平成25年10月13日(日)
未明の時間、池波正太郎のエッセイを読みました。フランスとベルギーの旅です。このところ、本が進みます。コーヒーを淹れる時間も惜しいです。
肌寒い朝でした。午前6時過ぎ、少し着込んで家を出ました。今日は別府湯けむりマラソンでした。途中、コンビニでおにぎりを買いました。妻も私も2つ。これが朝食でした。高速道路を北上。別府向け。津久見を過ぎて陽が昇りました。
高崎山の西側に回り込みました。由布・鶴見両岳が美しい。
幾つかトンネルを抜けると別府です。紅葉の始まった鶴見岳が、青空に映えました。別府インターで高速道路を降りました。県道11号(九州横断道路)を西に向け走りました。羊腸の道を登っていくと、ロープウェーの別府高原駅があります。ここから山頂駅まで、標高差800mを10分で結びます。往復1,400円です。土曜は夜間営業をしています。別府と大分の夜景が美しいです。冬は霧氷を見ることが出来ます。観光名所の一つです。今日はスルー。
通り越してすぐ、左手、志高湖に折れました。到着は午前7時半。1年ぶりの湖畔は相変わらず美しかったです。周囲2kmの彼方此方は柴が綺麗に刈られていました。キャンプを楽しむテントが方々に張ってある。白鳥形のボートが浮かび、ガチョウや生の白鳥が浮かんでいました。湖面に近づくと、真鯉・緋鯉が髭のついた口を開けて餌をねだります。その数多し。桟橋の袂に鯉の餌の自動販売機がありました。100円。
レストハウスのある駐車場に車を止めました。クヌギの実が落ちていました。
妻は10時スタートのウォーク3.5km。私は11時に10マイルの号砲。記録は1時間16分。この大会、4回目です。今回が自己ベストでした。一気に下り、上ってくるきつい8kmの周回コースでした。下りを控えめに走ったことと、上りの練習を積んだことが奏功しました。気分がよかったです。写真はゴール前の私です。
この大会、参加者に温泉入浴券が付きます。日本一の湯量を誇る別府です。市営温泉をいくつも有しています。入浴料は100円。今日はそれがただになりました。浜脇温泉に入りました。湯船に浸かり、痛さに飛び上がりました。乳首がとても沁みました。絆創膏を貼り忘れていたのでした。
午後3時前、ホテルへチェックイン。取るものも取り敢えず缶ビールのプルトップを引きました。うまいっ!カープの試合をテレビ観戦。圧勝でした。これで気分をよくしましたが、馬は不如意でした。
夕方、繁華街へ出撃。妻の要望で焼き鳥。北浜の「鳥巣亭」へ。丁寧に焼かれた串を生ビールで流し込みました。久方ぶりのデートです。1軒だけで収まる妻ではありません。ハシゴと決め込み、ほろ酔いで席を立ちました。焼き場の若にいい案配だったというと、外まで見送ってくれました。立ち話になり、彼の出身が佐伯の蒲江・西野浦ということが判りました。Kという名前でした。
次は、ネットで調べた大衆酒場を目指しました。しかし2軒とも満員。残念でした。ぶらり歩いて「すが野」に入りました。暖簾をくぐって妻曰く、この店、来たことがあるわ、Kさんが来県したときよ、覚えている?確かに。私はナメロウ、妻は揚げ出し豆腐と煮込み。燗を2本つけてもらいました。魚は鮮度抜群。日本酒は西の関でした。飲み始めて、恰幅のいいカップルと相席になりました。二人とも30代でしょうか。三重県伊勢市から旅行とのこと。今日は湯布院を、明日は阿蘇・高千穂の由。晴れ予報でした。よかった。いい旅を祈ります。
〆はワインだわ、という言をいれました。「バルバ」に突っ込みました。妻はパスタと赤、私はブルーチーズと白。グラスワインはともかく、チーズの方はなかなかのものでした。カウンターから厨房の奥が見えました。小柄のお兄さんがリズムのいい切り盛りをしていました。妻があれこれを訊ねると、いちいち応じてくれました。小気味がよかったです。
ホテルに戻りました。〆の〆を、ということになりました。テナントに蕎麦屋がありました。暖簾をくぐり、妻はとろろ蕎麦、私は燗を1本付けてもらいました。いい気色になりました。
今日の一句
志高湖に鶴見岳映えて秋の往く
泉都練りああ美味しいと妻が言い
浜脇に乳首の沁むらん蠱惑泉
今日の写真は別府駅前通りにある果物屋の看板猫です。見とれ、思わず撮りました。
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