚える瞬間は何度もありました。公認会計士にはなれなんだし、碁も元院生には滅多に勝てないし・・でもそれらは才能と努力の差によるものであって、納得し得るものだったのです。私が大学を出た頃はバブルでしたから20代に3回転職しましたが、簡単に次のチャンスを得る事ができました。つまり30までの挫折は一時的な落ち込みに過ぎず、挽回のチャンスは何度もあったのです。9年勤め課長になり将来役員になれるだろうと思われた会社が傾き、その後の再就職にも失敗し、糖尿病などを発症し、非正規社員としてしか働くチャンスがない、という現状はどうにも納得がいかないのでした。自業自得とは思えない。不公平だ・・運が悪い・・と思わずにはいられないのでした。しかし、そこまで落ちてはじめて、生まれながらにして障害者だという人や、一見自堕落に生きている人と接しても、ある程度共感を持つ事ができる、その人を理解しようとするようになりました。
2007.01.27
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私はいま物流関係の現場で働いております。家から通えるし仕事自体はきつくない、社会保険もある。動く必要はあんまりないんです・・が、もっとカネになる仕事、長期間必要とされる現場があったらいいな・・と思う。これは非正規労働者が皆思うことですわ。そこで亀山にいた頃の友人たちから「今どんな仕事してる?」とかお互いの近況をメールしますと・・「お、その現場美味しそう・・」と思ったら、アクションを起こす訳です。そんな事が2件ほどありましたが、結論としては今の仕事を続けようという事になりました。また単身赴任で行くと、リビングコストが発生します。その負担に見合う仕事ってなかなかないですなぁ。
2007.01.27
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昨日の午後3時40分にJR亀山駅に着きました。亀山に行った目的は3つありました。1)高給の仕事があるという紹介があったので、その業務内容を確認する事2)シャープに在職している友人から現場の最新情報を得る事3)2)の友人と松阪の焼肉を食べる事1と2の相手との約束は午後4時以降だったので、駅舎で携帯メールしたり、3年前はじめて亀山に来た時の事を思い出したりして、ボーっとしておりました。突然30歳前後の男性に話しかけられました。「あのう・・私は加太に帰りたいのですが・・」と言ってポケットから全所持金であるらしい120円を見せられました。「お金を貸して下さい」私は「110円足りないのですね。貸すのではなく、あげます」と言って金を渡しました。男は切符を買った後ふたたび私に話しかけてきました。「母が家を探すと言うので2年前から加太に住んでいます・・今は作業所で働いていて亀山ローソクの仕事をしています・・2003年までは名古屋に居て鍍金工場で働いていましたがリストラされました・・」私は時々質問しながら10分ほど男のとりとめのない話を聞き続けました。「あのね・・あなたは最初帰るお金がないので貸して下さい、と言われましたよね。そしてお金をあげたら、10分も自分の身の上話をしておられる。私は仕事の打ち合わせと友人に合うために、ここで待っているのです。なぜ私があなたの身の上話を聞かなければならないのですか?」「・・・いや、その・・話がしたいのです」この男は知的障害者であるらしい。昨年、障害者自立支援法が改正されて障害者のための作業所への財政支援が縮小したために、作業所に行かなくなった障害者や生活に困窮する障害者が増えていると聞いていた。実は私自身も定期的に精神科に通院し薬をもらっている障害者自立支援法の対象者なのだ。障害の程度の差こそあれ、この男も広義の仲間である。しかしこの男と話し続ける事はできない。会話を打ち切り私は駅舎を出た。家族がいようがいまいが人は基本的に孤独なのではあるまいか。それを普通の人は普段は遣り過ごしているだけなのだ。しかし社会から半ば切り離されて生きている人は、とにかく話がしたい、という思いがつのるのだろう。この問題は知的障害者だけの問題ではない。過疎地域で独居老人の家を定期的に巡回し、会話をするボランティア活動によって、自殺や孤独死を防ごうという試みがなされていると聞く。また電話で相手の話を聞くというボランティアへの電話が殺到しているらしい。私も何のためにブログを書いているのだろうか・・と考えてみると、この男と大して変りはないと気付いた。
2007.01.22
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行くことになった。今夜亀山で働いてる友人と松阪へ焼肉を食いながら話をしようと約束した。昼過ぎに枚方を出れば良いので、DVDプレーヤーのデータ整理をしながら、NHK杯の将棋、谷川vs佐藤戦を見ている。相振り飛車である。流行の戦形なのだろうか??亀山では第二工場が昨年8月から稼動し、今月から更に生産ラインが増えて、更なる増産体制に入ったと聞いた。現場にいる友人に詳しく聞いてみたい、と思っている。
