平成25年12月1日(日)
午前3時起床。外気温3℃。晴れ時々曇り一時雨。
昨日、書き忘れていたことを。菜切りが切れ上がりました。妻が別のものを使いはじめて気付きました。それを含め2本、菊一文字の薄刃を1本、有次の出刃、土佐の刺身、ステンの3徳、併せて6本、研ぎました。上仕上げを施しました。面が鏡になりました。これ、快感です。「あなた、鎌もいけないのよ」2本が錆びて態なしになっていました。これは、私のせいでした。過日、芋を試し堀したとき、蔓を切って、そのままその場に忘れたのでした。雨ざらしはいけません。黄みがかって、かわいそうな姿でした。こちらは天草の自然石を使い、刃を立てました。椿油を塗り、倉庫へ戻しました。ついでということで鉈も。いい感じになりました。試しに新聞を切ってみました。カッターのようにはいきませんが、スーッ。この鉈、居間に置いています。薪ストーブの焚き付け、杉のセビンタを細かく割る際に使います。ちなみにセビンタとは、製材するときに出る端材です。丸太から角物を切り出すとき、外側、弧の部分は不要となります。そのことです。
閑話休題、第19回日本一・水車マラソンin本匠のハーフを走りました。午前5時、ご飯を腹一杯食べました。板チョコも1枚。家を7時過ぎに出ました。車で天下の清流番匠川を遡りました。山梨子の辺り、川の葦が冬枯れ、茶色になっていました。朝日に映えて綺麗でした。里山もクヌギを中心にその色に染まっていました。照葉樹とのコントラストがいい感じでした。
レース結果は1時間36分台。まずまずでした。往路がゆったりとした登り。復路はそれを戻ります。前半、足に乳酸のたまっていくのがわかりました。先週の疲労が残っているのかなと思いました。折り返してスピードを上げました。15kmくらいから左足に攣(つり)りそうな違和感。無理をしてはいけないと思いました。少しペースを落としました。5人ほどに抜かれました。2週間続けてのレースでしたが、いい練習になりました。それにしても、清流を楽しみながらのこのコース。風光明媚、山村の風情が至る所に。なかでも谷あい、川面の美しさは絶佳です。そこここに小集落が点在します。住まいの人たちが応援してくれました。○○さん頑張れ、私を見知った人の励ましがありました。嬉しかったです。9時半スタートですから、空気が凛として気持ちよかったです。途中、クヌギを切るチェーンソーの音が、道の直ぐ上に聞こえました。ここは椎茸が特産です。
ゴール後、トビ賞の発表ボードに目が留まりました。私のゼッケンNoがありました。賞品はこれでした。
会場に着いたとき、炊き出し準備の最中でした。猪鍋もありました。地元婦人会の心意気なんでしょう。嬉しい計らいです。
レース後、その大鍋は、こんなになっていました。
走る前、ご当地キャラクター「ホタッピー」にツーショットをお願いしました。聞くところによると、中は素敵な女性とのこと。会ってみたいな。おっ、右奥の女性は、某紙記者だ。
ここは中山間地です。当然、農産物が美味しい。よもぎ餅や栗ご飯を売っていました。
妻にその餅と菜の花弁当を買って帰りました。有名になった雪ん子寿司も入っている。
ポン菓子の無料配布がありました。地元建設会社のサービスでした。社長自ら機械を扱っていました。今日のこのために購入したんでしょう。新品でした。会社の軒先が会場なので、何かできることはないかと考えての仕儀なのか。何とも粋です。もらおうと、人が列をなしていました。社員が、出来たてをニコニコしながら配っていました。この計らいもよいです。
真っ直ぐ帰宅。シャワーを浴びました。走る前、股にアロエクリームを塗ったのですが、その効果はなし。温水が沁みました。乳首のカットバン、剥ぐときに毛をむしり、痛かったです。着替えて、再度市街向け。会社近くの駐車場に車を止めました。時間がないのに、佐伯のランドマーク、城山の麓を歩いてみました。山際は日本の道百選に選ばれた武家屋敷跡が続きます。そこを文化会館の方へ。
櫓門は江戸時代の建造物です。ケヤキ造り。
猫がいました。声を掛けたら擦り寄ってきました。よく鳴きます。瞳がエメラルドをした雄でした。よく肥えていました。撫でたら、気持ちよさそうにしていました。飼い猫かな。
おっ、のれんは掛かっていないのに、なんだか気配がする。つね三の戸を引いてみました。親戚に宮参りがあり、その祝いをしているとのことでした。それじゃーということで、折角だから一杯もらおうか。神の河をやっていたら、こんなのが出てきました。サービスです。職人の味です。これから大衆酒場へ突っ込もうというのに、腹が膨れました。
その店は二八萬石です。
店内の様子です。午前11時から夜の10時まで営業しています。飲み助にはたまりません。土日、昼からやっている大衆酒場はありがたい。ちなみに水曜日が定休です。
二階に座敷が幾つもあります。いつも宴会の会場はここになります。今日のそのことは、あれこれ差し障りがあり、書くこと能わずです。カウンターに座り、飲み直しました。丁度、大将たちが新調した暖簾に差し替えているところでした。真新しい、折り目のついたそれは、店の感じを締める気がします。いいものを見ました。ぶんご太郎の1升をキープ、キムチ奴で流しました。
午後4時前、妻に迎えを頼みました。帰宅して、録画しておいたラグビーの早明戦を観ました。国立競技場が満員でした。大学スポーツはいいです。早稲田も明治の学生もOBも、羨ましい。何せNHKの全国中継なんだから。そう思い、箱根を走る大学の関係者もそうだわな、とひとりごちました。母校がテレビに出るのは、さぞいい気分でしょう。地方大学出身者は、正月にちょっとだけ悔しい思いをします。こう思うのは、私だけかな。
今日の一句
清流に駒打ち響き鹿の鳴く
弁当に心込めたる山菜の
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