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2001.12.05
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カテゴリ: 江戸時代を知る




 平戸藩主が、栄達を求めて得られず、四十七歳で隠居してから、八十二歳で没するまで。というと、半生記のようだが、当時の世相、本所という地域を描くことを主眼としている。
 挫折し、もう望みが叶わぬなら、と隠居してしまい、結局は早すぎる隠居を悔やむ気持ちがよくわかる。
 書名の「鼠小僧」の方は、もう一つの柱、というよりも、当時の世相を描く材料の一つ、という感が強い。
 盗みに入られた大名さえも、鼠小僧をそれほど憎悪していなかったらしいのが興味深い。
 松浦静山の著した「甲子夜話」は、書名は聞いたことがあるだけなので、是非一度読んでみたい。





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Last updated  2005.04.01 21:03:38
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