梅林庵

< 新しい記事

新着記事一覧(全6645件)

過去の記事 >

2012年11月18日

Y兄の花

カテゴリ：日記

平成24年11月18日(日)
　午前6時前起床。金曜日夕方からの爆飲旅行がたたり、疲れていたのでしょう。起床が遅くなりました。終日晴れ。
　午前中、チェーンソーを回しました。コンクリートの取り付け道路に置いてあった雑木を玉切りました。これらは来年の冬に燃やすことになります。焚きつけのセビンタも整理しました。車庫の中が綺麗になりました。妻に言われ、植えたエンドウの支柱を作りました。僅かのことですが、人に言いつけられての作業は面倒です。昼前になって、隣のS兄が来ました。私がJのKやんに切ってよいと言われていたクヌギの大木を、1本欲しいというのでした。シイタケのコマを打つらしい。切るのなら今だよ、ということで私が大きいのを倒しました。1ヶ月枯らしたあと製木する予定です。その時はまた手伝います。

　午後、本を読みながらトリニータ－サンガ戦をチラチラ見ました。4対0で完勝。次は23日にジェフと対戦です。これに勝てばJ1昇格です。
　夕方になって、三余館へ行きました。市美展に出した父の画を引き取るためでした。大きく重かったです。この展覧会には、散髪屋のマスターも出展していました。彼のは蒲江・屋形島を背平山から見下ろした風景でした。いい感じでした。下は父の自画像めいた作品です。

　一昨日、KのY兄(私の集落では年配の人に「〇〇兄（にい）」という親しみを込めた敬称を用いることがあります）が死にました。私の地区の自治会長をしていました。梅雨入り前、西瓜の敷き草を刈りに行く途中に遇いました。その時は水田の畦草を始末していました。稲作は楽しいといいました。サラリーマンをしていた時は要領が悪く、ちょっと偏屈な感じがするとの評判を耳にしていました。退職しての彼は、大げさですが憑きものが落ちて、優しい人に感じました。昨日が葬式でした。私が熊本に酒飲み旅行中だったため、妻がが会葬しましてくれました。彼女もY兄とは面識がありました。息子さんの挨拶は概ね次のような内容とは妻の弁。｢不調を訴えて受診したときは膵臓ガンが転移し手がつけられなかった。それからの1ヶ月あまり、家族は最後の時間を共有しようと努めた。あっという間に逝ってしまった。家族の目から見て父はとてもチャーミングでした、魅力的な男でした｣涙ながらの言葉に家族の絆を感じたとのこと。
　今日の写真は玄関に飾った生花です。Y兄の葬儀に献花されたものです。香りが強い。合掌。