2007.01.21
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私は26年前に共通一次試験を受験した。今のセンター試験とは下記の相違点がある。A)当時は国公立大学の受験者だけが受験したが、今では私立大学の受験生も受験している。B)当時は全員が5教科7科目を受験したが、今では科目を選んで受験している。受験生の履修科目漏れの問題は受験に必要な科目しか受験生が履修したがらない。また、高校は多くの合格者を出したいために生じたのであろう。私は文系であったが、数学・化学・生物を受けた。数学は8割出来たが、理科は半分もできなかった。履修漏れを無くすために全教科を受験させるべきだ、と文部科学大臣が言ったらしいが、昔の受験生の苦労と受験生の国公立大学ばなれが起きた事を思い出して欲しい。私は経営学部に入るのになぜ理科が必要なのか理解できなかった。私が受験した神戸大学経営学部第二課程(夜間部)は定員60人に対し、受験者が55人しかおらず事実上無試験になったのだった。現行制度は過去の反省の上で、出来たものだ。その経緯を理解しないといけない。改めなければならないのは、高等学校の教育指導要領であろう。というか高校は義務教育ではないのだから公立・私立を問わず、何を教えるかは現場の判断に委ねるべきだ。それと今は英語のヒアリング試験を行っているようだが、止めるべきだと思う。私のようにアデノイドという病気によって先天性難聴の受験生には不利益だからだ。
2007.01.20
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柏手(かしわで)は拍手とは違う。昨日も神社で昼食を取り、参拝した。神殿にニ拝二柏手一礼する。手を合わせて柏手を打つと、パンパンと音が境内に響いた。肩や手に力が入りすぎているとパチンパチンという音しか出ない。ときどき老人が見事な柏手を打つのを見る。やっぱ作法やコツがあるのだな、と見ていたが、昨日自分で、思いがけず柏手を打つコツに気付いた。
2007.01.20
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○自転車販売店も店舗の位置によって売れ筋商品が異なっている○中国から完成車・部品をコンテナで受入れ、それを各店舗からの注文に応じて配送している。中国製品の品質の良さ、付加価値の高い商品を生産されている事に驚かされる。○一輪車の出荷数が多い事にも驚かされる。私は昨年末より、某物流会社の倉庫に勤務しています。そこでの主たる仕事は、某自転車販売チャーン店の物流を請負っているという業務です。チャーン店は120店舗以上あります。関東圏以外の約80店舗への配送を行っています。で、私の家の近くにもその店があるので行ってみました。その店舗の品揃えを拝見しますに、自社のPB商品(つまり私の職場から配送されている物)は全商品の約6割です。電動駆動型の自転車とか有名ブランドの自転車もあります。でも自社PB商品を売る方が利益率が高いであろうと思われます。店舗の位置によって売れ筋商品が異なるのです。例えば私の家の近くは新築マンションが多いので、子供向け商品の扱いが多い。高級住宅地に近い店舗は付加価値の高い商品がよく出るし、所得の低い人が多い地域へはママチャリの出荷が多い。それと全地域にいえる事は一輪車の出荷数が多いことだ。店で価格をチェックすると一台4千円前後なのだが、乗っている子供を見た事がないので意外でした。
2007.01.17
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例の某新聞社経済部記者の曰く「今のままでは、どんどん派遣ばっかりになっていって東北や職のない地方から集団で人集めをしている。地方も個人も流動化して日本社会はどうなってしまうんでしょう?派遣業法を緩和して、労働の自由化を政府は進めたけれど、間違いだったとは思いませんか? このままでいいと思いますか」私は「田中角栄さんの日本列島改造論で、公共事業でインフラを作れば、東京への一極集中はなくなるってのはもう過去の話で、安い労働力を求めて中国に企業は工場を作ってしまう。亀山はそれを阻止するための大きな実験室なんです。しかしシャープは中国にも2ヶ所工場を立ち上げいて、製造技術が確立し採算性の下がっている部分はどんどん中国に移して行っています。もしですよ、日本の法人税率が40%に戻ったら、亀山から生産設備を中国に移して、非正規雇用の連中をバッサリ期間満了で切るでしょう。企業が自らの将来を予測できないがために、正社員の数を減らしているんでしょう」と答えました。