梅林庵

平成29年3月27日（月）

　午前4時起床。晴れなるも薄く霞んだような日和でした。肌寒かったです。

　月曜日は週替わり、ボードミーティングと役員会が交互にやって来ます。後者は今年最後でした。私、この仕立ても仕事の一つです。数えたら今日が22回目でした。それが終わって終日ハンコ押し。山のような稟議書でした。この時期です。仕方ありません。急いだものが多いです。而して中におかしいのが混じります。印鑑をポンポンつくわけにもいかず、時間が掛かりました。案の定、差し戻し案件あり。午後遅くにセクションの管理職会議。退職する上司が丁寧な労いの言葉をかけてくれました。身に余るとはこのことです。

　サラリーマンにとり、3月は異動の季節です。弊社は社長交代を控え、今年の人事は5月1日付けに発令予定。隣にあるO社は先週に内示がありました。先日も書きましたが、そこに勤務、薪ストーブ仲間のkusuhito氏は九州の小京都日田に転勤。ということで今夜、2人だけの送別会をしました。会場は勿論つね三。

　鯵フライを頼んだら、終わったとのこと。つね三は昼も営業します。鯵寿司5貫とごま出しうどんセットがランチの人気メニューなんです。ちなみに値段は4/3ラーです。当然、小鰺を使います。今日は繁盛したのでしょう。

「ミックスなら出来るよ」

「じゃーそれを」

　出てきました。甲烏賊と鮃のフライです。これはいい。冷酒に切り換えました。kusuhito氏は獺祭純米大吟醸、私は出羽桜の純吟。何れも生酒です。スイスイ入りました。

　鮟肝、タコカラの写真は割愛。写真は穴子天。向こうの緑は春菊です。天汁の味も相まって格別。

　サービスがありました。鮃と鯖の握りを2人にそれぞれ2貫ずつ。大将からの餞でした。前者にそそられ、写真を撮る前に食べてしまいました。何せ、天然大鮃の縁側でしたから。カウンターのショーケースにそれが証拠です。

　大将が

　ということで写真は握りの鯖。締めていないものを食すことの出来る幸せ。

　杯盤狼藉。写真はゆったりのkusuhito氏です。薩摩隼人の酒よいです。あれこれの話に花が咲きました。彼とは20歳ほど年の差があります。共通点は先に書いた薪ストーブオーナーともう一つ。学部は異なりますが、大学の同窓なんです。理学部。学生時代はアメリカンフットボール部に所属、ディフェンスだったとのこと。アメフトはオフェンス11人、ディフェンス11人ということを知りました。今はスリム、サブスリーのマラソンランナーですが、当時は80kgあったそうです。微醺を帯びて「永遠の幸」や「都ぞ弥生」を口ずさみ始めました。いい男です。お元気で。

　彼は締めにごま出しうどんを食べました。

　あー飲んだ飲んだ。この調子、一応2合です。つね三、今日も有り難う。

今日の一句

我彼に渭城の朝雨尽くせ酒

今日の写真は届いたオーディオフェアの案内です。