梅林庵

Friday, July 5, 2024

　午前3時起床。快晴。

　散らかった書斎に加賀豊彦（新潮現代文学76、フランドルの冬・夢見草）を手に取りました。珈琲が美味しい。さてと、朝ジョグに出かけるとするか。とその時でした。勝手口にニャー。オビでした。おい、どうした？先日戻ったばかりじゃーないか？猫カリをあげました。写真はそれを食べて満腹、ゴロリの図です。彼の左前足、見る度、不憫この上なしです。

　トラが杣夫の足下からオビを眺めやるの図。

　ん？何か文句あるか？byオビ

　いや、なんでもありません。byトラ　目をそらすの図です。

　さて、今日は中部地方に出張です。明日の午前から午後に掛けての仕事です。今日は移動日。午前、東九州自動車道を北上、大分空港向けになりました。写真は別府・鶴見岳の北側に広がる緑です。うーん、緑と青空をして夏本番の様相です。このあたりは別府の市街地を見下ろす高台を高速道路が走っています。それを隔て、写真の反対側には、立命館アジア太平洋大学があります。学ぶ学生の半分が留学生と聞いたことがあります。余談です、世界報道写真展の巡回がこのキャンパスで行われていましたが、今年はないと風の噂に。残念です。

　大分から名古屋セントレアへの便は小型のジェットを使用です。この機に搭乗。あっという間に到着しました。

　中部国際空港は大都市名古屋の空玄関です。到着すると、早速、名物味噌カツのキャラが出迎えてくれました。

　空港で昼をしたかったのですが、レストランの類はインバウンドの皆さんで混雑。列が出来ていました。仕方がない、市内に向かおうか。名鉄の準急で金山に移動しました。到着、改札を出て、いきなり噎せ返るような空気。暑いなぁ、名古屋は。

　さてと、何を食べようか。折角だから名物のひつまぶしをいってみようか。スマホで鰻の店を検索。歩いて1分のところにある「三福」がヒット。突っ込みました。

　老夫婦の切り盛りする、カウンターと小上がりが一間の小箱でした。女将さんに聞くと、創業70年だそうです。杣夫の生まれる前からやっているぞ。ご夫婦は2代目。ハンサム、映画俳優と言っても過言ではないのがいい感じでした。おっ、出てきました。

　ここのそれは釜のまま、ということで釜まぶしと呼ぶんだそうでした。鰻は少し焦げを入れてあり、パリッ、ザクッとした食感がありました。メニューの裏に食べ方が書いてあり、その通りにしました。うん、美味い。さすがです、伊達に四半世紀を3度も経ているわけではない、そう独りごちました。

　お腹が落ち着きました。午後3時前、某ホテルにチェックイン。明日開催の某団体パーティーに備え、出席者名簿をチェック。名刺交換に備えました。

　午後5時を回りました。勤務時間は終了。

　今回の名古屋入りを知ったブロ友・nkucchanが是非一献、誘ってくれていました。勿論二つ返事。午後6時前、ロビーに着いたよのメールがありました。エレベーターで下ると、おおっ、懐かしい。写真は後ろ姿をパチリ。いいなぁスリムで。