○雇用リスクの回避労務コスト削減のために派遣を利用している、と世間では思われているが一概にそうも言えないのが実情だ。例の某新聞社経済部記者は、シャープ人事部門から「一人一月36万円を一次請負会社に支払っている」と聞いたそうだ。おそらく事実に近いであろう。だとすれば、シャープはホンダやトヨタみたいに期間工を自前で募集しなかったのだろうか?さすれば労働者は中間搾取がないから、手取りが増えて優秀な人材を安定的に確保できたのではないか・・と思うだろう?だけど、そうではないのだ。亀山工場が立ち上がったのは2003年であり、派遣労働者を受け入れ始めたのは03年8月からだった。その時点では3年後の必要な労働者の数をシャープ自身が予想できていなかったのだ。また生産設備には投資しても従業員寮を自前で建設したりはしなかった。労働者の募集・採用・管理を外注することによって、生産の増強に邁進したのだった。正社員を採用せずに一次請負会社を社員を採用させ、手足となるコマを派遣で集めた。その意図は雇用リスクの回避にあった、と私は想像している。○ドミナント・デザイン自動車業界と薄型テレビ業界の違いは、ドミナント・デザインが確立されているのが自動車業界。それが確立されていないのが薄型テレビ業界と私は理解している。ドミナント・デザインとは、基本的な仕様とも言うべき物だ。薄型テレビは液晶だけではない。プラズマも電解SEDもある。EL(エレクトリック・ルミネセンス)がディスプレイとして実用化されたら、液晶の時代は終わる危険性が高い。って事は液晶の天下はいつまでか、わかんないのだ。シャープは1兆円もの投資を行ったが、その莫大な設備投資を減価償却ができるかどうかはわからないのだ。トヨタのような将来に向けて着実な発展の青写真を提示できる・・とはいかないだろう。とはいえ、薄型テレビ業界の中でシャープは現在最も有利なポジションにあることは確かだろう。○派遣会社による中間搾取一次請負会社は派遣会社にカネを払い、派遣会社は人を集めて現場に送り込み、労働者に賃金を支払っている。長時間労働させられても36万の半分以下の手取りしかもらえなかった、という人は少なくない。しかし一次請負会社や派遣会社のピンハネが多すぎるとは一概に言えない。私は平成11年に某派遣会社が経理を募集していたので、面接に行ったら、営業をやってもらえませんか、と言われて入社した事があった。派遣業法や派遣会社の手の内を知っている。一般論としては、派遣会社は長期の場合25%、短期なら33%位は中間搾取しないと採算が取れないのだ。派遣会社の営業・現場管理のスタッフの給与、スタッフに社会保険を加入させたら半額を負担せねばならない。また入れたスタッフが現場になじめず短期間で終了してしまった場合、骨折り損のくたびれ儲けである。また亀山のように多人数の寮を用意せねばならない場合、先行投資は大きい。敷金・礼金は契約者が派遣会社であるから全額負担する。また家賃や水光熱費もそのスタッフが80%以上の出勤率で稼動した場合、一部を会社が負担する契約になっているのが常である。また送迎バスをチャーターする費用も発生する。かかる諸経費を勘案すると25~30%を抜いても仕方がないのである。派遣会社としては、優秀なスタッフを現場に送り込み、長期にわたって稼動してもらう事で収益を上げる事ができる、というのがまともな派遣会社の在り方なのだ。○悪質な派遣会社とは長期雇用を前提とした派遣の場合、試用期間が終了した時点で、社会保険加入手続をするのが常道である。しかし、社会保険加入手続をせずに2~3ヶ月でスタッフを辞めさせてどんどん回転させれば、利益が上がるなどという会社があるのだ。そういう悪質な会社は賃金の前借制度がある。スタッフは国民年金・国民健康保険に加入もしていないのが多い。受入会社や現場のリーダーにすれば熟練度の低いスタッフをコマとして使わされるのだから、たまった物ではない。
2007.01.16
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塩野七生女史によるローマ人の物語が完結しました。これを読んで思いますに、ローマは蛮族によって滅ぼされたのではなく、ローマ人は周辺諸国から人も文化もどんどん容認・吸収して大きくなった。けれど豊かになった事によって、元々のローマ人に勤勉の精神やバイタリティが失われて、ローマ社会が属州出身の人たちによって運営されるようになっていき、やがて元々のローマ文化が希薄化し消滅した・・と私は理解しました。すると今後、日本社会も同じベクトルへ動くのあろう、と予想するのです。近い将来、日本は看護師や介護労働者として外国人を受け入れざるを得なくなる。または老健施設を沖縄にでも作り、そこに外国人介護労働者を受け入れる特区を作る。それを生命保険会社などが運営し、日本の企業もそれに出資する。その企業を退職された方およびその親族を優先して受け入れる・・などという事になる・・と私は予想するんです。日本人も外国人も老いも若きも優秀な人は同じ割合で存在していると私は思っています。ただ企業と労働者の意識が変ってしまった。会社が共同体ではなくなってしまったために、日本人全体が刹那的な判断をするようになったのではないでしょうか。つまり若者が現場でまじめに仕事を覚えようとしない・・のは会社がその見返りとして彼らの将来を保障できなくなった反動だと思います。
2007.01.16
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朝、極楽湯枚方店に行き、髪切処でカット(たったの千円)してもらい、湯に入りました。極楽湯は午前10時に開店します。開店直後に行ったのが大正解。店長にカットしてもらえるし、サウナも混んでいなくて快適でした。午後1時まで楽しみました。午後4時過ぎから8時過ぎまで新聞記者の方にいろいろお話を聞いていただきました。後日シャープ本社へ取材に行かれるとの事です。論点は多岐に渡りました。○亀山の諸問題(請負会社・派遣会社にも色々ありますが、中には中間搾取の大きな悪質な会社がある。)○日本では年功序列賃金が崩壊し、終身雇用がなくなった。このため私のように前の会社での経験が活かす事ができず、派遣社員を続けている人が増えている。会社や現場を替わるのは良いとしてもスキルの蓄積ができないのでは、いつまでたっても年収300万円以下から抜け出せない(私の05年の年収は311万円、06年は250万円以下)○東京ではコンビニも吉野家も中国人パートがすごく多い。経営者に取材すると日本人より彼らはずっと勤勉だ、という。では日本人の労働意識は何故変ったのだろうか仔細に書けば長大な量になります。今夜は眠いので、続きは明日以降に書いてゆきます。
2007.01.14
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あったらいいな。金のなる木に打出の小槌・・・ドラエモンの世界である。だけど実際には存在しない。金のなる木とは、[科名]ベンケイソウ科[和名]フチベニベンケイ、という植物である。その育て方はこちらをご覧下さい。島根に住む弟の嫁の実家は200坪の庭があり、園芸好きの親父さんがいっぱい盆栽などを作っている。鉢の数は千を超えているらしい。わが家にも島根から頂戴した鉢がいっぱいある。その中に金のなる木もある。縁起物として結納のお返しに貰ったものであるからわが母は大事に育ててきた。わが家に来て7年になる。母も園芸マニアであるから、どれもすくすく育つ・・のであるが、金のなる木は冬は家の中に入れないといけない。成長するたびに大きな鉢に植え替えてきたが、今では鉢を動かすのは私か弟である。つまり大きくなりすぎたのだ。金満家のたぬきねいり先生の御殿は屋上に温室を作り、スプリンクラーや人工太陽を設置し、冬でも朝顔が咲いているという。しかし・・である。温室の大きさは有限であるし、趣味に注げる時間も限られている。大きくなってしまってからでは手間がかかるのでおじゃるぞよ。わが家は築21年、私が大学生の頃に立った家だ。亡き父は園芸マニアだった。多くの庭木を植えた。が・・槙と黒松は蟻に根をやられてダメになった。柿やきんもくせいは巨大化するので、毎年剪定しないといけない。藤棚も美しいが、夏には枝打ちが一苦労だ。庭を造るのは良い。苗木を植え、最初の数年は眺めているだけで楽しみだ。が10年後の苦労を想像することはしないのが人の常である。かわいいからといって仔犬を買う人がいる。しかしその犬が天寿を全うするまで面倒を見れる人は少なかろう。自分の親や子供でさえ、できない人が多いのだから。
2007.01.14
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母とテレビを見ていた。医療保険のCMが「お医者さんの審査なしに誰でも入れる」と言っていた。母はもと日生の営業主任である。「あれはな、病気の治療・入院には何にも保障してもらえへんのやで。ケガと死んだ時だけや。私みたいに肝機能障害とか老人性白内障、おまえの糖尿病とか保障の対象にならへんのや。お医者さんの審査なしに入れるって言うのはそういう意味や・・けど世間の人は考えもせんと入ってしまうんやろな」ご尤もである。
2007.01.13