　久闊を叙し、夜のまちに出撃。といってもまだ陽の残る時刻でした。案内頂いたお店は「とん八」。おでんがメイン、実直そうな親爺さんが一人でやっていました。

　美味そうなタネです。名古屋ではこれを関東煮というそうです。

　こちらは真っ黒のそれです。

　nkucchanがスイスイ、慣れた感じで注文。先ずはこれが出てきました。揚げ物もするんだ、このお店は。瓶ビールで乾杯、これをつまみました。

　次いで黒いおでんを注文。杣夫はスジを一等とします。うん、美味い。

　これが出色でした。里芋、中まで味の浸潤。グーでした。

　もう一軒、いってみようか、そう言いながら、次の店の空きを確認。タクシーで移動、「サンセリテ」というこじゃれた雰囲気、フレンチ系に突っ込みました。

　お通しは小さな赤カブでした。ロゼの泡を注文。

　ボトルが空になり、追加で白を頼みました。グラスの向こうにnkucchanの顔がいい感じです。

　午後9時前でしたが、もう一軒行こう。すかさずTELで予約。その背中を見ながら、勃然、そうか、彼はブログ名「名古屋B食倶楽部」の開設者だったんだ。その人物にまちを案内、深い味わいのある店で馳走になるのは冥利に尽きます。ということで、締めはもんじゃという言葉の背中について行きました。ここに突っ込みました。木村屋、有名店のようです。

　店内に数多、色紙を飾ってありました。壁を覆うばかりの枚数でした。次の写真は当てを選んでくれるnkucchanです。

　飲み物、彼はハイボールでしたが、杣夫は日本酒で攻めました。

　玉子納豆が出てきました。

　もんじゃが鉄板に広がりました。これを小さなヘラでちびちびやるんだそうです。これ、杣夫は性に合いませんでした。ちまちまは勘弁。大きなヘラで掬ってさらに移し、箸でそれをつまんでパクリ。

　これも出てきましたが、満腹で食べること能わず。

　あー飲んだ飲んだ、いい気色になりました。午後11前頃だったかな、ホテルへ戻りました。写真はnkucchanからの頂き物です。杣夫の妻へと小箱を。右は今夜の眠り薬にと。なんと、山崎の12年でした。楽しい夜を有り難うございました。またいつかきっとね。

　今日の写真は絆創膏です。先日、膝を擦り剥いた折り、nkucchanがいいのがあるよと紹介してくれました。しかし、それを知りませんでした。そのことを覚えていてくれ、上のお土産と一緒、手渡してくれました。重ね重ね有り難うございました。自転車で転んだ折り、擦り剥いたら重宝しそうです。

Saturday, July 6, 2024

　午前5時起床。スマホで新聞各紙をチェック、「ながら日経」を聴いて朝シャワー。昨晩の酒精を洗い流しました。今日の会合・パーティーは午前10時40分からでした。受付の始まる10時丁度に会場へ。それからの40分が名刺交換のチャンスです。弊社の売り込みを兼ね、初対面の方々に挨拶。午後1時前、乾杯。ホテルの大箱に400人近くがアトラクションと料理を楽しみながら懇談。挨拶できなかった人たちとさらに名刺交換。幾人かとは意気投合、長話になり、食べたり飲んだりはあまり出来ませんでした。

　午後2時過ぎ、セントレアに向かいました。ネクタイを外し、上っ張りを脱ぎました。あー疲れた。空港に着いて、喉が渇いたな。ここのラウンジはビール飲み放題と聞いていました。しかし、場所が判らず、保安検査場を通過して、やっ！しまった、そこが検査場の外だったことを知りました。写真は午後4時過ぎ、搭乗口近くでグビリの図。嗚呼、生ビールが美味しい。

　ここは海上空港です。沖ゆく船に見とれました。その一隻、コンテナ船です。どの港向けなんだろう。外国かな。ロマンを感じます。見入って、このまま蒸発、どこか遠くへ行きたいな。

　名古屋から大分までは1時間足らずの飛行時間。あっという間でした。天気がよく、大阪市内、明石、鳴門の大橋がよく見えました。次の写真は高速道路・大分市付近からの九重連山です。この山塊を見ると、大分に戻ったの感ありです。夏山シーズンだな、暇になったら登ってみようかな。

　午後8時、家に到着。遅い晩ご飯は茄子とオクラの揚げ浸しでした。いい色合いです。

　これを抜栓。昨晩お世話になったnkucchanが恵送の甘露でした。少しシュワッ。

　一息ついてプロ野球の結果をチェック。やっ！今夜も竜にいじめられているぞ。ったくもう、何やってんだ、下位のチームに。禁玉さん、首位いじめしないで金満を懲らしめてよ。

　今日の写真は妻への土産・赤福です。