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私はアメリカは早くイラクから撤退すべきだ、と昨日まで思っていた。しかし今日その認識を改めた。日経ビジネス(1/15)p.12にジョン・グレイLSE教授が下記の理由により、アメリカはイラクから撤退する事は出来ない、と論じている。--- 引用開始 ---ワシントンではイラクの「ベトナム化」が声高に論じられている。だが実を言えば、2つの戦争の間には共通点は少ない。 ベトナム戦争の場合、アメリカが撤退できたのは、ベトナムが世界経済の中で極めて小さな存在だったからだ。それゆえアメリカは手を引いてもそれ以降はあまり大きな負担を背負わずに済んだ。それに対してイラクは石油産油国ゆえにグローバル経済の極めて重要な役割を果たしている。その分撤退に伴ってアメリカが背負う負担、言葉を換えれば負の遺産は比べ物にならない。 もう一つ決定的な違いがある。ベトナムではアメリカが撤退しても統治能力を持つ共産主義政権があった。しかしイラクにはないのである。 現地のアメリカ軍が撤退すればイラクは確実に分裂し、周辺諸国の代理戦争の場になる可能性が高い。--- 引用終了 ---筆者のジョン・グレイ氏はLondon School of Economicsの教授である。イギリスはアメリカと同じく国際的な石油資源企業がある。ブッシュ氏・チェイニー氏は共に石油関連企業のオーナーである。上記の論説はブッシュ氏の立場に近いと私は思う。だが基本的にグレイ氏の指摘は当たっていると私は思う。では、日本はどうすべきか。私の意見を述べよう。日本は表面的には対米追従しつつも、中国・ロシアとの関係改善を図らないとマズイ。日米同盟の空洞化はアメリカ自身に拠って進行すると思われる。日本は原子力発電や天然ガスの利用、石炭燃焼時の脱硫化技術など石油に依存しないエネルギー技術を磨いてきた。メタンハイドレード利用の実用化とか核融合発電原理の解明とか、常温超伝導・燃料電池など世界をリードし得る脱石油技術に国を挙げて取り組むべきである。省エネ技術で世界をリードすることこそ、物づくりの国の使命でなかろうか。原油価格について述べたい。天然ガスの価格から考えて1バレル45ドルを超えるはずはないというのが専門家の意見である。原油価格が一時的に高まっても、それによって代替資源の利用が進み長期的には下がるはずだ。石油危機になるから日本も増強派兵しなければならない、などというウソに騙されてはいけない。
2007.01.13
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私は今、京都府八幡市内里にある運送会社に勤務しております。昼飯は会社の休憩室には喫煙者が多いので、外で食べることが多いのです。2キロほどの所にマクドがあり、ドライブスルーでマックチキン2個を買いました。、近くに、内神社という由緒ある神社があります。その入り口のベンチで持参した麦茶と食べました。ついでに神社にお参りしました。別に信仰心がある訳ではないのですが、田園の中にある鎮守の森には、心休まるものを感じずにはいられません。有名な石清水八幡神社は内神社から3キロほどの所にあります。が、バイクをとめようにも、駐車禁止だらけでダメですな。寂しい地元の人だけに愛されているそういう神社が好きです。
2007.01.12
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わがブログの読者から思わぬメッセージを頂戴した。某新聞社の記者から、私が以前在職した現場に関して、雇用問題(非正規雇用・偽装請負・多重派遣・労働基準法違反・派遣業法違反・労災飛ばし・・)の取材をしています。ぜひ直接、話を聞きたいとの申し入れがありました。基本的には取材に協力する旨、回答しました。いつお会いするかは、まだ約束していません。
2007.01.11
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里見香奈さん(14才)が将棋LOT決勝3番勝負の緒戦を制した。私の期待通りの快進撃だ。昨年末に2局負けて勢いが落ちたのか?と思ったが、急所ではしっかり勝ってくれた。難問山積の将棋界である。女流棋界も久しく強力新人が出てこなかっただけに、これは楽しみだ。いかなる業界もスターが出ないと盛り上がらない。全体としては落ち目の将棋界であるが、だからこそ里見さんには頑張っていただきたい。迎え撃つ矢内女流名人(25)もファンが多い棋士で活躍してもらいたい。女流名人位はぜひ初防衛を期待しています。
2007.01.11
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本体に電源を入れると、ウィー・・とかハードディスクからか音がする。これはヤバイ・・、代替機を購入し環境を作ってから今の本体のディスク交換するべきか?とか考える・・とにかく今の環境をバックアップする方策が必要だ。明日PCの店に行くとしよう。かくて、しばらく使えませんのであしからず。追記(11日)起動して数分で異音が消えると状態です。まだ黄信号ってとこでしょう。ただ早めに手を打たないといけません。この週末に購入店に相談に行きます。
2007.01.10
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メジャーリーグ 入札制度を考えるという菊地 靖氏の記事を読み、大いに賛同した。「ポスティングシステム(入札制度)は、日米間の“金銭トレード”といえる」というのが主旨である。ここは菊地氏に全面的に賛成する。菊池氏は、日本の野球界衰退につながるから反対しているのに対し、私はポスティングシステムは選手にとって不利だから反対なのだ。私は日本の球団が得るカネが大きすぎる、と思う。FAになってからメジャーに行った松井よりポスティングシステムで行ったイチローの方が年俸が低いのは解せない。ポスティングで入団した選手はメジャーでは新人とみなされて6年間はそのチームの支配下にある。またポスティングで独占交渉権を取られているので、FA選手より不利な条件にならざるを得ない。そこが問題だ。ポスティングの選手もFA選手同様3年で再FAに成る権利を認めてもらわないと、独占交渉権が高騰してしまうし、日本のプロリーグが南米諸国のリーグ同様に3A扱いされてしまう。その事に日本の野球界は反発する気概はないのだろうか。西武は60億円、阪神は30億円近いカネを貰ったが、貰いすぎではないのか?行きたい選手は行けばよいし、日本のプロ野球のレベルが下がったって、WBCで優勝できるんだからスゴイではないか。囲碁界よりずっとスゴイ。どこでプレイしようが日本人が活躍するのを見て喜ばないファンはいないだろう。
2007.01.03
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さして読ませる記事もないわがblogが2万アクセスもしました事、御礼申し上げます。さて、明日からまた仕事でございます。今晩は早く寝ねばなりません。それにしても私の正月は退屈なものでありました。田舎へ帰る必要もなく家でのんびりゴロゴロしておりました。しかし一年前は寒い寒い亀山から帰る事が出来ず、バイクで神社へお参りしたら、帰りににわか雪に降られて風邪を引いていたのでした。それに較べればラクをしていると感謝したいのでした。しかし、明日も寒そうやな・・
2007.01.03
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ヤフー碁で打ち初め。1勝1敗だった。その1敗が問題である。終局時に死に石を指定し損ね、白が大差の勝ちと表示された。黒の私はそれに同意してしまった。(-_-メ)石葉で計算してみると、私の12目半勝ちではないか!! あれいつの間にそんなに勝っていたのかなぁ。不思議な碁だ。 つぶやき棋譜による総譜再生
2007.01.01
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結論からいうと、基本的に上昇基調にある。日本の企業収益は過去最高を更新しているのだから、後述の不安材料が爆発しなければ上がるはずなのです。10月下旬から11月中旬に下がったが、12月になると買いが入って高値で終わった。この理由はアメリカのファンドが11月末に年度締めをし、12月中に決算をするために毎年起こる現象なのだ、と某ファンドマネージャーが言うのです。その流れからして、1月は横這いもしくは少し上げだろうと。だけど、急激に上がるという雰囲気もない。景気が良いとか拡大とか政府は言うけれどこの5年間、国民総給与所得はマイナス4%。大企業も役所もリストラやってもらいましょってんで、内需は強くない。しかし高級車の輸入量は増えてる。高額の退職金をもらった人がよく買ってるというから、どこの世界の話じゃ・・と思うけど同じ日本の話らしい。懸念材料は、アメリカの景気後退・中国も部分的には引き締め政策・中東で紛争が起こって原油高になる・・などの危険もある。だが原油高は多分ないと思う。最大の懸念材料はアメリカの財政赤字・貿易赤字が大きすぎ、中国の外貨準備高が昨年11月に1兆ドルを越えてしまっている事だ。中国政府が人民元切り上げを決断するか?に注目したい。アメリカからアジアに資金移動が起こっている事は確かである。中国・韓国などの株には私は手を出していないが、既に上がりすぎなのか?これから一段の上げがあるのか・・は見物だ。
2007.01.01
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新年あけまして、おめでとうございます。m(__)m本年も宜しくお願い致します。とは謂え、正月は 死への旅への 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし、と一休禅師が言われた通りであります。良い年にしたい。するもしないも己次第であります。ともあれ、我は他力に生かされている、との感謝を忘れずに生きていきたい。さすれば大きく悪い方へは行かずに済むのではないか? そうあってほしいと願う小市民でございます。
2007.01.01
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